最近は日本酒ブームということで地酒の銘柄なども多くなり、さらには作り方の違いなどで多種多様な日本酒を楽しめるようになりました。
それはそれでいいことなのですが、何せ種類が多いので、一度飲んだきりでは銘柄すらも覚えられなくなりました。^^;
そんな日本酒ですが、一種のブームというべき昨今、日本酒バーや日本酒の品揃えをウリにしているお店も増えてきました。
私のブログでも最近ちょくちょくこれらのお店について取り上げています。
前に紹介したことがあります「日本酒うなぎだに」。こちらも立ち飲みですが、相当多くの種類の日本酒を取り揃えていて、レアな銘柄なども比較的良心的なお値段で楽しむことが出来るお店として人気です。
その「日本酒うなぎだに」の2号店が近くにできたということで、大阪出張の折に出かけてきました。
その名も「日本酒うなぎだに離れ」。こちらは立ち飲みではなく普通のお店のようにカウンター席やテーブル席で座って飲むことが出来ます。
ただ、日本酒の品揃えが「日本酒うなぎだに」に比べて多くはありません。最初調べた時は「ほぼ同じ」と書いてあったのですが、「獺祭」なども、二割三分の高級なものしか置いてありませんでした。
日本酒がメインですが、もちろん他の飲み物も置いてあります。
ということでまずは生ビールで乾杯。お通しは3種類からチョイス出来ます。
黄身の味噌漬け、冷やしトマト、小盛おでんの3種類です。
私は冷やしトマトを。一緒に行った人は黄身の味噌漬けを頼みました。
では頼んだ料理について紹介していきます。
まず最初に刺身の盛り合わせをお願いしました。ヨコワ、サワラ、スズキ、タコ、平アジ、〆サバ。
まぁ、石川県に住む私としては、地元で食べる刺身と比べるとかわいそうですが、ネタ的には鮮度はよかったです。
こちらは「海老しんじょうと生麩みぞれ煮(580円)」。上品なダシで美味しかったです。
「鶏ももくわ焼き(680円)」は私は食べていません。
「炙りベーコン(580円)」は味噌漬けされていて、ほんのりと味噌の味がして普通の炙りベーコンとは違っていました。こちらも日本酒に合う肴です。
「牡蠣のネギ焼き(680円)」も味噌味の濃いめの味付けで、酒のアテには最高でした。
生ビールのあと頼んだ日本酒は、秋田の福禄寿酒造「一白水成」純米吟醸。「槽垂れ」という生酒です。
「槽垂れ」とは、搾りに使う槽から垂れてきたものをそのまま瓶詰めした酒のことでいわゆる「しぼりたて」と同じ意味だと思います。
生酒で透明感を感じる酒でした。
こちらは佐賀県の富久千代酒造「鍋島 純米吟醸 山田錦」。切れがよくスッと飲める酒でした。純米酒で日本一に輝いたことのある蔵主兼杜氏が造っています。
この後、ハイボールも頼んで飲んだりして、以上で2名で1万円弱。まずまず安く上がりました。
もう一回行くとなると本店の「日本酒うなぎだに」のほうに軍配が上がるかもしれませんが、ゆっくりと座って飲み食いしたい方は、こちらのお店もおすすめです。ご馳走様でした。
日本酒うなぎだに離れ
大阪府大阪市中央区東心斎橋1-17-2
アニーズビル 1F
TEL 06-6245-1504
月・水~土18:00~27:00
日18:00~26:00
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