「ミシュランガイド北陸2021 特別版」で2つ星を獲得している「すし処 めくみ」。
石川県内では、言わずと知れた名店。予約がなかなか取れないし、お値段も超一流なので、私は6年前に行ったきりです。汗
そんな「すし処 めくみ」の大将がプロデュースした鮨店が金沢港いきいき魚市場内にオープンしたと聞いて出かけてきました。
そのお店の名前は「立喰い鮨 優勝」。なんとも大胆な店名です。
金沢市にある「居酒屋87」と東山「鮨やしち」などをやっている八七産業という会社が手掛けているようです。
ランチタイムのみの営業で「立ち食い」スタイルです。
「立ち食い」ということで気軽に安価に!といったことを打ち出しているのでしょうが、私はブログでも何度か書いていますが、「立ち食い」は都会の地価が高いところがやることで、地方ではあまりいいとは思っていません。
11月のいいお天気の日、事前に予約を入れて向かいました。予約は1時間を3つに区分けして各40分間刻みとなっていました。
金沢港いきいき魚市場は、加能がにの季節で賑わっていました。
「立喰い鮨 優勝」は、その一角にお店を構えています。
メニューは基本4千円のおまかせのみ。この日はこんな内容で、握り9貫と玉子が付いていました。
ネタは地元産が半分ぐらいで、あとは他の地域で獲れたもの、特に北海道産が多いですね。
「すし処 めくみ」といえば、素材のこだわりがすごくて、その最上のネタをさらに科学して最高の状態で提供してくれますが、使う部位は限られているわけで、昨今流行りのSDGs的に言えば、もったいないことをしているとも言えます。
そんな意味合いなどを考え、漁業関係のところも含めて協力し合っているものを思われます。
個々の握りは紹介はしませんが、気になったものだけ紹介します。
ネタはよかったです。さすが「すし処 めくみ」の大将がプロデュースしてるというだけあります。ただどの程度彼が関与されているのかはわかりませんが。
ネタはよかったです。さすが「すし処 めくみ」の大将がプロデュースしてるというだけあります。ただどの程度彼が関与されているのかはわかりませんが。
加能がにのメスの香箱はよく混ぜて食べます。酢飯は赤酢を使っていました。
これは美味しかったです。
こちらのイクラも上ものでした。
白海老はさすがのねっとり感。
あと、生の白子を食べたのは今シーズン初。
こちらはネギトロ手巻きです。
〆は玉子で白海老入り、スフレのようで上品な甘みと舌ざわりで美味しいです。
コースには味噌汁が付いていました。
こちらはガリですが、しっかり漬け込まれて少し独特な感じです。
握りは小ぶりで、男性だと少し物たりないかもしれません。
ご覧の追加メニューもありました。
すべて食べ終わっての感想ですが、少し残念だったのは、握りの技術が残念ながらネタに追いついていませんでした。握り寿司として一体感がもう少しあるとより美味しい握りになると思いました。今後に期待です。ご馳走様でした。
立喰い鮨 優勝
石川県金沢市無量寺町ヲ52
金沢港いきいき魚市場内
TEL 090-1390-8787
10:00~14:00(13:20最終入店)
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