関西方面に行くときはJRのサンダーバードで移動します。
しかし、サンダーバード、なぜか私が乗るときに限って運転取りやめや遅延がよくあります。^^;
この日も京都線の人身事故の影響で運転取りやめと遅延が発生していました。
そこで、帰る前にもう一軒入って軽く一杯やることに。
この日は一人だったので、気軽に入れるおでん屋さんということで決めたのが、大阪駅からすぐ近い新梅田食道街の1Fにある「たこ梅 分店」です。
むかし同じ新梅田食道街1Fにある「たこ梅 北店」のほうには一度お邪魔したことがあります。
毎日出汁を継ぎ足し継ぎ足しで作っている「関東煮」がウリのお店です。1844年創業という老舗で難波に本店があります。いまでは「日本一古いオデン屋(関東煮屋)」と言われるようになったと、Webで紹介されているほどです。
さて私がお邪魔した時は、まだ本格的に混む前の時間帯だったので、運よく空いていたカウンターの一番いい席?に案内されました。
「たこ梅」という店名の由来となったのが、コの字型のカウンターで、このカウンターの中の中央に店主が立って、お客様の求めに応じて四方八方へ手を伸ばす様が蛸のようだということから、カウンター形式の店を「たこ○○」と呼んでいたそうです。で、初代の名前が「梅次郎」。そこから「たこ梅」となっているのです。
目の前におでん鍋がありました。そんなお店の特等席に座って食べるおでんはまた格別です。
2つに仕切られているのは、鍋の仕切りの左右で火の強さを変えられるようになっていて、品物や状況に応じて調節しているようです。
サエズリやコロなど鯨を加えた鰹ダシに本店創業時からのダシを継ぎ足して炊かれる関東煮。どのタネも美味しそうです。
頼んだおでんは、こちらはおでん一番人気の大根と、いわしのつみれ団子。
大根は箸を入れるとすぐに切ることが出来るほど柔らかく、仲間でダシがしゅんでいました。
こちらは季節限定の牡蠣。オーダーが入ってから鍋に投入です。
熱々で噛む時注意が必要です。^^;
でも美味しかったです。
オーダーが入ってから仕上げるものは、ご覧のように脇に準備されていました。
私はその中から追加のオーダーをします。
「水菜」と「ねぎま」です。
焼き鳥屋で「ねぎま」を頼めば当然鶏肉ですが、こちらはマグロを使った「ねぎま」。
私でも大丈夫です。
おでんは以上で終わり。アルコールはハイボールを追加でお願いしました。
以上飲み食いして締めて3,500円ほど。とりあえず40分ほど居てお邪魔しました。場所柄か予想より料金がかかりましたが、長年続いてきた老舗の美味しいおでんを食べられるのですから納得の値段です。ご馳走様でした。
たこ梅 分店
大阪府大阪市北区角田町9-25
新梅田食道街1F
TEL 06-6311-3309
平日16:00~22:50(L.O. 22:30)
日祝15:00~22:50(L.O. 22:30)
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