石川県内のパン屋さんについては金沢以南のお店についてはだいぶ紹介してきました。
前回、金沢・内灘以北では初めて宇ノ気にあるパン屋さん「菜虫化蝶(なむしちょうとなる)」について紹介しましたが、今日は初めての能登地方のパン屋さんについて書きます。
その名は「月とピエロのパン研究小屋」。
変わった名前ですが、パン好きには知る人ぞ知る超有名なパン屋さんです。
私も、友人・知人の方々がSNS上に何度もアップしているのを見て、前々から人気のお店だとは知っていました。
ここは固定ファンが多いお店ですね。
いつかは行きたいと思っていましたが、中能登にあるお店ということでなかなか行くことが出来ませんでした。
今回、お盆の時に能登まで行くついでに立ち寄ってパンを買い求めましたので紹介したいと思います。
お盆休みの前半はお店がお休みだったので、お盆休み最後の土曜日に出かけてきました。
この辺りは、私にとって本当に行かないエリアで、記憶ではたぶん初めて行ったのではないでしょうか?
お店はカーナビに頼って何とか着くことが出来ました。
途中看板などなかったので、カーナビやスマホのナビを頼りに行かないと、地元の人ではない限りまったくわからないでしょう?
近くに来てやっと、このような印があります。
普通の民家の奥のほうに、例えは悪いですが納屋のような建物を改装してパン屋さんを営んでいます。店名にも「小屋」と書かれていますしね!?
中に入ると香ばしい焼きたてパンの匂いがします。
店内にはイートインのスペースがありました。一緒にコーヒーも楽しめるようです。
了解を頂いて写真を写します。
すぐ奥がパンを焼く場所でした。
長屋さんご夫妻お二人で切り盛りされていて、パンを焼いているご主人は大阪の有名店、ル・シュクレクールで修業されていたかた。自家製培養酵母で作られたハード系パンがウリです。
この日のラインナップです。
ソフト系のパンはありません。パン以外にはスコーンがありました。
メニューを見るとハード系はグラム売りするようですが、我々が行った時は一部のパン以外は丸ごとか、もしくはすでに半分に切られていたパンでの販売でした。お盆時期だったからでしょうか?
我々は、その半分に切られた「パン・オ・フリュイ」を買うことにしました。この大きさでちょうど1,000円でした。
スライスするとこんな感じです。
クルミとドライフルーツなどがたっぷり入っていることがわかります。
噛むと一口でその美味しさがわかります。
そして噛めば噛むほど、色々な味がハーモニーのように口の中で混ざり合い、とても美味しいです。さすがにわざわざ遠くまで買いに来る人が多いのも頷けます。
このスコーンは一個300円で、この日はプレーンとチョコ。2つとも娘に食べられてしまいました。^^;
お店やパンの種類など、山中温泉にある、いま産休でお店が休みですが、山羊パンのイメージと重なりました。
人気のお店なので、逆にこのような交通の便が悪いところの方がわざわざ買いに行く価値が増すのかもしれません。ご馳走様でした。
月とピエロのパン研究小屋
石川県鹿島郡中能登町羽坂2-93
TEL 090-1635-5919
8:00~17:00
火・水曜休(加えて不定休あり)
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