石川県は食材や調味料など「食」に関するものは色々揃っていると思います。
日本海で獲れる海の幸、白山麓の山の幸、加賀平野では田畑からの作物など、四季折々を感じさせてくれるものばかりです。
そのような食材は、我々の食卓にも恩恵を与えているわけで、地産地消で献立を組むことも比較的容易な土地かもしれません。
今日紹介するのは野々市市にある食品会社「新屋食品株式会社」直営のレストランです。
店名は「つばきの郷日々」。新屋食品の本社工場に併設されていました。
新屋食品という会社はこれまで全く知らなかったのですが、地元北陸で獲れた海産物や農産物などを使って、大野醤油と能登の珠洲の塩にこだわるなど地元の調味料による味付けを行った食品を製造しているところなのです。
3月に入ったのに寒くてみぞれが時より降り注ぐ土曜日。妻と二人でランチを食べにお邪魔しました。
外観は新しく立派なお店です。
入り口を入ると、会社で作っている食品を販売するコーナーがあって、奥がレストランになっていました。
レストランはなかなか広いスペースです。

セットメニューのお品書き。

日替わりランチメニュー。

こちらは単品メニューとデザート。
このほかにもあって。思ったよりメニューの種類が多いですね。
この中から私が頼んだのは「日替わりランチ(858円)」。
曜日によってメニューが固定されていました。行った土曜日は「サクサクゆば天ぷら定食」。
ご飯・味噌汁・ミニサラダ・小鉢が付いていて、ご飯は大盛も同じ値段。私は普通盛です。小鉢は豆と昆布の甘露煮でした。
こちらの食品会社では、甘露煮などの煮物や海産物の干物も得意としているようです。
天ぷらは揚げたてで、国産丸大豆100%の引き上げゆばを使用していて良かったのですが、出されるまで少し時間がかかりました。
ランチにはドリンクバーが付いています。
妻が頼んだのは「土鍋であつあつにしんそば定食(1,045円)」です。
にしんの甘露煮も製造しているからおいしいにしんだったようです。でもそばはさすがに製麺所製でしょうね?
こちらには小鉢3品とサラダが付いています。

あと、こちらの「たらコロ(72円)」を1個頼んで、半分に割って妻とシェアして食べてみました。
たらも保存食用にこちらで加工されたものを使用しているのでしょう、色合いも濃いめ。
使われているジャガイモは北海道産です。
食べ終わったあと、販売コーナーでこちらの「酒の肴セット(562円)」と「おぼろ昆布25g(308円)」を買っています。
「酒の肴セット」にはいわし旨煮・さんま旨煮・ほたるいかの3種類が入っていて、まさに酒の肴にピッタリでした。
会社の得意分野は煮物・干物なようで、必然的に和食系のメニューが多かったですが、お値段的には納得感のあるお店だったと思います。ご馳走様でした。
つばきの郷日々
石川県野々市市郷2-11
TEL 076-294-2020
11:00~16:00
















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