仙台に行くと寿司店に行くことが多いです。
その理由は、仙台の寿司屋はお値段が手ごろなお店が多いこと。そして三陸沖などで獲れた新鮮な魚介を楽しむことが出来るからです。
さて仙台駅の3階には「牛たんすし通り」という、仙台名物の牛タンと寿司を食べさせてくれるお店ばかり10店舗以上が軒を並べているエリアがあります。
便利な場所にあるので、人気のお店にはいつも順番待ちの列が出来ています。
私もこのエリアのお店には過去に何度か行ったことがあります。
今回チョイスしたのは「あさひ鮨 仙台駅店」。
普通、ターミナルにあるお店は味とコスパ的に今一つなところがままある中で、この「牛たんすし通り」にある寿司店については、それなりに満足できるところが多いのではないかと感じています。
こちらのお店の本店は気仙沼にあります。
三陸沖で獲れた新鮮な魚介をウリにしていて、名物は「煮あなご」と「ふかひれ寿し」です。
今回はそちらを目当てにして仲間と二人で行くことに。
お店の入り口で、こちらの「晩酌セット(2,260円)」に目が行きました。
お酒2杯と、おつまみ類や刺身、握りまで付いての2,260円なのでとてもお得なセットだと思います。
店内に入るとカウンター席の一番奥に案内されました。
そちらのほうから写した写真です。
牛たんすし通りには立ち食いの鮨店もありますが、こちらはスペース的にもゆったり座って寿司を食べることが出来ます。
まずは生ビールです。「あさひ鮨」なのでアサヒを頼みます。
2杯目も生ビールにして、今度はエビスにしました。
「晩酌セット」のおつまみで出されたのは、こちらの枝豆と「いかのワタ煮」。
お次に出されたのがこちらですが、お店の外に出ていたのには「気仙沼産サメカツの唐揚げ」と書かれていましたが、サワラの焼魚に変わっていました。
そして刺身と握りが最後に出されます。刺身と握りは、飲んでいる途中だったので、刺身と握りは別々で、握りのほうは出来れも頃合を見計らってもう少し遅めに持ってきてくれたがありがたいですね。
握りは値段からは文句は言えないのですが、まぁ、普通の握りでした。
追加で頼んだのは、この時期旬の「ホヤ」です。
三陸以外では、新鮮な状態を保ったままのホヤの流通が難しいので、なかなか食べることは出来ないのです。
処理する前のものも見せてくれました。見た目はグロテスクですね。
食べてみると、ホヤ独特の臭みやエグ味(渋み)が若干ですがありました。
セットに付いている握りを食べた後、こちらのお店の名物料理も食べないわけにはいきません。
「ふかひれ寿し」です。気仙沼はフカヒレが有名な漁港です。
出されたのはこちらの3貫「姿煮・金糸・煮こごり」。
元祖ふかひれ寿司と言われているのが真ん中の金糸の軍艦です。私はこちらを食べました。
プルプルの食感を残しつつ、甘酢で味付けされて美味しいです。
姿煮はもう一人が食べています。
煮こごりは半分に割って食べましたが、プルプルの食感で、たっぷりコラーゲンでした。
そして「煮あなご」の握り(1貫410円)も頼みます。創業から継ぎ足したタレを使っているようです。少し甘めのタレでした。
この「煮あなご」は、穴子は本店かどこかで煮て処理済みのものを、お店で温めなおしているのでしょうか?イマイチ、穴子の風味がありませんでした。
アルコールのほうは追加でハイボールを頼んでいます。
以上、飲み食いして締めて1万円強。コスパ的には満足です。リーズナブルに三陸の海の幸を楽しめるお店で使い勝手もよさそうでした。ご馳走様でした。
あさひ鮨 仙台駅店
宮城県仙台市青葉区中央1-1-1
JR仙台駅3F牛たんすし通り
TEL 022-722-3326
10:00~22:30(L.O.22:00)
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