梅雨に入りましたが、ビールが美味しい季節になってきました!
さて、そんなビールですが、石川県内にクラフトビールの醸造所が増えてきました。
特に金沢市内で顕著で、「オリエンタルブルーイング」「金澤ブルワリー」、そして今日紹介する、金沢港そばに出来た「BREW CLASSIC(ブルークラシック)」というクラフトビール醸造所という3か所になります。
「BREW CLASSIC(ブルークラシック)」は、昨年12月から醸造を始めて、この3月には工場併設の直売所をオープンしています。
今回、こちらへわざわざ買いに行こうと思ったのは、GWに金沢でふらりと入った「尾張町ビヤスタンド」で飲んだ1杯のビールが印象に残ったからです。
ただ直売所といっても、1つの冷蔵庫に缶ビールを並べて売っているだけなのですが、県内の酒屋さんでもまだ扱っているところが少なく、醸造所そのものにも興味があったので行ってみることにしました。
行ったのは、直売所の営業が工場が稼働していない土日の、それも午前中のみなので、5月のとある土曜日の朝です。
ちなみに行く前に、こちらの醸造所を調べてみると、経営は酒尾さんという若い方で、ヘッドブルワーとしては藤木龍夫氏という方がこちらの醸造所にいらっしゃいました。この方が全国で多数のブルワリー立ち上げにかかわっていた、相当有名な方のようです。
醸造所の外観です。至って普通の工場といった佇まい。
直売所も殺風景?(失礼)

そして工場の中を外側から見せてもらいました。
この日、売られていたのは3種類のクラフトビール。この3種類を2缶ずつ買い求めました。
こちらの方針として、いわゆる定番というブランドを作らないのだそうです。
まずこちらは「ジャパン・グレート・ビア・アワーズ2022」で金賞を受賞したビールで、「ハリコマツフリーダム」という少し変わった名前の「American IPA」。

IPAで少しお高くて350ml1缶600円。アルコール度数も6.5%と高め。でもエールビールらしいホップが効いた飲み口で美味しかったです。
そして「尾張町ビヤスタンド」で飲んだのが、こちらの「Belgian Wheat(ベルジャンイースト)」。アルコール度数は5.0%。

フルーティーで鼻に抜けるようなオレンジピールの風味を感じるビールで、私の好きなテイストでした。
あと、こちらの「スペシャル ビター(Special Bitter)」を買っています。

名前の通りビターでクラッシックな味の、アルコール度数5.0%の軽めのビールでした。これからの季節のどの渇きを癒すためにぐびぐび飲むのに適しているかもしれません。
一番最後に一番軽いビールを飲んだので、他の2つが個性があったので、こちらは少し物足りない気がしました。最初に飲んだら感想もまた変わったかもしれませんが…。
なお、「スペシャル ビター(Special Bitter)」と「スペシャル ビター(Special Bitter)」は350ml1缶500円です。
定番を設定しないということなので、これらのビールを買いに行っても、すでにないかもしれません。ご注意を。
ヘッドブルワーの藤木龍夫氏ならば、常に美味しいクラフトビールをラインナップにそろえておくことが出来るのは間違いないでしょうね。ご馳走様でした。
BREW CLASSIC(ブルークラシック)
石川県金沢市無量寺2-80
直売所は土・日のみ営業