2017年5月2日に小松インター近く、「らーめん寶龍」の目の前に新しいラーメン店がオープンしました。
それは、私も昨年ブログで紹介したことがある、片山津インターの近くの「虎と龍」の小松インター店です。
九州のとんこつラーメンをウリにしているブランドのチェーン店ですが、前にも書きましたが神戸に本部があるお店のフランチャイズのようです。
そのため、お店があるのは兵庫と大阪など関西。そして北陸のみとなっています。
実は、博多ラーメンのとんこつ味のお店でも、福岡以外に本店があって、福岡県内に一店もお店を持っていないところが意外に多くありますが、こちらもその一つです。
一時のとんこつラーメンブームの時に、その人気にあやかろうと色々なところが参入してきた結果かもしれません。
私も2年間、福岡市に住んでいたことがあるのですが、福岡の人にはかたくななまでの「とんこつ&地元愛」があり、さらにはそのとんこつ味についても一家言を持っているのです。
全国的に有名な「一風堂」や「一蘭」すらも、福岡の人に言わせたら「博多ラーメンじゃなか」といわれる始末。なかなか厳しいのです。
さて、話を本題に戻します。
「虎と龍 小松インター店」は、この5月2日にオープンしたばかりのお店です。前はコンビニだったところをリニューアルしています。
私が伺った5月中旬。お店の前には開店祝いの花輪が飾られてしました。
店内は広いです。内装はあくまでもシンプル。カウンター席が多めで30名ぐらい入れそうです。
壁には「虎と龍」の特徴がでかでかと掲示されています。
メニューはこんな感じで、基本はあっさりの「博多の虎」とこってりの「久留米の龍」の2種類のとんこつラーメンです。値段は両方とも650円。
麺は極細の低加水率極細ストレート麺と玉子を練り込んだ熟成生麺のどちらかを選ぶことができます。そして、トッピングの追加。
セットメニューもあります。
他にオリジナルのラーメンも何種類かありました。
私は、前回、片山津インターのお店で「こってりの久留米」を食べたので、今回は「あっさりの博多」でお願いすることにしました。
麺は、前回はストレート麺だったので、玉子を練り込んだ熟成生麺にしようかとも思っていたのですが、博多ラーメンには極細ストレート麺が合う!ということで結局今回も極細ストレート麺でお願いしました。
出されたのがこちら。
福岡のラーメン店のように小ぶりの器で丸いお盆の上に乗せられて出されます。
具材は小さめのチャーシュー3枚、キクラゲ、たっぷりのネギ。白ゴマも最初からかけられています。
ちなみに長浜ラーメンは「肉、ネギ、ごま」と「紅しょうが」。博多ラーメンは「薄めのバラ肉三枚、キクラゲ、細いメンマ、ネギ、ゴマ、(+海苔)」が正統派です。
麺は「かた」でお願いしました。
カウンターには、お約束の紅しょうがと辛子高菜が置かれていて、無料で入れ放題。
味的には臭みやクセもなく、万人受けするとんこつラーメンだと思います。
あと私は餃子も頼んでみました。
出されたのは福岡の小ぶりな餃子。中に餡がギュウギュウに使っていて、こちらもなかなか美味しかったです。
片山津インター店のときと今回、2回「虎と龍」のラーメンを食べてみて思うのは、そつなくまとまったラーメンだな、といった印象です。
目の前に人気の「らーめん寶龍」がありながら、堂々前に出店するということは自信があるのでしょう?これからの両店の競い合いを外野から拝見したいと思います。ご馳走様でした。
残念ながら閉店になっています。
残念ながら閉店になっています。
虎と龍 小松インター店
石川県小松市長崎町2-100
TEL 0761-58-2958
11:00~15:30
17:30~22:00
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