片町から犀川大橋を渡りすぐの交番のところを右折してしばらく歩くと、室生犀星記念館の前にひっそりとある複合施設「Labo白菊」。
くら竹 (2)

ここは元染織工房だったところをリノベーションしています。
くら竹 (3)

室生犀星記念館の側からは、ご覧のような狭い路地と扉を開けて中に入ります。
くら竹 (6)

すると、何もない空間?があり、
くら竹 (7)

さらにいったん外に出ると左側に入り口があり、その中が「鮨くら竹」と「bar露草」が一緒になっているスペースです。ちなみに右側には陶芸工房の「いろどりや」がありました。
Bar 露草 (19)

あとでわかったのですが、こちらは裏口になるようで、表はこちら。帰りはこちらから出ました。

「bar露草」については後日紹介しますが、タレントのMEGUMIさんが女将のお店なのです。

さて、今日紹介する「鮨くら竹」は、前は東急スクエアの裏手にあって、昔、美容室→お好み焼きだったところを改装したお店でしたが、3年ほどで閉め、こちらに移転してきています。

私のブログではこちらで紹介しています

今年発刊された「ミシュランガイド北陸2021」でミシュランプレートに選ばれていました。
くら竹 (10)

カウンター9席のこじんまりとした鮨店で、ランチとディナーの営業。夜は8,500円(税抜)のおまかせのみとなっていました。
くら竹 (13)

まずはハートランドで乾杯。
くら竹 (15)

最初に出されたのは、もずく酢。梅貝とジュンサイが入っていました。
くら竹 (17)

お次はカツオのたたき、酢味噌で。
くら竹 (18)

アジ。ポン酢で。
くら竹 (20)

焼き魚はイサキ。柚庵焼きだったかな?
くら竹 (21)

こちらは何の茶碗蒸しだったかな?汗

ここからが握り。シャリの量が少なく小ぶりです。江戸前風の醤油をつけずに食べる握りで、酢飯は若干濃いめの味付けでした。
くら竹 (24)

最初は「なめら」から。
くら竹 (25)

イカの種類は説明がなかったと思いますが、「みつ川」の三枚おろしで大葉を挟んだ短冊切りで絡めた握りでした。
くら竹 (26)

能登の岩ガキを挟みます。
くら竹 (28)

梅貝。いつも通り、食感がいいです。
くら竹 (29)

さわら。軽く炙って。

甘えび。漬けで余分な水分を抜いているようです。そして甘えびの卵を乗せて。
くら竹 (30)

甘えびのトロっとした食感とうま味がさらに凝縮されているように感じました。
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マグロの漬け。いい塩梅です。
くら竹 (32)

コハダ。締め具合は強め。小ぶりだったからそう感じたのかもしれません。
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軽く炙ったタチウオは梅肉乗せてさっぱりと。
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シャコ。最近、シャコを出してくれるお店が少なくなりました。
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箸休めの水ナス。
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毛蟹とその卵の軍艦巻き。濃厚な毛蟹の卵です。
くら竹 (38)

うなぎはカリッと焼いて。あら塩と酢橘を削って。
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最後は手巻きで、何だったかな?のどぐろの炙りだったかな??汗

少々飲み過ぎで妻ともども記憶が飛んでしまっている。

「みつ川」でも最後はマグロかのどぐろの手巻きだったのですが…。

手巻きは、「みつ川」と同じく下のほうにも海苔をかぶせて巻いてくれてます。

最後の飲んだお酒の紹介です。
くら竹 (16)

ビールのあとはスパークリングと
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白ワインを一杯ずつ。
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そのあとは島根県出雲の富士酒造の「出雲富士」。純米吟醸の超辛口です。
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お次は兵庫県淡路の都美人酒造の「都美人」。純米 Rafale(ラファール)。純米原酒えすが爽やかな飲み口でした。

両方とも純米酒なので、鮨に合いました。

料理6品、握り12貫のこの内容で8,500円(税抜)はお得です。そしてアルコール料金込みで一人12,800円ほど。コスパ的に満足です。

ひっそりとある隠れ家的なお店ではありますが、ハレの日にも、そうでない日の食事にも利用できるいいお店だと思いました。ご馳走様でした。

くら竹
石川県金沢市白菊町3-25
TEL 076-220-6228
12:00~14:00
17:30~22:00
基本火曜休
※Labo白菊の休日に準ずる


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