一昨日も書きましたが、小松には中華料理のお店が多く存在しています。
しかしながら、どこも、一般的なカテゴリーでいえば「大衆中華」のお店なのです。
もちろん。それがいい悪いということではなく、デートなどちょっと気が張るときや、ちょっとおしゃれに中華料理を楽しみたいと思うときに利用したいと思うようなお店がないのです。^^;
もっとも、小松という10万人そこそこの人口の地方都市には、そのようなお店はなかなか経営的には難しいのも事実かもしれません。
さて、今日の話題は、そんな小松にも、ちょっとしたハレの日に重宝しそうな中華のお店が出来たので紹介したいと思います。
場所は幸町のアルビス幸町店(旧東京ストア幸町店)の隣とうか裏というか、前はプラ・ド・シェールというフレンチのフレンチだったところを、内装はほぼ居抜きで、外装を少し中華のお店らしく改装して、GW中にオープンしています。
私の友人の設計事務所toit deign(トイットデザイン)の戸井建一郎氏が、小松にオフィスを構えていた初期のころに手がけた内装はほぼそのままだと思います。
一部ディスプレイを「花」と「温故知新」をテーマにして飾っているようです。でも、このような中華のお店だったら違和感はありませんし、女性のお客さまも来やすい雰囲気になっています。
一部ディスプレイを「花」と「温故知新」をテーマにして飾っているようです。でも、このような中華のお店だったら違和感はありませんし、女性のお客さまも来やすい雰囲気になっています。
オーナーシェフは、長野県信濃町出身の方で、奥さまが小松在住ということでした。
最近、石川でも奥さまの実家があるので、石川県でお店をすることにしました!という料理人の方が多いような気がします。
彼はANAクラウンプラザホテル金沢の中華レストラン「花梨」で、有名な川上総料理長のもとで働いていらっしゃったそうです。
なので広東料理がベースだと思いますが、ランチもディナーも基本コースという設定になっています。
野菜は小松岩上町の西田農園さんの有機野菜や減農薬野菜を使用し、極力化学調味料を使わないなど、ヘルシー路線ですね。お米は彼の出身地である長野産のコシヒカリを使っています。
小さなお店で、料理はシェフお一人?(+フロアやサポートで2名の男性がいました)なので、基本コースという設定のほうがスムーズなのでしょう?
ランチのコースは基本3種類。「週替わりリゾット風チャーハンランチ(1,650円)」、肉料理とチャーハンが付いた「Aコース(1,950円)」とそれに海鮮料理が付いた「Bコース(2,450円)」ですが、「ふかひれ姿煮コース(4,450円)」なんてのもスペシャリティで設定されていました。。
私は「Aコース」が肉料理だったので「週替わりリゾット風チャーハンランチ」にしましたが、後からメニューをよく見ると魚料理に変更可能と書いてありましたね。^^;
妻のほうは「Aコース」です。
まずウェルカムティーからスタートです。「本日のウェルカムティー」となっていますが、毎日変わるようではないようです。
この日はロンネフェルト社のフルーツハーブティーで「グッドバイタリティー」というものでした。
「6つのハーブが入った、酸味と甘酸っぱさい香りが特徴のビタミンCたっぷりのハーブティーです」とメニューに説明が書かれていましたが、まさにそんな感じでしたね。
「前菜盛り合わせ」は色々な料理が少しずつ盛られて出されます。
野菜サラダ、旬菜湯葉巻、青豆と豆乳のゼリー、豚バラ肉と煮豆、タコのカルパッチョです。
バラエティも豊かで楽しめました。
「旬のお野菜入りスープ」はシイタケ・ピーマン・ニンジンなどのスープ。シイタケがいい味出しています。シイタケ中心なので香菇湯(シャングウタン)なのかな??
こちらは、妻の「Aコース」の肉料理です。「国産豚のソテー 紹興酒の旨味甘味噌ソース」か「国産鶏のソテー 葱生姜ソース」のどちらか選ぶことが出来ますが、妻は「国産鶏のソテー 葱生姜ソース」をチョイス。意外にボリュームもありました。
私の「週替わりリゾット風チャーハン」は、軽めにリゾット仕上げされたチャーハンに、カレイとトマトを酢豚のような甘酢あんで絡めたのがかけられています。

ケチャップではなくオイスターソースで仕上げているのかな?酸味もほどよく野菜類もたっぷりで美味しかったですよ。
リゾット仕上げされたチャーハンがものすごく上品でした。ホテルの中華で働いておられた方らしい味付けです。
妻のチャーハンは「イカとアスパラのチャーハン」。ライス一粒一粒が確認できるほどパラッとした仕上がりで、味付けのほうもあくまでも上品な仕上がり。私も一口食べましたが、餡かけチャーハンを食べている途中だったからか、少しうすく感じましたね。
デザートは私の方は「メロン入りココナッツミルク」で、タピオカもたくさん入っています。
妻のデザートには、プラス、オレンジの蒸しカステラが付いています。
食後のドリンクは私はハーブティを、

妻はコーヒーを頼みます。
「週替わりリゾット風チャーハンランチ」が1,650円。肉料理とチャーハンが付いた「Aコース」が1,950円とコスパ的にも満足できましたし、何しろ、ホテルで腕を磨いたシェフの小松にはない中華料理のお店が出来たことに感激です。
中華の街「小松」。競争も厳しいでしょうが頑張ってほしいと思います。ご馳走様でした。
ChineseRestaurant 桂花
石川県小松市幸町3-117
幸町ドゥエリング1階
TEL 0761-48-4361
11:30~14:30(L.O.13:30)
11:30~14:30(L.O.13:30)
18:00~21:00(L.O.20:00)
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