小松市にある名刹「那谷寺」。一昨年開創1300年を迎えました。
紅葉の名所としても知られていて、秋の紅葉のシーズンには多くの観光客・参拝客で賑わいます。
こちらの写真はむかし撮影したものですが、奇岩奇石に色づく木々の景色など見どころも多く、かの松尾芭蕉も奥の細道の道中にここを訪れて、奇岩奇石見て「石山の石より白し秋の風」という句を詠んでいます。
ただし、今の時期はさすがに観光客もまばらで、今日紹介するお店に行った日は、人気(ひとけ)がほとんどなく寂しい感じでした。
さて、この那谷寺の参道には、何軒かの飲食店が軒を構えています。お土産屋さんも兼ねての営業のお店が多いのかな?
今日はそんなお店の内の一軒「花山亭」で、ランチに小松うどんを食べてきたので紹介したいと思います。
「花山亭」には過去に入ったことがありますが、食事をするのが今回が初めてです。
とても大きなお店で、むかしは観光バスの団体さんが大挙して食事などを楽しんだことでしょう?その名残りかもしれません。
中は1階が半分がお土産を売るスペースで、残りが飲食スペース。2階は座敷になっているようです。
冒頭書きましたが、この季節は那谷寺の参拝客は少なく、平日ということもあって12時半でもお店の中にお客さんはいませんでした。
店内は空調が壊れているのか、ストーブが至るところに置かれていましたが、それでも寒く、自ずとストーブの近くの席に座ります。
メニューです。うどん。そば・丼などがメインです。
メニューは写真入りのもありましたし、お店の外にも写真入りメニューが置かれていました。
お寺の門前といえば「門前そば」が定番ですが、私は最初から小松うどんを食べることを決めていたので、表の看板メニューに「名物 おすすめ」と書かれていた「那谷寺うどん(1,000円)」を頼むことにしました。
「那谷寺うどん」には、那谷寺の名物の「胡麻豆腐」が付いています。この胡麻豆腐はうどんの中に入れても美味しいと言われたので、タレが少なくかかっているものを入れて食べました。
うどんのほうは、山菜ときのこが入ってうどんで、小松うどんのシンボル?となっている小松市のゆるきゃら「カブッキー」の似顔絵が入っているかまぼこ(こちらでは「はべん」とも言います)も見えます。
ご覧のように、店内が寒いので湯気が凄いです。(笑い)
出汁は、そばを基本としているからでしょうか、昆布よりカツオとしょう油の風味がきいていました。
うどんは茹であげ麺を使用しています。まぁ、小松うどんの柔らかい弾力のあるうどんですね。
なお、こちらは小松うどん認定店になっています。
寒い店内で暖かいうどん!体が温まりました。ご馳走様でした。
花山亭
石川県小松市那谷町ユ122-8
TEL 0761-65-2366
8:30~16:30頃
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