横浜中華街には何度か行ったことがあるのですが、もうだいぶ前のことなので、どんなお店に行ったかも記憶にありません。
福岡に住んでいた時は長崎。大阪に住んでいた時は神戸の中華街にも行きましたが、やはり横浜の中華街は規模や豪華さが違います。
もちろん、ちょっと路地に入れば、何となく怪しそうな?お店もあったりして、エキゾチックな雰囲気が漂っている街です。
今回も退職間近のかたと一緒に送別会的な形もあわせて、少し高級路線のお店をチョイス。
こちら「萬珍樓點心舗」は、飲茶をオーダースタイルで初めて中華街に紹介したお店として有名なようです。
横浜中華街の中でも有名で人気のお店の一軒。さすがに店構えから違います。
今回、萬珍樓點心舗にした理由は、お手頃値段の「ふかひれ姿煮御膳」があったから。
ふかひれは食べたことはあっても、姿煮はいままで経験がなかったから食べてみたいと思いました。
平日の仕事を終えて横浜中華街に移動。石川町駅から歩いてお店に向かいます。
久しぶりだったので中華街の中もぶらぶら歩き、NHKの朝ドラ「まれ」の撮影印と等探しましたが、残念ながら見つかりませんでした。
こちらの写真のような場所だったと思うのですが……?
店内も当然同じような作りになっています。
ピアノや二胡の生演奏もあったりします。
基本、広東料理のお店で日本人にも食べやすい味のお店です。
今回、限定30食ということだったため、事前に「ふかひれ姿煮御膳」を予約してありました。こちらは5千円です。
まずは生ビールで乾杯です。
おっと!最初から「ふかひれの姿煮」が出てきました。姿煮ですが大きさでは排翅(パイチー)ではなく、魚翅(ユイチー)クラスの大きさです。
ゼラチン質の食感が何とも言えないですね。紅焼醤といわれる動物系と魚介系のうま味が混ざり合った不思議な味のスープにとろけるようなふかひれ。さすがに美味しいです。
その後で、前菜盛り合わせとして、これらが出されます。
左下は煮豆と焼鴨と白鶏(蒸し鶏?)でしたが私は食べられません。^^;
あと、くらげと「白菜の酢漬け」「有頭海老のニンニク香り揚げ、揚げ餃子」「海老の紙包み揚げ」がお膳のように一つの皿に盛られて出てきました。
「海老のニンニク香り揚げ」は香ばしくてニンニクの風味も生きていました。
「海老の紙包み揚げ」もこちらのお店の名物のようですが、美味しいです。
そのあとは「豚スペアリブの黒豆ソース蒸し」が出されます。ふたを開けると湯気が立ち上ります。
最後の〆のご飯ものは「小柱入り卵とじ御飯」。
ふわふわの卵でとじられていて、しっかりとしたボリュームです。味は上品でした。
デザートは「ココナッツミルクムース 小豆ソース」。中華っぽくないデザートでした。
お酒のほうは、生ビールのあとは、中華料理には紹興酒ということで、甕出しの「紹興貴酒」を500mlのデカンタでオーダーしました。2,500円です。
2人で飲んだのですが、普段飲みなれていないせいか、意外と酔っぱらいましたね。^^;
以上飲み食いして、2人で15,000円強。一人7,600円くらいでした。
高級食材のふかひれの姿煮を食べられて、他にも色々な料理を楽しめてこの値段は納得です。ご馳走様でした。
萬珍樓點心舗(マンチンロウテンシンポ)
神奈川県横浜市中区山下町156
TEL 045-664-4004
11:00~22:00
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