「つるぎ福喜寿司」は、前に紹介した時は旧店舗でした。
その時に、11月に新しい店舗が完成しますと話されていましたが、それからなかなか伺うことが出来ずに、今になってしまいました。
新しいお店は大きくて立派ですが、外装にはそれほどお金をかけていないようです。
9月のとある日曜日、当日に念のため予約の電話を入れたら、最初一杯だと言われましたが、11:30の開店時に行くこと、2名だということ、カウンターで握りを食べることを伝えたら大丈夫でした。危なかった…。^^;
開店3分前にお店に到着すると、駐車場には数台の車がすでに待っていました。
暖簾がかかってすぐにお店に入ります。
中はカウンター、小上がり、座敷など多様なニーズに対応できるような構成になっています。
この日は、法事のお客さんが多く入っているようで、次から次へとお客さんが入ってきます。儲かってますね!?
ランチメニューは旧店舗のときと変わらないようでした。
ただ、今回、我々は前回と同じ、上にぎり(10貫)をお願いすることをあらかじめ決めていましたので、お品書きを見ていないのでわかりませんが、握りは8貫や12貫の設定もあり、他にランチには、巻物が入った盛合せも、普通・上・特上の設定があると思います。
ネタケースにも多くの種類の魚介が並んでいます。底引き漁が解禁になったので地物の魚介もほぼ揃っているようです。
上にぎりは、税抜2,100円と、旧店舗のときからは200円値上がりしていました。固定費がアップしたんでしょうね?(笑い)
ただ、この内容だったら2,100円でも十分満足できる内容でした。
まずは、アカイカ。あら塩に酢橘を少し搾ってあります。シャリは相変わらず若干大きめです。
「つるぎ福喜寿司」の握りは、何らかの味付けしてある握りと、醤油を付ける握りと半々です。
カンパチは醤油につけて食べます。
こちらはクエ。美味しいです。
甘えび。やはり尻尾が乗せられていますね。
アジには醤油が塗られていて、わけぎが乗せられていました。
マグロは大トロに近かったです。脂が乗っていて口の中で溶けました。
コリッとした食感の梅貝は大き目で、あら塩と酢橘でさっぱりと食べさせてくれます。
イクラは新物だそうで、筋子からとられたものです。つぶが口の中で弾けていきました。
ウニもたっぷり乗せられています。
最後は穴子。あら塩に酢橘の香りをつけて。脂がいい感じで乗っています。以上が10貫の構成です。
カウンターの客は我々2人ということもあったとは思いますが、この10貫が手際よく次から次へと握られて出されます。仕事が早いですね。
これほどの大きなお店の鮨を一人で握るには、これくらいの仕事の手際さが要求されるのでしょうね!?
ネタのクオリティも含めて、コスパ、味とも満足できる内容でした。
なかなか家から遠いので、夜にお邪魔することが出来ないのが残念です。ご馳走様でした。
つるぎ福喜寿司
石川県白山市道法寺町イ35-1
TEL 076-273-1737
11:30~14:00
17:00~21:30(L.O.)
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