福井県の郷土玩具として「越前竹人形」があります。
水上勉氏の小説として知られる「越前竹人形」が昭和の時代に芝居や映画化されて全国的に知られるようになり、今で言う町おこしの一環として土産物として売られるようになって、職人も増えていったようです。
そんな越前竹人形の協同組合が2月25日にオープンさせたパン屋さんが、今日紹介する「山里ベーカリー 浪漫竹(ロマンチック)」です。
私は一昨日紹介した丸岡の「リーノ(LINO)」でランチを食べた後、次の目的地に向かうために道を走っていて偶然見つけたお店です。
新しいお店のようで、かつ駐車場の係の方がいたので、ここは人気店では?と思い入りました。
駐車場の係の方が順番待ちの札を渡してくださいました。その時点で6組待ちでした。
待っている間にネットで調べてみると、「食パンブームの仕掛け人」として知られる岸本拓也氏がプロデュースしたお店のようです。
岸本拓也氏プロデュースのお店としては石川県では「高級食パン専門店 おい!なんだこれは!津幡店」や、昨年秋に閉店になっている金沢にあった「乃木坂な妻たち」など、奇抜なネーミングで知られる高級食パンのお店が有名ですが、現在は多数が閉店していて高級食パンブームが終焉!?とか言われています。
越前竹人形の協同組合がなぜパン屋さんをやるようになったのでしょうか?新型コロナウイルスの影響で観光客が減少したことから、他のビジネスに活路を見出すつもりなのでしょうか?しかし、「竹」にかけた店名ですが、奇抜でユニークなネーミングのお店が多い岸本拓也氏にしては平凡な店名ですね。
お店は、トレーラーの上にコンテナハウスを乗せたものです。
店内のインテリアは派手でした。「越前竹人形」とおうことでかぐや姫?のイラスト。
そして高級食パンのみが売られているのかと思いましたが、高級食パン以外にも何種類かありました。
個人的には、ちょうど季節だったので竹の子を使ったパンなどあるかと期待しましたが、それはなかったです。
パンはどんどんと焼きあがっていて、多くのお客様が来ても大丈夫そうでした。
では、買い求めたものを紹介します。
こちらは「バタークロワッサン(280円)」。
半分にカットするとこんな感じです。
バターがたっぷり使われていて美味しいです。
こちらは「ビーフカレーパン(300円)」。
半分にカットするとこんな感じです。
それほど辛さは感じませんでしたが、牛肉がたっぷり入っていました。
こちらは「塩パン(140円)」。
半分にカットするとこんな感じです。
越前竹人形の協同組合の新しチャレンジが成功することを願っております。ご馳走様でした。
山里ベーカリー 浪漫竹(ロマンチック)
福井県坂井市丸岡町上久米田63-1
TEL 0776-68-1414
11:00~16:30(商品がなくなり次第終了)
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