11月になると北陸ではズワイ(加能)ガニの季節です。
数年前に石川県の漁港で水揚げされるズワイガニのことを「加能ガニ」とブランド化。
しかしながら、福井の越前ガニや山陰の松葉ガニのように知名度がイマイチ上がらず、こんシーズンからは「加能ガニ金沢」と金沢という強力なワードが付け加わりました。
年々漁獲高が少なくなり値段も徐々に上がってきています。
メスの香箱ガニなどは昔はおやつ代わりだったとか聞きますが、いまでは食卓に上るのも稀になりつつあります。
さて、そんな香箱ガニを贅沢に使用したうどんを食べられるお店が小松にあります。
小松市若杉町にある「うどん工房穂の香」というお店で、私のブログでは前回はこちらに書いています。
今年もカニ漁が解禁になり、お店でも恒例の「香箱ガニと加賀レンコンのすり流しうどん」がメニューに加わりました。
季節になると食べたくなるものといえば、個人的には春は山菜とタケノコ、秋は松茸、冬はカニとタラの白子でしょうか?
旬を感じられるというのはいいものです。
さっそく妻と一緒に食べに出かけてきました。
土曜日の11:30頃にお店に入ると、半分ぐらい埋まっていました。

お品書きです。

温かいうどん。

冷たいうどん。色々なうどんが揃っています。
そしてこちらが「香箱ガニと加賀レンコンのすり流しうどん」が書かれたメニュー。
もちろん、私と妻はこちらを頼みます。
出されたのがこちら。1年ぶりの懐かしいビジュアルです。

かつ、美味しさがにじみ出ているような面構えです。

熱々の餡がかけられているので、すぐ食べたくても我慢して少し冷ましてから口の中に運んでください。そうしないと火傷しますよ!
最近はうどんでもラーメンでも汁はあまり飲まないようにしているのですが、「香箱ガニと加賀レンコンのすり流しうどん」は昨年の引き続き汁まで完食しました。とても滋味です。
なお、このうどんの味などの感想は昨年のブログで詳しく書いていますので、そちらを参考にしてください。
ちなみにこちらのうどんは「今回仕入れたカニがなくなり次第終了」ということなので、お早めにどうぞ!私ももう一度今シーズン食べることができるかな??ご馳走様でした。
うどん工房 穂の香
石川県小松市若杉町3-21
TEL 0761-21-9418
11:00~15:00
17:30~20:30