今日の話題は「ふるさと納税」について。
皆さんは「ふるさと納税」をしたことがありますか?
同じ税金を納めるのであれば、返礼品をもらえる方がうれしいといったことから人気になっていて、各自治体が知恵を絞って地元の「ご当地グルメ」や特産品などを競うように設定、PRをしています。返礼品はやはり食べ物が人気で、その土地土地の特産品を中心に人気を集めているようですね。
私が住む小松市も当然やっているわけですが、令和3年のデータでは全国順位583位、石川県内順位8位という結果でした。
ちなみに2022年で石川県ふるさと納税金額ランキングの1位は金沢市、2位は輪島市、3位は白山市でした。
さて、この「ふるさと納税」は、個人にとって節税効果があるということがミソですが、私は「ふるさと納税」を一度もしたことがありません。
理由として大きいのは、他の自治体に「ふるさと納税」すると、逆に住んでいる自治体(の住民税が削減されるから。私自身が住んでいる小松市に税金を納めるほうがいいと思うからです。
地方出身のかたが東京や大阪など大都市で働き、生まれ故郷に「ふるさと納税」するならいいのですが、縁もゆかりもない自治体に納税することに対して個人的には疑問があります。もちろん、災害などで被災された地域に寄付といったことはいいと思いますが、私はそんな時は「ふるさと納税」ではなく、会社を通じてや個人として直接寄付をするようにしています。
あと、控除の対象期限末の年末になるとTVでもふるさと納税に関するCMがバンバン流れていて、仲介サイトがこれだけCMを打てること自体が仕組みとしてあやしい、おかしいと思っていることも利用しない理由として大きいです。
調べてみると、「ふるさと納税」の返礼品の割合は30%以下、仲介業者に支払う手数料は最大でも20%と決められているようですが、どうも納得できません。
個人個人の考え方によって、「ふるさと納税」を利用するのもしないもの勝手ではありますし私の考えが古いかもしれませんが、疑問に思うことはやらないことにしています。
コメント
コメント一覧 (2)
するさと納税する人は悪くないと思いますが、背後に色々な利権が絡んでいるかもしれないですね!?
私も賛成です。
納税は地元の自治体が基本です。
今でもそうですが、目的が返礼品と、その分の実質的な減税ではないかと思っています。もちろん、純粋にその自治体を応援したい方や、ふるさとに貢献したい方もいらっしゃるでしょう。
国の制度設計ミスだと思っていますの