前に紹介した富山東岩瀬を散策しているときに素敵な建物があったので気になって入ってみました。
富山県氷見漁港で江戸時代より魚商を営む「釣屋魚問屋」が出しているお店です。
外観だけ見ても何のお店かわからなかったので、近寄って中を覗いてみるとカフェと物販のお店のようです。
そこで、小松に戻る前にいっぷくしに入ることにしました。
「つりや」は、昨年氷見に行ったときに「氷見漁港場外市場 ひみ番屋街」の中のお店で白エビや薫製を買い求めたことがあります。
こちらのお店は、カフェと物販、そして一日一組という小さいながらも2階には宿が併設されていました。
店内はご覧のよう。奥はカフェスペースです。
カフェメニューです。
カフェの場合、入口のレジのところでオーダーして席に座ります。
私はのどが渇いたので「無茶々園 温州ミカンジュース(305円)」をお願いしました。
丸ごと搾ったストレート果汁100%ジュースで酸味と甘みのバランスがよく美味しく飲むことが出来ました。
妻は「ハーブティー(700円)」。
トルコ産の「ル・ベネフィック スルタン ソリマン ハーブティー」。高級なハーブティーです。
3種類のフレーバーから選べることが出来て、妻はマウンテンセージ。
ガラス製のカップとお湯が入ったポットが運ばれてきました。ポットのお湯を注いで作ります。
1杯目はまだ色が十分出ていません。小さな茶菓子が付いています。
2杯目のほうが色が出てより味が濃くなりました。
さて、物販スペースは狭いながらも富山県のものを中心に色々な商品が売られていて、前に紹介した「koffe(コッフェ)」のスペシャルティーコーヒーも売られていました。
今回、我々が買い求めたのは、アルコール好きの妻が好きだという「シードル」。りんごのリキュールです。
もっともアルコールの中でも相当な種類が好きなので、「シードル」が特別なわけではないのですが…。
氷見に醸造所がある「SAYS FARM」で2019年に作られた一本。自家栽培しているリンゴと富山産の「ふじ」、そして西洋梨を使った微発泡酒です。
1本2,000円で、シードルとしては7%と少々アルコール度数高め。甘さと酸味のバランス、そしてすっきりとした飲み口、美味しかったです。
あとこちらの「糠いわしアンチョビ(小1,080円)」「かき燻製(950円)」も買っています。。
アンチョビは氷見産の片口いわしを使って米糠と一緒に漬け込んで作られています。塩分控えめで、家に帰ってさっそくアンチョビキャベツを作って食べてみましたが、シードルに合って美味しかったです。
かき燻製のほうは。牡蠣自体は小さな身でしたが、能登産の牡蠣を使用していました。こちらは白ワインに合いました。
東岩瀬エリアにきらりと光るお店だったと思いました。ご馳走様でした
つりや東岩瀬(TSURIYA HIGASHI IWASE)
富山県富山市東岩瀬町120
TEL 076-471-7877
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