50代以上の小松市民にとって思い出深いパンがあります。それは「頭脳パン」と「ホワイトサンド」です。
その中でも特に記憶に残っているのが「頭脳パン」です。
50年ほど前、このパンを食べると頭がよくなるといわれ、おやつ代わりによく食べていた思い出があります。
何せネーミングが秀逸ですね!?(笑い)
パンにも記載されているのですが、「小麦粉100g中ビタミンB1を0.17ミリグラム以上含まれた頭脳粉で作られたパンです。毎日食べてよく勉強して優秀な成績を上げて下さい。」ということで、何でそうなるのかもあまりわからずに食べていました。^^;
この理論?は大脳生理学者で作家の木々高太郎が、著書「頭のよくなる本 - 大脳生理学的管理法」で提唱していたもので、
小松市民の私は「あづまや」の頭脳パンでした。一時、製造中止になっていましたが、昨年?復活したようで店頭に並んでいましたので買い求めてみました。
調べてみると、この「頭脳パン」は石川県がルーツというか、中心地なのですね?
金沢にある金沢製粉というところが「頭脳パン」の原材料である「頭脳粉」という、これまたすごいネーミングのパン用の粉を生産している唯一のメーカーなのです。
そして「頭脳パン」の商標権は金沢製粉が保有していて、伊藤製パン、フジパンなど全国的にも名が知れたを製パン業者をはじめ、石川県や岩手、山形、新潟などの製パン業者がいまでも製造販売しているようです。
今回、「頭脳パン」について調べてみて、これらのことをはじめて知ることが出来ました。
さて、こちらがその「頭脳パン」です。あづまや謹製のパンです。
懐かしいですね~。
昔の思い出が走馬灯のようによみがえってきます。
いわゆる「コッペパン」を少し大きくしたような形で、柔らかく、中を割るとご覧のように干しぶどうが入っています。
見た目少し大きめで一人で食べきれないように思いますが、パン自体に少し甘さがあって、何もつけずこれだけで十分食べきることが出来ました。
でも、記憶的には昔より小さくなっているような気がしますが、気のせい……?
冒頭書きましたが、「ホワイトサンド」という、もう一つの思い出深いパンも作っています。
最近、小松にも新しいパン屋さんが出来ていて競争が激しくなってきていますが、たまにはこんな懐かしいパンを食べるのものいいですね!ご馳走様でした。
あと、小松産レンコンの収穫時期だけの自家製レンコンコロッケパンなんてのもあります。
レンコンのしゃきしゃき感が最高。ホクホクしたコロッケが中に入っています。噛み切った後の写真ですみません。^^;
販売個数が限られるので早目に買いに行かないと売り切れていることが多いです。
最近、小松にも新しいパン屋さんが出来ていて競争が激しくなってきていますが、たまにはこんな懐かしいパンを食べるのものいいですね!ご馳走様でした。
あづまや
石川県小松市島田町ホ58
TEL 0761-21-0535
月・火・木~土
7:00~19:00
日祝7:00~18:00
水曜日・第3木曜日
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