今日は4年半ぶりに訪れた山中温泉の蕎麦屋さん「手打蕎麦 だんくら」の紹介です。
前回のことはこちらをご覧ください。
前に書いたときは「真新しい建屋」と書きましたが、どうも築80年以上の建物を改装したお店のようです。
12:45ごろにお店に到着。店内には一組だけお客様がいらっしゃいました。他の方は食べられてもうお店を出られたようです。
お店にはご覧の「越前手打ちそば 池田流 岡本道場 師範 岡本康雄」という看板が掲げられていて誇らしげです。
基本のお蕎麦は「外二」。蕎麦10に対して小麦粉2の割合で打たれています。
今回お邪魔したら、メニューに限定5食、それも土・日・祝日限定の「寒〆十割蕎麦」があるということで、まだありますか?とお聞きしたら、ちょうど2人分あるということで、そちらを食べることにしました。「寒〆十割蕎麦」はプラス100円となります。
「寒〆十割蕎麦」とは、丸岡産玄蕎麦を収穫後低温管理して一か月以上雪の中で寝かせ、自然乾燥させた後、石臼で手挽きしている蕎麦のことです。
それだけ手間がかかっているということです。手間がかかった分、蕎麦のうまさが凝縮されるわけで期待大です。
普通、冷水につけてから寒風にさらして乾燥させた「寒ざらし蕎麦」というのがありますが、より寒さにさらされて甘みと風味が増すということなのでしょうね?
私はそんな蕎麦粉を使った「おろしとろろそば(950円)」を頼みました。
とろろは蕎麦にかけられていて、おろしはつけ汁の中にあらかじめ入れられています。お店の方にぶっかけて食べてくださいと言われたので、その通りにして食べます。
まず一口、蕎麦だけで食べます。凄いコシというか弾力・歯ごたえです。
前回食べた外二の蕎麦よりは色が黒っぽかったです。さすがに蕎麦の風味も強いです。
あと前回付いていなかった小皿として昆布と椎茸の佃煮が付いていました。
そば湯も出されます。
妻のほうは「つけとろざる(950円)」です。
つけ汁に大根おろしととろろがあらかじめ入れられています。
まぁ私のとの違いは、つけて食べるか、ぶっかけで食べるかの違いです。
2回目の訪問で寒〆十割蕎麦という、また違った魅力を発見でき、美味しくいただけました。ご馳走様でした。
だんくら
石川県加賀市山中温泉中津原町ハ124-6
TEL 090-8094-3187
11:00~16:00
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