1999年9月まで放映されていたフジテレビの料理対決番組「料理の鉄人」。
「和の鉄人」として山中温泉出身の道場六三郎さんや、美食アカデミーの主宰として金沢市出身の鹿賀丈史さんが出演していた関係もあって、よく観ていました。
そんな「料理の鉄人」に「フレンチの鉄人」として出演していたのが、「フランス料理界のドラクロワ」と称されていた坂井宏行シェフです。
現在は南青山にある「ラ・ロシェル」のオーナーシェフとして知られていますが、白山市にある国際調理専門学校で名誉教授を務めていたりして現在79歳とは思えないほどエネルギッシュに活動を続けていらっしゃいます。
「ラ・ロシェル」は、現在、東京に2店、福岡に1店。前に大阪に住んでいた時に、私の住まいのすぐ近くゴルフショップ「つるやゴルフ」の地下に「ラ・ロシェル」があったのですが、そこはプロデュースのお店で、いまは閉店しています。
現在「ラ・ロシェル」以外、プロデュースや監修として坂井シェフが関わっているところ(ビストロ)は「ILE DE RE(イル・ド・レ)」という店名が付けられているようです。
さて、7月19日オープンのイオンモール白山店1F「グランシェフズキッチン」にも「ILE DE RE(イル・ド・レ)」がオープン。
「和のエッセンスが融合されたフランス料理」を目指しているようです。
今回、帰省中の息子を連れ立ってお邪魔してきました。
メニューは、「グランシェフズキッチン」の他のお店と同じくランチは2,000円と3,500円、ディナーは5,500円のコースのみの設定です(予約で7,000円のコース設定あり)。
「ILE DE RE(イル・ド・レ)」では2,000円のコースには「メニューA」、3,500円は「メニューB」、ディナーは「メニューC(ディナーC)」と名前が付けられていました。
こちらは行った時のランチメニュー。どの程度の間隔で内容が変わるのかはわかりません。
こちらは行った時のランチメニュー。どの程度の間隔で内容が変わるのかはわかりません。
私は「メニューB」のメインが鴨肉だったので「メニューA」を頼むことに。
まず出されたのが「エッセンシャルEpisode1『夏野菜の彩り』」と名付けられた一品。
夏野菜にハモン・イベルコの生ハムが盛られています。ソースは38℃ということで、人肌の温度になっていました。でも、微妙な温度設定ですね。
メインは「本日鮮魚 ラタトゥイユと共に」という名前が付けられていますが、この日は真鯛ポワレ。
フヌイユは日本はウイキョウ、英語ではフェンネルのことですが、パン粉と一緒にかけられていて、またカリフラワータブレはカリフラワーを細かくしたもの、らっきょうなどが、ヘタ紫なすだったかな?などが魚の上下に使われていました。
ソースはアンチョビと何だったかな?のソース。美味しかったです。
出されたバケット。添えられているバターも含めてなかなか美味しかったです。
別にカボチャチップとレタスのミニサラダが出されました。
デザートは、「柔らかなブランマンジェ 季節の果実アイス」。
果実はマンゴー。アーモンド、フルーツが色々と彩りを添えていますね。
妻と息子は「メニューB」を頼んでいます。
こちらには最初に「ゴールドラッシュ冷製スープ」が付いていました。
私も一口もらいましたが、じゅんさいが入っていて、黒コショウの風味が効いた夏向きのスープ。美味しかったです。
「エッセンシャルEpisode1『夏野菜の彩り』」は、「メニューA」と同じです。
メインは「ハンガリー産鴨胸肉のロースト」。
はちみつスパイスを使ったアビシウスという鴨肉の皮目をカラメリゼした鴨のローストで、鴨専用オレンジ風味のソース(カナール・ア・ロランジュ=canard à l'orange)がかけられていて、フランスのお菓子クレープシュゼットが添えられていました。
デザートは「メニューA」と同じく「柔らかなブランマンジェ 季節の果実アイス」です。
ドリンクは私は紅茶。
妻はコーヒー。
息子はアイスコーヒーです。全員バラバラです。汗
これまでイオンモール白山に入っている飲食店を色々紹介してきましたが、私が頼んだ2,000円のコース「メニューA」に限って言えば、これまでのところ一番私の好みにあっていて、コスパ的にも満足できる内容でした。ご馳走様でした。
ILE DE RE(イル・ド・レ)イオンモール白山店
石川県白山市横江町1681
イオンモール白山店1Fグランシェフズキッチン
TEL 076-259-5237
11:00~15:00(L.O.14:00)
17:00~22:00(L.O.21:00)
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