シンガポールからの帰国の便は夜の10:20発。
そこでチャンギ国際空港に向かう前に夕食を取ってから向かうことにしました。
向かったのはオールドシンガポールの街カトン。
この辺りはシンガポールの代表的なプラナカン建築がまだ多く残っているエリアです。
プラナカンとは中国系移民の子孫のことで、19世紀に裕福層の移民たちが暮らすようになり、1階が店舗や事務所、2階が住居になっています。
ところでシンガポールは、標準時の設定が少しおかしくて、本来、日本との時差は2時間ぐらいあってもおかしくないのですが、1時間しか変わりません。
日の出も日の入りも7時過ぎ。そのため19時前でもこのように明るいのです。
こちらの「AlibabaR Hawker Bar」は、名前の通りシンガポールでよく見られる飲食形式のホーカー(日本ではフードコートのようなもの)となっていて、いわゆるスポーツバー。
サーカーの試合をTVで観ながらメインのバーでお酒をオーダーして、周りの料理のお店の料理と一緒に楽しめる形態になっています。
まずはドリンクは、ARIBABAという銘柄の生ビールです。お店のおすすめということでオーダーしてみました。
冷えていて美味しかったです。
料理のお店は中華系アジアン料理のお店「Yong Huat」、ハンバーガーのお店、アラブ料理のお店「Pete’s Mediterranean Grill」、タイキュイジーヌのお店「baan」が入っていました。
ただし、タイ料理のお店「baan」自体は閉店になっていて料理はAlibabaRにオーダーします。
料理はガランガルやターメリックなどの香辛料が効いた東南アジアの麺料理のラクサ(Laksa)料理を楽しめます。ラクサは出汁が普通は肉ではなく魚やエビから取るので私にはうってつけですね。
ちなみに「Yong Huat」は、昔日本のガイドブックでも紹介されたことがあるようで、日本人もよく来店するようです。こちらでは、ホッケンミーを頼んでみました。
これは、中国語では「炒福建蝦面」と書かれていて英語では「FRIED HOKKIEN PRAWN MEE」。塩味でビールのつまみに最高でした。
福建省から移ってきた人たちが食べていた料理らしく、シンガポールでアジアンな味に変化しています。
こちらは「炒鮮蛤果条(果は実際は米へんあり)」だったたかな?
あと「FRIED MEE SUAH」もお願いしました。先ほどのホッケンミーを黒色にしたようなもので、よりコクがあって米台目(BEE TAI BAK)という米で作られた短めの一見モヤシのような麺が特徴です。
タイ料理で頼んだのは「激辛マンゴーサラダ」です。
実は激辛ではないほうをお願いしたのですが、激辛の方が来てしまいました。^^;
でも、これはこれでつまみになりました。
「Pete’s Mediterranean Grill」は今年の2月にアラブ料理ケバブのお店から地中海グリルのお店に変わっています。
でも料理はケバブです。(笑い)
こちらはライスにサラダと平べったいパンが付いたセットメニューでした。
お米はインディカ米で超ロングサイズ。パラッとしていて箸では食べることが出来ません。大きなしし唐はとても辛かったです。^^;
年中真夏のシンガポール。汗をかいて体温を下げるために辛めの料理が多いですね。
あとドリンクは、最初のビールをもう一杯お代わりした後、シンガポールのタイガービールとギネスを頼んでハーフ&ハーフにして飲みました。
一緒に行った人はノンアルコールで、レモンスカッシュだったかな…?
以上飲み食いして一人30S$。日本円で2,500円ほど。やはり地元の人が気軽に来るお店だけあってコスパ的にも素晴らしいですね。
シンガポールのメインの観光地ではありませんが、2度目、3度目の訪問先としてカトンはおすすめではないでしょうか!?ご馳走様でした。
AlibabaR Hawker Bar
125 E Coast Rd, Singapore 428810
+65 6440 6147
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