北陸新幹線が福井県敦賀まで延伸されるのが2024年春。
石川県内の新幹線高架化工事は、だいぶ進捗してきました。また、ご覧の小松駅駅の外観もだいぶ完成しています。
この延伸で高架が作られるルート上では、多くの建物などが移転の対象になっています。
今日紹介する「料理 わじま」もそのうちの一軒です。
小松駅から南に線路沿いに徒歩数分のところに前のお店があったのですが、ちょうど新幹線のルートのほぼ真下に位置していました。
そこで約4年ほど前にお店は取り壊されてしまったわけですが、その後、どうなったのかネットを調べてもわからなかったのです。
私は前のお店の時に3度ほどお邪魔していますが、7年前の時はこちらで紹介しています。
今回たまたま情報があり約1年前に近くに新しいお店を立てて移転していることがわかりました。
表からはあまり目立たない作りで、何となくひっそりとした作りになっています。
お聞きすると、ご主人はお店が閉店になった後、3年間ほど伊勢丹新宿の日本料理のお店で再度料理の勉強をされていたようです。
今回、9月のとあるハレの日に伺いました。
コースはこのような感じになっています。
アラカルトメニューもあります。
アラカルトメニューもあります。
電話で予約した時、お聞きすると、コースはボリューム的に満足できる内容だそうですが、今回は量より質でお願いしたら、6,600円のコースで十分だとお店の方がおっしゃったので、それでお願いしています。
結論を先に書きますが、満足度が非常に高かったです。もしかしたらコロナ禍で高級な食材が安く仕入れられるからかもしれません。6,600円のコースでこれほど贅沢な食材を使った料理を楽しめたのでとてもよかったです。
まずは生ビールで乾杯。一緒に出されたのは茶豆豆腐とじゅんさい。酢のものです。
そしてお造り。
これが一人分ですが、多くの種類の魚介が盛られていて、普段あまり口にできないウニもあって満足でした。
こちらは、色々な料理が鮮やかに盛られた八寸的な料理の数々。季節の食材をちりばめられ目でも楽しませてくれています。
一番上は「焼茄子ゼリー寄せ」。その右は「モロヘイヤのお浸し」など。「ドジョウのかば焼き」。中央は「のどぐろ」です。
これだけで相当酒が進みました。汗
そして出されたのが「アワビの肝和え」。適度な歯ごたえのアワビに青さが乗せられ、より磯の風味がして美味しかったです。
食事は、前のお店の時からおなじみの土鍋で炊き上げた炊き込みご飯。
この日は贅沢にウニとアワビ。
アワビを食べるのも久しぶりで超テンションが上がりました。
それまで出された料理でだいぶお腹が満腹になったので、全部食べきれませんでした。残ったのは家に持って帰って翌朝食べることに。
お味噌汁と漬物も出されています。
デザートはブルーベリーのシャーベット。
最後に、飲んだお酒について。生ビールのあとは日本酒を3銘柄頼んでいます。
福井の「梵」純米大吟醸ゴールド、氷温熟成の無濾過の純米酒。羽咋の「遊穂」純米吟醸。そして白山市の「天狗舞」山廃純米大吟醸の3種類です。
どれも食中酒として料理に合って、美味しくいただきました。
あと私はハイボールも頼んでいます。
以上で締めて一人9千円弱。途中でも書きましたが、コスパといい味といい満足するお店でしたのでおすすめします。ご馳走様でした。
※この日はちょっとしたハレの日で。あらかじめ伝えてあったら、少しお店の方がサービスしてくれたようです。
※この日はちょっとしたハレの日で。あらかじめ伝えてあったら、少しお店の方がサービスしてくれたようです。
料理 わじま
石川県小松市土居原町507-1
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