金沢市にある港町大野は醤油の街としても有名です。

古くからの街並みが今でも残っていて、幹線道路も狭く曲がりくねっていて、当然、わき道に入ると車一台通るのがやっと。その中に小さな民家が密集している印象があります。

それら民家も空き家が多くなってきて、何となく寂しさを感じる街並みです。

そんな古い民家を改装して3月オープンしたカフェが「こつこつおやつ 凪」です。凪は「なぎ」と読みます。そんな静かな港町の、海に近い場所にあります。

しかしお店の場所がわかりにくいです。私はたまたま小さなお店の表示(看板)を見つけることが出来ましたが、ちょっとわかりづらいかもしれません。お店のHPを見てください。駐車場も少し離れた場所にあります。
凪 (2)

さて、お店は古い民家と言っても普通の民家を改装しています。そして改装と言っても構造的にはほとんどそのままで利用している感じです。

女性の方お一人でやっているようです。了解を頂き店内の写真を撮らせていただきました。

※ご注意:帰ってからお店のHPを見たら写真撮影について以下のことが書かれていました。^^;
お席を立っての撮影、他のお客様が写りこんでしまう撮影はご遠慮ください
また、物販や展示品には作家さんのプライバシーがあります。お手元のお品以外の撮影はご遠慮ください
凪 (6)

1階はこんな感じ。
凪 (3)

2階にも席があります。
凪 (9)

まず最初にドリンク(ドリンクは必須)とおやつ(お菓子)をオーダーして、お金を支払ってから好きな席に座ります。
凪 (5)

おやつ類は自家製で、できる限り国産のもの、さらには旬の素材を使用しているようです。

お店の名前のような、風がやんで静かな時間が流れているような気がします。まったりと時の流れに身を任せて過ごすのがおすすめです。

私が頼んだのは「甘夏のチーズケーキ(税込550円)」。
凪 (15)

濃厚なチーズケーキですが、甘夏の少し苦みのある風味がちょうどいいバランスになっていて美味しくいただけました。

脇には甘夏のジャムが添えられていて、さらに初夏の趣を感じるデザートになりました。

ドリンクのほうは「雪国紅茶(税込600円)」を頼みました。ご覧のかわいいポットで提供されます。2杯分です。
凪 (12)

雪国紅茶とは新潟村上市で作られる日本紅茶で、ちょうど加賀の紅茶のような風味でした。印象としては紅茶と棒茶の間のような味ですね。

妻はおやつは「アールグレイの桜パンナコッタ(税込550円)」で、桜の花の塩漬け?がゼラチンで固められていて春真っ盛りの風情を感じるビジュアルです。
凪 (14)

桜の風味がほんのりと、上品な甘さのパンナコッタでした。
凪 (11)

ドリンクは「凪ブレンド珈琲(税込500円)」です。一杯一杯注文後に豆を挽いてドリップして淹れてくれます。

私も一口飲みましたが、上品でバランスのいいコーヒーでしたね。

グループでワイワイというより少人数で落ち着いてまったりするお店だと感じました。ご馳走様でした。

こつこつおやつ 凪
石川県金沢市大野町7-108-4
TEL 076-255-2327
11:00~17:00(L.O.16:30)
月曜・火曜・8月休み


気に入っていただけたらブログランキング(下のボタン)をクリック願います。
人気ブログランキング