JR仙台駅の3階フロアに牛たん通り・すし通り・ずんだ小径という飲食店やお土産屋さんが並んでいる通りがあります。
その一番北側奥に「すし通り」があって、宮城の人気寿司店が軒を並べて出店しています。
宮城県といえば、近くに気仙沼や石巻、塩釜などの有名な漁港を抱えていて、新鮮な旬の魚介を使った美味しい寿司をリーズナブルに楽しむことが出来るのです。
何軒もある寿司店で我々が選んだお店は、牡蠣も楽しむことが出来るということで、「かき鮮 海風土(うぶど)」というところにしました。
今の時期、三陸の牡蠣は押さえておきたいところです。
石川県にも穴水など牡蠣の産地はありますが、地元やイベントでもなければなかなか殻付きの生牡蠣がスーパーなどで売っていることはなかなかありません。
しかし、宮城の牡蠣は殻付き牡蠣で生食用として出荷されるものが多いようで、さすが日本で広島と並んで牡蠣の二大産地として知られる宮城県ならではです。
ターミナル駅のお店としては店内は広く、この日も大勢の人で賑わっていました。
さて、最初に頼んだには、ハイボール(650円)とお通し(400円)です。
そしてイの一番に生牡蠣を頼みます。産地も色々あって悩むところですが、まずはメニューにでかでかとでていた「生牡蠣の食べ比べ」です。
「生牡蠣の食べ比べ」は3Pで1,300円。3か所の牡蠣を食べ比べることが出来ます。
南三陸志津川、東松島産の鳴瀬、それに女川産の3ピースです。身自体はプリンとした感じではなかったです。まぁ、このあたりは値段との兼ね合いですかね?
レモンを絞って食べたり、ポン酢ともみじおろしにも合います。こんな風に食べると、ひと口に牡蠣と言っても3種3様の味の違いがわかりました。
東松島産の鳴瀬牡蠣と女川産の牡蠣は、甘みがあってレモンが合いましたが、南三陸志津川のはポン酢の方が良かったですね。
お次は、本日のおすすめ刺身ということで「金華サバ」。ブランドサバなので、これで1,200円とちとお高めです。
この貝がたくさん入っているのは「貝賊蒸し(1,100円)」です。この量で1~2人前。3~4人前にもありました。
牡蠣をはじめサザエ、ハマグリ、さざえ、赤貝、ホタテの5種類の貝が酒蒸しされています。残ったスープを飲むと、貝から出た汐のうま味がしみて美味しかったです。
「アスパラバター(670円)」。食感もよく甘みもありました。
こちらのししゃものような魚の干物は「メヒカリ(目光)」という小魚です。意外と脂が乗っていました。酒の肴によかったです。

これは私が飲んだのではありませんが、ヒレ酒(900円)です。火をつけてフタをしてしばらく。フタを開けると香ばしいかおりがしました。

私は、とある理由で麦のお湯割りに梅干しをプラスして飲みました。
締めにお寿司という選択肢もあったのですが、お昼にたっぷり食べすぎたので、この日は頼みません。^^;
以上飲み食いして一人5,000円強。大体予想の範囲でした。この日は食べませんでしたが、新鮮な魚介の刺身や牡蠣も色々な料理法で楽しむことが出来ます。合わせて寿司も食べられるということで、観光客にも人気のお店ですね。ご馳走様でした。
かき鮮 海風土(うぶど)
宮城県仙台市青葉区中央1-1-1
JR仙台駅3F
TEL 022-212-2340
10:00~22:30(L.O.22:00)
無休










コメント