金沢駅西口の複合施設にオープンした「クロスゲート金沢」。
色々なグルメに関するお店が入っていて、県内初進出や人気店の新業態のお店などお好みで楽しめるようになっています。
今回、ランチを「ハイアット セントリック 金沢」のメインダイニング「FIVE - Grill & Lounge」で食べ、夕方から「クロスゲート金沢」の店舗2か所をハシゴして周ったので紹介したいと思います。。
まず1件目についてですが、「クロスゲート金沢」のお店の中でまず行きたかったところがありました。
㈱OPENSAUCEが新業態として始めたフードホール「FOODCLUB」です。
行きたい理由は3つ。一つ目は㈱OPENSAUCEがやっているお店だということ。
㈱OPENSAUCEは、金沢片町で「A___RESTAURANT(ア・レストラン)」という実験的なレストランをやっていて、私も一度お邪魔しましたが、なかなか面白い展開をされている会社です。
二つ目の理由は、小松市出身のフォトグラファーであるデザイナーでもある高橋俊允さんの写真がお店に展示されていると聞いたからです。
三つめは、片町にあるミシュラン二つ星の銭屋さんの新業態「(鮨屋)録 ROKU by ZENIYA」の小椀鮨を食べてみたかったことです。
我々は夕方にお邪魔しました。
中央のセンターコア部分に4つのお店がありますね。
そして金沢駅側に大きな窓があって明るい店内。座席数もフードホールなので多くありました。
窓側は太陽光が燦燦と入り込んで暑いくらい?よくわかりませんでしたが、ブラインドやスクリーンなどはあったのでしょうか??
で、我々は高橋俊允さんの写真が飾られている、一番奥のスペースの席に座ります。
イタリアで写したモノクロ写真ですが、雰囲気出てますね。
さて、こちらのお店のユニークなところは、メンバー制フードホールであること、モバイルオーダーと完全キャッシュレス、そしてセルフサービススタイルで運営されていることです。
私は前日に支払いに使用するキャッシュカードまで登録しています。そうすると、スマホからオーダーすると同時に支払いが完了。そして出来上がるとご覧のメッセージがスマホに届きます。
で、各お店にセルフで取りに行くのですが、こちらのフードホールにはドリンク含めて5つのお店が入っていて、個別に取りに行く必要があります。
初めての方でも、机上に置かれている二次元バーコードをスキャンしてすぐにアクセスすることができ、わからない方にはスタッフが丁寧に教えてくれますが、デジタルリテラシーを多少求められることもあって、苦手な人にとってはハードルがあるのではないかと思いました。
まぁ、一つの実験ですね。
今回私が頼んだのは、「録 ROKU by ZENIYA」の小椀鮨の一番安いセットで、「菊の膳(税込1,650円)」。
本鮪、平目、サーモン、ヤリイカの姿造り、味噌汁というセットメニューです。
銭屋さんにとっては鮨は新しい試みですが、小椀鮨とすることでレシピ通りに現場で盛り付けるようにしているのではないかと思います。
値段も抑えられていて、味噌汁も含めて味のほうはさすが銭屋さんと思いました。
妻はシードルで「スリーオークス シードル(税990円)」。南オーストラリア州のクラフトシードル。フルーティな香りで甘さを抑えたシードルでした。
ミニボトルと缶での提供となっていました。
正直なところ、この新しい試みの評価は難しいですね。フードホールなので気軽に飲食できるのはいい点で、新しいシステムも慣れれば便利なのでしょうが、リピーターがどの程度ついてくれるかにかかっているかもしれません。ご馳走様でした。
FOODCLUB(フードクラブ)
石川県金沢市広岡1丁目5-3
クロスゲート金沢2F
TEL 076-255-1516
11:00~22:00(L.O.21:30)
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