先日の観光編で少し紹介した神奈川県湯河原町。

温泉地として箱根や熱海にも近いのですが、山間いの比較的こじんまりとした風情がある温泉地です。

昔から文豪に愛された温泉地として知られていて、夏目漱石・島崎藤村・芥川龍之介・谷崎潤一郎などがこの地で小説を書いています。

今日はそんな湯河原で泊った温泉旅館「湯河原 三輪」の紹介。まずは施設・朝食編です。
湯河原 三輪 (4)

「湯河原 三輪」は、メインの温泉街からは少し離れたところにあります。

途中の道路も狭く曲がりくねっていて、大きな車は少し運転に気を付けたほうがよさそうな道でした。

部屋数17室のこじんまりとした温泉旅館ですが、外観を見てお分かりと思いますが、スタイリッシュな温泉旅館。

設計は東京の「内田デザイン研究所」。インテリアデザイナーとして有名な故内田繁氏が創設したスタジオで、そのため、こちらの温泉旅館はインテリアにこだわった作りになっていました。

毎年妻の母を連れて神奈川県の温泉旅館に宿泊しているのですが、今回の湯河原では「湯河原 三輪」に泊まりたいと前から決めていました。

しかし、普通の部屋は2名での利用となっていたので、今回、3名が宿泊することが出来る唯一の部屋「三輪のスイート」に宿泊することになりました。

生まれて初めてのスイートルームです。1泊2食で支払った一人当たりの料金は過去最高でした。汗
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玄関を入ると目に飛び込んでくるのはバーカウンター。
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チェックインは、こちらのロビーのソファーで行います。
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お茶とお菓子が出されました。

奥の壁がガラス貼りになっていて奥行き感を出しています。
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我々の部屋「三輪のスイート」は、森と山を望む最上階の角部屋。部屋は2つで80平方メートルの広さ。
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手前がリビングスペースで奥の方がベッドルームです。
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両方の部屋に大型テレビが設置されていました。
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ベッドルームから見た露天風呂と外の景色。竹林に囲まれています。
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露天風呂は、うつわ作家の郡司夫妻が焼き上げた釉薬タイルを使用していました。

ちなみにこちらの旅館には大浴場がなく、すべての部屋に露天風呂が設置されています。

温泉については下記のような泉質と効能です。

泉質:ナトリウム、カルシウム 塩化物、硫酸塩温泉
効果:筋肉や関節の痛み、腰痛症、神経痛、冷え性、胃腸機能の低下、軽症高血圧、糖尿病、軽い喘息、自律神経不安定症、睡眠障害、病後回復期、疲労回復、きりきず、皮膚乾燥症など
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スイートルームのアメニティはTHANN。他の部屋とは違うもののようです。
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ドライヤーはダイソン。
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素敵なのはいいのですが、給湯システムなど含めて海外製でデザイン優先。一緒に行った義母は使い方がわからずに水しか出なかったとぼやいていました。

私より若い妻も使いにくかったようで、そのあたりはデザイン重視も考え物ですね。
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冷蔵庫の中のドリンク類はスパークリング含めて飲み放題。
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こちらは部屋に置かれていたお茶菓子です。

食事は3階のダイニングで取ることになりますが、部屋の様子などは明日アップする予定の「夕食編」で紹介します。

食事時間は、一度に集中すると対応できないので、食べる時間が30分ずつずらして決められていました。

夕食は問題なかったのですが、朝食がHPでは8時から10時となっていたので、翌朝早めにしたかった我々は8時に食べる予定をしていましたが、チェックイン時に8時半からと言われ、15分だけ早めてもらいました。どうも朝食開始時間が何らかの理由で8時半からスタートとなったようです。

夕食と違い朝食は純和食。
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まずこちらの旅館オリジナルの「キノコまんじゅう」。
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オリーブオイルで食べさせてくれました。
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「ハーブサラダ」は紫玉ねぎのドレッシングで。
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木箱に入れられて出されたのは、上の方には「出汁巻き玉子」「あさりチャンジャ」「十二庵のがんも」。下の方にはお品書きでは「赤こんにゃく」「アスパラロース巻き」「ちりめんんじゃこ」「帆立南蛮」「沁み湯葉」「自家製ハム」でしたが、私は肉が苦手と伝えてあったので「アスパラロース巻き」が変更になっています。
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「焼き魚」と「長芋西京漬」。
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魚沼産のコシヒカリのご飯と味噌汁。
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上品に漬けられた漬物。
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デザートは「甘酒 ヨーグルトムース」と季節の果実でした。
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食後のコーヒー。

以上が朝食の内容ですが、全体的にボリュームが多いわけではなく、いいものを少量ずつ出され、お腹の膨れ具合もちょうどいい感じでした。

旅のスタートに最適な朝食でした。次回は夕食編です。ご馳走様でした。

湯河原 三輪
神奈川県足柄下郡湯河原町宮上206
TEL 0465-46-6111
朝食8:00〜10:00(L.O. 09:30)
夕食18:00~22:00(L.O. 21:30)



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