緊急事態宣言が出された時、よくTVなどで「接待を伴う飲食店」というフレーズを耳にしたと思いますが、その中に「バー」という名称が入っていました。
ひと口に「バー」と言ってもオーセンティックバーからメイドバーやガールズバーのようなものまでいろいろあります。
調べてみると総務省統計局の日本標準産業分類では、確かにバーはキャバレー,ナイトクラブなどと同じカテゴリーに属していますが、もう一方、風営法の中に「接待飲食等営業」という分類が存在していて、その「1号営業 料理店、社交飲食店」に「キャバレー、待合、料理店、カフェーその他設備を設けて客の接待をして客に遊興又は飲食させる営業」と定義されています。
「接待を伴う飲食店」とは、風営法で定義されるような社交飲食店なのですね。
その影響で、静かにグラスを傾けるところであるオーセンティックなバーまで最初から営業自粛を強いられたりして、とんだとばっちりを受けたわけです。
いまは石川県も緊急事態宣言も解除されて、バーや「接待を伴う飲食店」についても営業時間に関しては元通りになった訳ですが、すぐにお客さんが元のように来るかといえばそうはいかないようです!?
私も解除後、6月6日までは夜の飲食は我慢していました。
今回お邪魔した「バー・エスメラルダ」の中田くんに聞くと、解除した週は久しぶりということで常連客含めてそこそこお客さんが入ったけど、翌週以降は週末はまだしも平日はダメだと話していました。
行った日は6月のとある土曜日の19:30過ぎ。入口には疫病退散祈願のアマビエが。
店内に入ると、早めの時間だったのでまだお客さんはいませんでした。カウンターのイスを間引いての営業です。
お酒がずらりと並んで出番を待っています。
頼んだのは私は解除祝いのシャンパンカクテル「ベリーニ」。
桃の時期のカクテルです。毎年飲んでいます。
妻は、「メロンとシャンパンのカクテル」を頼んでいました。
2杯目はジンベースの「フレッシュレモンのロングカクテル」です。夏向きのすっきりとした飲み口のカクテルでした。
こちらは強い酒が好きな妻が飲んだマルティニーク島産のラム「トロワ・リビエール」。こちらはビンテージものだそうです。
もう一杯は、フランス産のリンゴと栗のリキュール「ル・ビルル」というお酒だそうです。ストレートで飲んでいました。^^;
冒頭にも書きましたがオーセンティックなバーは静かにお酒を飲むので、適切な距離間を保って楽しむ分にはリスクは少ないと思います。
「ウイズ コロナ」の時代に、もちろん基本は変わらないと思いますが、バーはどのように変わっていく必要があるのでしょうか?ご馳走様でした。
バー・エスメラルダ(Bar Esmeralda)
石川県小松市土居原町339-1
TEL 0761-23-1283
月・水・木 18:00~26:00
金・土 18:00~27:00
日・祝 18:00~25:00
※いまのところ6月一杯は24時までの営業です
※いまのところ6月一杯は24時までの営業です
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