小松市は今年12月に市制施行80周年を迎えます。
80年前に小松町が周辺の他の7つの町村と合併して出来たのが今の小松市です。
今年1年間、市では色々な記念行事を行っています。詳しくは小松市のHPをご覧ください。
さて、そんな小松市の南の方のエリアは合併前は粟津村と呼ばれ、その一番加賀市寄りの町が矢田野町。
今日はそんな小松市の最南に位置する矢田野町にある中華料理屋さん「中華料理 錦」を紹介します。
国道8号線がこの先の加賀市に入ったところからバイパスが出来て、8号線は小松市内はほぼ建物がない山側を走るようになりました。
元々は「中華料理 錦」の前の道路が8号線だったころで、いまでも交通量はそこそこ多いと思うのですが、現8号線が出来てからは車の通行量が大幅に減りました。そのため至るところに喫茶店や飲食店が立ち並んでいたのですが、その多くは残念ながら廃業されています。
そんな中、昔から頑張っておられる飲食店の一つが「中華料理 錦」なのです。
なかなか立派なお店です。
地元の人に人気で休みの日になると多くのお客さんが訪れます。
私がお邪魔した2月の連休の日曜日。私が食べている途中に店内は満席になって、順番待ちをする人や帰っていかれた方がいらっしゃいました。
テーブル席や小上がりの席など、そこそこの数のお客さんが入ることが出来て、店内には調理担当の男性の方と、4~5名の女性の人が働いていました。
若い方が多かったのですが、小松大学の学生アルバイトかな?
私は一人だったのでカウンター席に座ってメニューを見渡します。
メニューの種類は豊富でした。
この中で最初に目についたのがこちらのメニューに書かれていた「錦 特製」の冠が付いている「マーラー麺(税込830円)」という文字。
「マーラー」ということで、最初は「麻辣」、つまり酸辣湯麺のようなものをイメージしていたのですが、出されたものを見ると麻婆丼のご飯を中華麺に変えたものでした。
普通に考えれば「あっ!なるほどね!」というものなのですが、私はたぶん麺タイプは食べるのは初めてかもしれません。
まずは写真を写してから、麺と麻婆豆腐を混ぜ混ぜします。
ウィキペディア(Wikipedia)によると「麻辣味(まーらーあじ、マーラーウェイ)は花椒(かしょう、ホアジャオ、中華山椒)と唐辛子による中華料理の味付け。」ということですが、それほど辛さをウリにしている味付けではありませんでした。
ほんのりと花椒の風味を感じるくらいの、一言でいうと「甘辛」という表現がぴったりくるかもしれない味です。
麺の茹で上げ加減は柔らかめ。
途中で温泉卵を割って、中の黄身を混ぜながら食べようと思ったのですが、半熟よりかは堅めでとろ~りという感じではなく断念しました。^^;
今回こちらにはたぶん初めて入りましたが、まだまだ知らないお店やメニューがあるのだと再認識させられたランチタイムでした。ご馳走様でした。
中華料理 錦
石川県小松市矢田野町ヌ-18-1
TEL 0761-43-2818
11:30~15:00
17:00~21:30
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