私は先行オープンした時も行ったことがあり、ブログではこちらに書いています。
今回、オープン後1週間が経過した日曜日に富山に行く用事があり、短い時間、駆け足で開館記念展を鑑賞してきましたので紹介したいと思います。
場所は富山駅からもほど近い富岩運河環水公園に隣接したエリアにあります。
開館1週間後の日曜日の午後、それもいいお天気だったので、駐車場もさぞかし混雑しているのかな?と思っていましたが、新しい立体駐車場も完成していて、順番待ちもなくスムーズに入ることが出来ました。
チケット売り場も行列もなく、休日の金沢21世紀美術館のチケット売り場の混雑ぶりをいつも見ている身としては、少し拍子抜けした感がありました。
こちらの美術館は、近・現代アートの美術館で、特にポスターやチェア(椅子)などのデザイン作品を多く見ることが出来る美術館ですが、今回は開館記念ということもあって、全国の同じ近・現代アートの美術館から多くの著名な作品が来ていて、とても見ごたえのある展示会でした。
テーマは「生命=LIFE」。
アートの根源的なテーマである「LIFE」を「子ども」「愛」「日常」「感情」「夢」「死」「プリミティブ」「自然」の8つの章建てで見せてくれます。
ミレー、ルノワールなど世界の巨匠の作品から、ピカソやシャガールなどの20世紀のモダンアート。藤田嗣治、鴨井玲、東山魁夷、岡本太郎、青木繁、下村観山などの日本近代絵画や彫刻など、幅広いアート作品を堪能することが出来ました。
東京など都会の美術館では、こんなに多くの著名な作品を見ることが出来る展示会では、多くの人が訪れて、じっくり鑑賞することもできないくらいですが、日曜日の午後の時間帯でもゆっくりじっくり観ることが出来たのはよかったです。
この開館記念展と同時に、常設展であるコレクション展も開催されていて、こちらも見ごたえがありましたよ!
アンディ・ウォーホルの「マリリン」なども展示されていましたが、今回の展示作品の一覧はこちらに書かれています。
瀧口修造コレクションも見ごたえありました。
あと、20世紀の椅子のコレクションも、ずらりと有名な椅子が並べられています。
同じ会場ではポスターもたくさん展示されていました。
コレクション展は富山県美術館所蔵作品なので、一部の作品を除いて写真撮影はok。うれしいですね。でもディテールがわかる写真はアップしないほうがいいでしょうね。
これらを鑑賞の後、屋上に上がりオノマトペの屋上を見に行きました。
多くの子供たちが楽しそうに遊んでいました。
こちらは、屋外の公共空間に展示されている三沢厚彦さんの「ANIMALS」というの作品のクマさんです。
やはり新しい美術館はいいですね。皆さんも是非足を延ばしてみてはいかがでしょうか!
富山県美術館開館記念展Part 1
「生命と美の物語 LIFE-楽園をもとめて」
富山県富山市木場町3-20
TEL 076-431-2711
2017/08/26(土)~2017/11/05(日)
9:30~18:00(入館は閉館30分前まで)
水曜休館(祝日を除く)
祝日の翌日も休館(ただし9/24、11/4は臨時開館)
一般1,300円、大学生950円、高校生以下無料
コレクション展
2017年8月26日(土)~11月14日(火)
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