毎年恒例の富士山麓墓参の旅。
今年は神奈川県横須賀から始まりましたが、横須賀へは今回生まれて初めて行きました。
さて、11月6日に海上自衛隊創設70周年記念国際観艦式2022が行われています。
我々は、その前に行っているのですが、横須賀に滞在中の1日と少しの時間はいいお天気に恵まれて観光日和。
国際観艦式は創設50周年の2002年以来20年ぶりということで、米英、インド、パキスタンなど各国から艦船が多く横須賀に集まっていて、普段あまり見ることが出来ない船を見ることが出来てよかったです。
お昼過ぎに到着して、ランチを食べ、事前に予約しておいた「YOKOSUKA軍港めぐり」という、こちらの船で横須賀港を45分ほどでひとめぐりするクルーズです。
普段テレビでしか無ることが無い、イージス艦や、
潜水艦などを見ることが出来ました。
案内してくれる船のアナウンスの人の、軽快でユーモアあふれる紹介が面白かったです。大人1人1,600円でした。
そして、横浜の観光ストリート「どぶ板通り商店街」を通り向かったのは「記念艦三笠」。
三笠は大日本帝国海軍の戦艦で日露戦争の日本海海戦で連合艦隊旗艦を務めた戦艦。
1902年(明治35年)3月1日に竣工して、連合艦隊司令長官の東郷平八郎大将の元1、905年(明治38年)連合艦隊旗艦として日本海海戦を戦い勝利を収めたことで知られています。
艦内はほとんどが復元された状態なようですが、現存する世界最古の鋼鉄戦艦なのです。
大きな大砲を間近で見たら迫力がありました。
観覧料金は大人一般が600円でした。
翌朝にホテル近くからバスで向かったのは「横須賀美術館」。
三浦半島の先の方の観音崎公園内にある市営の美術館です。
設計は山本理顕設計工場。地下2階、地上2階建で、海に向かって傾斜しているなだらかな丘陵地にあって、東京湾の入り口を臨む絶好のロケーション。
行った日は雲一つない快晴!素晴らしい景色を堪能することが出来ました。
横須賀ということで、造船技術を活用。角を丸く作った鉄製の箱の周りを、塩害を防ぐためにガラスで包んでいるというユニークな構造でした。
また館内は、空調や自然光を取り込むために鉄の内壁に穴が開けられていて、外に広がる海を眺めることが出来るという素敵な設定で見ごたえがありました。
もうすでに展示期間は終了していますが「開館15周年 生誕120年 猪熊弦一郎展」というのをやっていました。
猪熊弦一郎氏は香川県生まれの画家で、三越の包装紙「華ひらく」や手提げ袋のデザインで知られています。
そして、一旦ホテルまで荷物を取りに戻り、次の目的地に向かうために、JRの横須賀駅までヴェルニー公園のボードウォークを歩いて移動。
ヴェルニー公園は日本の近代化を支援したフランス人技術者レオンス・ヴェルニーに由来した名前の公園。
フランス式庭園の様式を取り入れたバラ園や、ヴェルニー記念館に立ち寄りました。
また、海上自衛隊のヘリコプター搭載護衛艦「いずも」を間近で見ることができました。全長248mもある巨大な護衛艦です。
以上で前半の横須賀編は終了です。
YOKOSUKA 軍港めぐり
11:00~15:00(一時間置きに出航)
神奈川県横須賀市本町2-1-12
TEL 046-827-6616
大人1,600円(45分間)
記念艦三笠
横須賀市稲岡町82-19
TEL 046-822-5225(代表)
9:00〜17:00
横須賀美術館
神奈川県横須賀市鴨居4丁目1
TEL 046-845-1211
10:00~18:00
第一月曜休館
ヴェルニー公園
神奈川県横須賀市汐入町1丁目1
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