12月に行ったお店の紹介はこの後も続きますが、今回は12月分についての早めの未公開編です。

まず最初は輪島塗の話題から。

輪島塗といえば、石川県が誇る日本を代表する伝統工芸品として有名です。

伝統工芸品というと、高級で高額、そしてアートとして観賞するもの、みたいなイメージがありますが、輪島塗は素晴らしく長持ちする実用品・日用品でもあるのです。

昨年11月18日にテレビ朝日系列で放送された「世界が驚いた→ニッポン!スゴーイデスネ!!視察団」という番組でも輪島塗が紹介されていました。

そこで紹介されていたのは、輪島塗の「輪島キリモト・桐本木工所」さん。

伝統工芸品の世界が保守的な色合いが強いのですが、代表の桐本泰一さんは、輪島塗の業界において色々なチャレンジを行っている方なのです。
キリモト (5)

私も何度かお会いしたことがありますが、とてもエネルギッシュに活動をされていて、いつも感心させられっぱなしです。

番組では「縁が薄くなめらかで優しい口当たりなのに、丈夫で長持ち」の理由を、ご本人が海外から視察に来ていたかたにうまく説明されていました。

我が家では、「輪島キリモト・桐本木工所」さんのところで作られた塗り箸やお皿を使っていますが、今日は番組でも取り上げられていた輪島塗の特徴である「布着せ」と「輪島地の粉」を使用し漆を塗り重ねて仕上げる蒔地技法が使われている「千すじ小福皿(ねず/ベンガラ) 」を紹介したいと思います。
キリモト (11)

この千すじ小福皿は「漆の器でカレーが食べたいという想いから誕生した小福皿」です。
私は、カレーもいいがパスタも食べたい!ということで、パスタを作って盛り付けてみました。(パスタにしたのは単純に家ではカレーを食べないことが理由?)
キリモト

角度によって黒く見えたり、弁柄色に見えたり、食べ物が映えますね。

表面硬度が高く傷つきにくいから、金属のスプーンを使っても大丈夫ということです。

それに薄くて軽いのもありがたいです。
稚加榮 (2)

ちなみにこのパスタは、福岡空港で買い求めた稚加榮の「いかめんたい」を使っためんたいパスタ。生パスタを使って妻が作ってくれました。美味しかったですよ!
キリモト (7)

こちらは我が家でいま二人が使っているお箸です。
キリモト1

金沢にもお店があります。皆さんも一度「輪島キリモト」のものを手に取ってみてください。輪島塗の概念が変わるかもしれませんよ。

輪島キリモト・金沢店
石川県金沢市茨木町56-3
 鞍月舎C-1
TEL 076-254-0058
11:00~18:00
水曜休

お次は、あの日本酒の杜氏四天王の一人で、御年84歳のレジェンド、農口さんの新酒の話題です。

昨年末、年も押し迫った12月26日の夜に我が家にも届きました。

小松観音下町に新しく「農口尚彦研究所」が出来て、そこで作られた初めての酒です。

このお酒はクラウドファンディングで事前に「農口尚彦研究所」投資していたお礼の品の位置付けです。本醸造酒 5,500円コースで限定300名。これで無濾過生原酒の720ml2本もらえました。
農口

なかなかおしゃれなボトルとラベルのデザインです。
農口 (7)

九谷焼の釉離金彩の技法保持者で人間国宝 吉田美統氏が酒のパッケージングを。また大樋焼の十一代 大樋長左衛門氏がアートディレクターとして就任されています。

値段的にはお店で買うよりは高い本醸造ですが一番最初の酒なので価値があるかなと思って投資しました。まぁ、これもブロガーのサガですね。^^;

肝心の味のほうですが、やはり能登杜氏の造る酒でほんのり甘さを感じ、口の中ではまろやかさと芳醇な香りを感じる酒でした。切れも良かったです。
農口 (2)

そして、このようなお手紙入りでした。

農口さんも御年84歳。それほど長い期間酒造りを行うことは出来ないと思います。そういった意味でも貴重なお酒ではないでしょうか?

最後は12月に行った鹿児島の話題。

鹿児島へは沖縄から移動しました。私も初めての経験です。

その日は朝の移動。とてもいいお天気で鹿児島の錦江湾に沿って鹿児島空港に着陸する飛行ルートからは、長時間桜島の雄姿を望むことが出来ました。
鹿児島 (5)

少し噴煙をあげていましたが、雄大な桜島には積雪もまだなく、しばし休んでいるような姿にホッとしました。
鹿児島中央駅 (2)

鹿児島には一泊しましたが、この写真は鹿児島中央駅のイルミネーションです。
アービック鹿児島 (3)

それに今年の大河ドラマは鹿児島の西郷隆盛をテーマにした「西郷どん」。ホテルなどにもポスターが張られ、街角にも色々飾られていました、今年は鹿児島が盛り上がりそうです。

あと、鹿児島といえばグルメ分野ではさつま揚げが有名です。鹿児島では「つけ揚げ」と呼ばれています。

私が好きなさつま揚げのお店は、「玖子貴(きゅうじき)」というお店です。
玖子貴

「玖子貴」については、過去にもこちらで書いていますので、詳しいことはそちらを見てもらうとして、今回買い求めたのは博多駅のマイング博多駅店で、こちらのお買い得品として売られていたものです。バラで買うより200円お得だそうでした。

日持ちがするものではなく、生のさつま揚げで翌日までしか持ちません。さっそく家に帰って食べました。
玖子貴 (3)

「やきもろこし」と、こちらの「葱しお天」、
玖子貴 (4)

そして「ごぼう(というネーミングだったかな?)」が特に美味しかったです。これは期間限定でした。ご馳走様でした。

玖子貴(きゅうじき)マイング博多駅店
福岡県福岡市博多区博多駅中央街1-1
 JR博多駅マイング
TEL 092-483-6077
9:00~21:00
無休

気に入っていただけたらブログランキング(下のボタン)をクリック願います。
人気ブログランキング