中国に出張しても、現地で食べるのは、意外に日本食が多い私です。

決して中華料理が嫌いではなく。どうも現地にいる日本人社員が、我々が行った時をねらってかどうかはわかりませんが、このときに日本食レストランで食べたいという意向が働くようです。

また、近年は中国での日本料理のお店も、現地の人がやっているお店でも、それなりに日本人の私が食べても「う~ん」となるような変なところは少なくなってきました。

さて今日は、中国からの帰り、空港内にある飲食店街でランチを食べに入ってお店です。南京祿口國際機場、つまり南京空港の広い建屋の中二階のようなエリアに飲食店街はあります。

主に、というかほとんどが中華のお店ばかりです。和食のお店はありません。
唯一あったのが、日本のラーメンのお店。熊本に本店がある「味千ラーメン」です。
九州を除いては、あまり本州では見かけないラーメンチェーンです。

本店が熊本と言うことで、九州に店舗が多くあって、それに海外展開が他のチェーンに比べて多いというのが特徴なのです。

私が福岡に住んでいて初めてお店に行った当時(2006年末)では国内に113余店舗、海外に153店舗でしたが、いま(2016年月現在)では国内約80店舗、海外690店舗に拡大しています。しかし、日本国内は縮小しているのですね!?

たぶん、エリアは中国や東南アジア諸国で、フランチャイズ展開だとは思いますが、すごい勢いですね。

ちなみに中国では、味千(中国)控股有限公司というところが展開しているようです。

九州なので味の基本はとんこつ。そして特徴としては、「千味油」という熊本ラーメンの特徴である褐色のタレがたっぷりかかっていることです。

こちらのお店はオーダーして、料金前払いでした。

私は、味千ラーメンの原点の味「元祖味千」の「招牌味千拉面(中国メニューでの表記)」。
いわば、日本でのベーシックなとんこつ味の「味千ラーメン」です。人民元で36元。日本円で650円ぐらいです。日本より少し高いくらいです。
もう一人はチャーシューメンを頼んでいました。こちらは42元(740円ぐらい)でした。
味千南京空港 (9)

どうでしょう、味的には。熊本で食べたのが10年以上前なので、味についてはまったく記憶にありませんが、とんこつ自体は臭みも少なく、「千味油」の香りが食欲をそそる味だったと思います。

とんこつの味が中国の人にはウケるのでしょうか?

日本でもあまりラーメンを食べなくなった私ですが、中国で熊本ラーメンを食べるとは思いませんでした。ご馳走様でした。

味千拉面
江蘇省南京市江寧区禄口街道
南京祿口國際機場t2航站楼店
国際線出発チェックインカウンターフロア中2階
TEL 18930123407
無休

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