小松に「三草二木 西圓寺」という、もともとお寺だったところを改装したコミュニティセンターがあります。
温泉があったり、本堂だったところはカフェになっていたりする施設で、私のブログでも一度紹介したことがあります。
今日紹介します、白山市の「三草二木 行善寺」も同じ運営母体で「社会福祉法人 佛子園」というところ。
理事長の雄谷良成氏は、日蓮宗普香山蓮昌寺の住職でもあり、若いころは青年海外協力隊員としてドミニカに行ったり、最近では、金沢に広い敷地内にさまざまな人が働き、生活できる1つの町「Share金沢」をオープンさせて、テレビ東京のカンブリア宮殿で取り上げられたりしています。
さて、ここはとても大きな施設です。理念として「老若男女、障害のあるなしに関わらずいろんな人が楽しく生き生きと暮らせる町を作る」ということを掲げられています。
ここではあまり詳しくは書きませんが、リンクを張っていますので、詳細はそちらを見てください。
そして、「三草二木 行善寺」の中にも温泉があり、そしておそば屋さんがあるのです。
最初、行く前は建屋の片隅にでもそば屋さんを併設しているのかな?と思っていましたが、とても大きなお店でびっくりしました。
きれいだし、超巨大な液晶テレビなども設置されていて、温泉に入りに来たお客さんが多く利用するのかもしれませんね。
私はこの日は温泉にも入らずランチを食べに来ただけです。
温泉やそば屋さんのほうでは、障がいのある人たちも一緒に元気に働いていました。
お店の名前に「やぶそば」と書かれています。「やぶ」といえば「更科」「砂場」と並んで蕎麦御三家の一つに数えられている有名なそば屋さんです。
有名な「かんだやぶそば」は2013年に火事で焼けてしまったニュースは記憶に新しいと思いますが、いまは新しい店舗で営業されています。
さて、何を食べようかと思いお品書きを見渡すと、大きなお揚げが乗っている「得田のいなりそば(680円)」が目にとまりました。
私も知りませんでしたが、白山市に得田食品というお豆腐屋さんがあるようですね。そちらで作っている大きな油揚げを使ったいなりそばなのです。
ビジュアル的にもいいので、それを食べてみることにしました。出されたのがこちらです。
そばは太いのを細いのを選ぶことが出来ます。私は細いのをお願いしています。ブータン産のそばを直輸入して自家製粉・自家製麺だそうです。
またブータンの蕎麦の実は日本のものより小さいということで、ルチンも多く含んでいるとも書いてありました。
出汁は、関東のそばのような黒い汁。かえしが特徴でかつおの風味がとても効いていました。これは美味しいです。
大きなお揚げにもしゅんでいてよかったです。
あと、こちらの黒いおいなりさんも一個(100円)食べてみました。
おそばのかえしで煮ているのでしょう?甘さが抑えられたおいなりさんでした。
さすが「やぶ」の名前を使うことが許されたお店です。クオリティ高かったですよ!ご馳走様でした。
行善寺(ぎょうぜんじ) やぶそば
TEL 076-275-0616
石川県白山市北安田町548-2
11:00~22:00
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