富山の名物鱒寿しの紹介No.1として、前回「ます寿し本舗 扇一」を紹介しましたが、今回は富山市の中心部にお店がある「鱒の寿し まつ川」です。
前回、鱒寿しには二つの区分けがあって、それは「昔ながらの伝統的な味」と「生に近い脂がのった鱒」だと書きましたが、今日の「鱒の寿し まつ川」についても、基本的には後者の「生に近い脂がのった鱒」だと思います。
また、前回紹介しました小泉町の「ます寿し本舗 扇一」は、分厚い脂が乗った鱒の身が特徴で「生に近い脂がのった鱒」を前面に押し出した直球派の鱒寿しでしたが、こちらの「鱒の寿し まつ川」の鱒寿しの特徴は、生系の鱒とシャリの微妙なバランスというコンビネーションで旨さを追求した技巧派といったところかもしれません。
鱒の寿しの味わいは「熟成」にある!とお店のHPに書かれています。
お米は富山の「てんたかく」という米を探しだし、あくまでも鱒とシャリの味を相乗効果でアップさせています。
鱒が主役ではあるのですが、食べるときはシャリと一緒に食べるわけで、そういった意味では理にかなっています。
こちらのお店も当日の朝、電話で予約を入れました。
その時に、「いつ食べるのですか?」聞かれました。最初聞かれたとき、何でそんなこと聞くのかな?そんなのこちらの勝手では?と思ったのですが、実は、このお店のこだわりである「熟成」に大いに関係があるのです。
最適な状態の鱒の寿しを食べてほしいというお店のこだわりのためなのです。このこだわりもすごいですね。プロだと思いました。
買い求めたのは「鱒の寿し1段重ね」で1,500円です。
パッケージは六角形。
開けると、おなじみの曲物の箱を竹の拍子木と強めのゴムのバンドで押さえつけてあります。
熊笹の葉で包まれたのを一枚一枚外すと、鱒寿しが現れます。
8等分に切ると、切り口はこんな感じです。
「ます寿し本舗 扇一」の鱒寿しに比べると、鱒の身は薄いですが、シャリと鱒の身の味のバランスが確かにいいですね。ハーモニーなんて書くと格好良すぎるかもしれませんが、そんなフレーズが頭の中に浮かびました。
こちらのお店もまた食べてみたい鱒寿しでした。富山の鱒寿しも奥が深いです。ご馳走様でした。
鱒の寿し まつ川
富山県富山市旅籠町2-10
西森ビル1F
076-494-9200
7:00~18:00
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