昨年12月後半。小松駅前は師走ともなると、さすがに賑わっていました。
普段のときは、週末でも寂しい感じがしないでもないですが、まぁ、飲食店にとっては12月は書き入れ時です。
でも、昔であれば本当に年末ぎりぎりまで賑わっていましたが、今の時代、最終の土曜日までで、最終盤はあまり皆さん出ていないようです。
さて、私も昨年末は最終の週末以降はどこも出ずに、出かけたのはその前の週、夜の外食が最後。妻と二人忘年会で「鮨 つばき」にお邪魔しました。こちらへは約4年ぶりです。
話は変わりますが、小松で寿司店といえば、割烹を兼ねたお店が多いです。これは小松に限らず、石川県、いや西日本でもその傾向が強いと思います。
西の方は石川県も含めて関西文化の影響を色濃く受けていています。
西では、東に多くある、いわゆる江戸前の寿司店のような寿司メインでつまみと酒はほどほどというような形ではなく、どちらかといえばハレの日を豪華な料理と酒で楽しむといった使い方がされているのではないかと思います。
「鮨 つばき」もそのようなお店です。
今回、少し遅い時間、といっても19:30ごろにお邪魔しました。
店内、カウンター席には少し空きがありましたが、予約で一杯らしく、我々がお店には行った後何組も飛び込みで入ってきたお客さんがいましたが、大体断られていました。
我々はカウンター席の一番端に座り、まずは生ビールを一杯。
こちらがお品書きです。
こちらも。
コース料理もあって、たぶんそのほうがお得だと思いますが、我々はアラカルトでお願いすることに。
まず出されたお通しは3品盛られていました。
刺身は、こちらで1.5人前です。1人前が1,500円、2人前が2,800円なので、これで2,300円ぐらいでしょうか?
甘えび、寒ブリ、梅貝、イカ、トロ、真ハタの6種類。寒ブリは上品な脂、イカはとろけるような甘さで美味しかったです。
今が旬の「たらの白子」。天ぷらかポン酢が選べますが我々は「ポン酢」です。ちょっとお高くて、これで1,200円です。いまや白子は高級珍味?です。
これは「百万石しいたけステーキ(950円)」。石川県のしいたけのブランドで有名なのは、能登地方で栽培されている「のと115」や「のとてまり」ですが、金沢の方では「百万石しいたけ」が有名です。
バター醤油にガーリックを少し効かせてソテーされていました。軸の方もしっかりと焼かれていて美味しく頂くことが出来ます。酒のつまみに最適でした。
「どじょうの唐揚げ(800円)」も頼んでいます。
最後に握りですが、「おすすめ5貫(1,800円)」でお願いしました。ネタが大きめでそのまま食べられる私の好きな握りでした。
最初は真ハタ。
アジ。
甘えび。
のどぐろ炙り。
中トロの5貫です。
お酒のほうは生ビールの後、小松の野口尚彦研究所の「プレミアムヌーボー(1,200円)」というしぼりたての無濾過生原酒です。
あと黒龍などを飲みました。
以上飲み食いして2人で締めて15,000円弱。まぁ、大体予定どおりでした。
人気店だけあって、おつまみや料理の種類が豊富で、魚介類はもちろん新鮮。お値段もリーズナブルでおすすめです。ご馳走様でした。
鮨 つばき
石川県小松市土居原町206
TEL 0761-27-1896
17:00~26:00(L.O.25:30)
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