金沢「にし茶屋街」にある人気の甘納豆のお店「甘納豆かわむら」。
こちらのお店の甘納豆は、金沢駅や市内の百貨店などでも取扱いしているところがありません。唯一、金沢21世紀美術館のミュージアムショップでのみ売っています。
そして、県外・県内ともお店があるのは、この「にし茶屋街」の本店のみという、希少価値の高い土産物として喜ばれるお菓子なのです。
にし茶屋街は、観光エリアとしては金沢にある「ひがし茶屋街」に比べると知名度が低いので、「にし茶屋街」に来ないと「甘納豆かわむら」は買えないというインセンティブは、意外と強力なのではないかと思います。
私もなかなか「にし茶屋街」に来ることはないのですが、来ると必ずといっていいほど甘納豆を買い求めます。
さて、今回「にし茶屋街」に来た目的は、「甘納豆かわむら」が夏の期間限定でオープンしている「ノマノマ(NOMANOMA)」に来ることでした。
こちらのお店、夏の土日祝のみの営業。私も今回が初めて伺うことが出来ました。
甘いものを売るお店は夏の時期は閑散期です。行った日は「山の日」で、お盆休みの最初の休日でしたが、夏らしい蒸し暑い日。さすがに「甘納豆かわむら」のお店の中は空いていました。
「甘納豆かわむら」のお店の裏口にある大きなガラスの引き戸を開けて出ると、「ノマノマ(NOMANOMA)」の店舗があります。窓口は狭く、チケット売り場化と見間違うような造りです。
売られているのは、こちらの昔風の看板に書かれているもの。それほど種類は多くなく、「マスカルポーネチーズのモナカ」「アイス モナカ」「まめみつ氷」「赤しそ氷」の4種類。
全部夏向きの品々ですね。
「マスカルポーネチーズのモナカ」は、賞味期間5分なんと表記もされていて、どんな味か興味がありましたが、こちらはアイスではないということで、私は冷たいアイスのアイス モナカ(350円)」を頼むことに。
生乳アイスと塩豆餡がモナカにサンドされています。
行った時の塩豆餡の原材料は「そら豆」と「黒豆の皮挽剥ぎ」が使われていました。アイスも含めて、それほど甘くなく、ほど良く塩気がきいた美味しい「アイス モナカ」でした。
こちらは妻が頼んだ「赤しそ氷(600円)」。
渡された時は、一番底にはシロップがかけられていましたが、上にはシロップはかけられていません。石川産の紫蘇を使って作られた赤しそのシロップは食べる直前にかけます。
豆餡が入った小さめのモナカも添えられていました。
氷を食べていくと、中から金時豆が顔を出してきました。豆蜜も入っていますが、こちらもそれほど甘くない味付けで夏向きの味でしたね。
一応テイクアウト専門ですが、甘納豆の餡を作る作業場が見えるところに小さなイートインコーナーがあります。
白塗り壁となまこ壁の土蔵、それに杉苔を眺めながら食べることが出来ますが、やっぱり外なので暑かったです。^^;
「甘納豆かわむら」に立ち寄られた時には、涼を求めて立ち寄られてみてはいかがでしょうか?ご馳走様でした。
ノマノマ(NOMANOMA)
TEL 076-282-7000
石川県金沢市野町2-24-7
甘納豆かわむら
9:30~17:00ごろ
豆蜜がなくなり次第終了
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