先日紹介した「魚がし厨房 湊屋」というお店で飲み食いした後、私がよく存じ上げている方のお店「湯島春近」に移動。
「湯島春近」と「おざんざ」については、昔、こちらで詳しく紹介しています。興味のある方はご覧ください。
地下鉄湯島駅のほぼ真上にあります。
こちらのお店のオーナーである荒井さんは長野県佐久市出身。「湯島春近」は、同じ長野の大町市発祥の細うどん「おざんざ」を食べさせてくれるお店で、私は過去に2度お邪魔しています。
いまもお昼は「おざんざ」を食べることが出来ますが、夜の営業が「発芽十割蕎麦」となったわけですね。
お店に到着したのが19:30過ぎ。お客様が3名いらっしゃいました。
お品書きです。
お品書きです。
アルコールは前のお店でも飲んできたので、こちらでは焼酎を一杯だけいただくことに。
最初蕎麦焼酎をお願いしたら、残念ながら品切れ。そこで、こちらの芋焼酎をお湯割りで頼みました。
鹿児島の祁答院(けどういん)蒸溜所という少し難しい名前の醸造元が造っている「野海棠(のかいどう)」という芋焼酎です。
芋の風味がそこそこ強い焼酎で、いい感じでした。
あつまみは、お腹のほうはそこそこ膨れていたのと、最後に「発芽十割蕎麦」を食べないといけないこともあり、軽めのものを一品頼むことに。
「ザーサイ長野漬(380円)」というのがこちらの黒板メニューの一番上に書かれていたので、どんなものかと思って頼みました。
ザーサイの浅漬けですね。普通食べるザーサイはしっかり付けて、色も茶色いですが、こちらのザーサイはきれいな黄緑色です。唐辛子が使われていないので野沢菜のようにさっぱりとした味でした。
そして、こちらのお店に来た目的が、新しく始めた「発芽十割蕎麦」を食べることで私は「せいろ(950円)」を頼みました。
あら塩、我が家でも使っている煎り酒、そしてつけ汁。
最初は、何もつけずに少し。
10割で凄い細切りの蕎麦。そのためでしょうか、最初に一口食べると、蕎麦の風味がすごくしました。なるほどです。
煎り酒にも合いましたね。
量はそれほど多くないので、日本酒をやりながら食べるのもオツなのかもしれません。
「十割蕎麦ですが、これまでの石臼挽き蕎麦粉ではなく、丸抜き蕎麦実を1日から2日冷水に浸し、発芽準備が始まり、機能性食品のGAVA値が40倍近くになるところで蕎麦実を砕き、製麺してお出しする」ということらしいです。
最後はそば湯で締めます。
最後はそば湯で締めます。
この日は、この辺でお開き。荒井さんの新しい門出にエールを送りたいと思います。ご馳走様でした。
湯島 春近
東京都文京区湯島3-47-10
11:20~14:00
17:30~21:00 (お酒の提供は20:00まで)
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