西暦717年(霊亀3年)に元正天皇は、元号を「霊亀」から「養老」へ改元しています。
その年から今年が1300年ということになりますが、この西暦717年の年には色々な変化が起こっているようです。
そのため、今年、全国色々なところで1300年を迎えるところがあり、記念の行事が取りおこなわれています。
小松にある名勝「那谷寺(なたでら)」と日本三名山のひとつ「白山」も、今年1300年を迎えます。
那谷寺は紅葉の名所としても知られていますが、寺伝によれば、養老元年(17年)に泰澄法師がこの地に千手観音を安置したのが始まりとされています。
現在は高野山真言宗別格本山として、また多くの観光客が訪れる、小松でも屈指の観光地として人気があるところです。

開創1300年御開帳法要は4月23日に、高野山真言宗管長や俳優の松平健さんがいらっしゃる中で、すでに執り行われています。
私は残念ながら諸事情で行くことが出来ませんでしたが、ご先祖様が那谷の地侍をしていたという縁で、苗字が「那谷」となったという、小松の月よみ山路で有名な菓子店「松葉屋」の御曹司によりますと、盛大に行われたということでありました。

私は東京からの客人をお連れして、後日、那谷寺を訪れました。

寺の入り口には御柱も立てられていました。

そして中に入ると、塔婆(とうば)も立てられていて、金堂華王殿に安置される本尊である十一面千手観世音菩薩の手と紅白の綱で結ばれています。
柱に触れると観音に触れたのと同じ御利益があるということで、じっくりと触れてきました。^^;
また、ご本尊の十一面千手観世音菩薩も26年ぶりの御開帳も行われています。一見の価値がありますよ!
4月30日には白山開山1300年神式大祭も執り行われて、那谷寺と同じく西暦717年に泰澄法師が初めて白山に登頂したと言われていて、今年で開山1300年を迎えるのです。
白山比咩神社の宝物館では、記念特別展と題して「白山と中西悟堂」展を4月1日から5月31日まで開催しています。こちらも是非ご覧願います。
さて、今日は那谷寺に関連した、もう一つの施設をご紹介します。
それは小松にある円行山の山頂に、那谷寺の宿坊ともいえる「自然智の里 生雲」についてです。
「自然智の里 生雲」は、前述の那谷寺と白山を結ぶ線上に、かつて修験者たちが修行したとされる伝説の山「円行山」があり、ここに那谷寺が自然智行の求聞持堂を建てたのがはじまりです。
さらに、白山・那谷寺・円行山を結ぶ線の延長線上には、加佐ノ岬・木曽御嶽山・富士山も存在し、パワースポットで名高い場所ということらしいのです。
昔は、食事をしたりも出来たのですが、いまは宿泊施設として一般の方も利用できるようになっています。

天気のいい日は日本海まで見えるほどの景色を楽しめます。

また、白山を眺めながらの写経なども出来ます。

夜は星空がきれいですし、部屋でも焚火で幻想的な一日を過ごすことが出来ますよ!
ちなみに、私が昔、食事に行った時のことはこちらに書いています。
那谷寺
石川県小松市那谷町ユ122
宗派 高野山真言宗 別格本山
本尊 千手観世音菩薩
創建年 養老元年(17年)







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