あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。(ご注意)あくまでも主観で書いていますので何かありましても責任は負いかねます。参考にされる場合はご留意を。また内容は訪問当時に知り得た情報(ネット含む)をもとに書いています。なお、コメントは承認後にアップしており、不適切な内容はアップをしませんので、あしからずご了承願います。

タグ:能美市

世の中では「終活」という言葉がよく聞かれるようになりました。

「終活」とは「より良い最期を迎えるための準備を行う活動のこと」なのですが、いま、能美市のギャラリー「ふくさとGallery」で「CORE BOTTLE展」という、ある意味ユニークな骨つぼの作品展が開催されています。

今日、妻と一緒に見て来ました。

この作品展は小松市在住の建築家木田智滋さんと「ふくさとGallery」を運営する福里さんが中心となって企画されたもの。
ふくさとGallery (10)

木田さんは私も懇意にしていただいている方ですが、この「CORE BOTTLE展」を開くことになったきっかけは、こちらの小松市納骨堂を彼が設計したことから。
小松市納骨堂 (3)

遺骨が個性のない骨壷に納められることを疑問に感じた木田さんが福里さんに声をかけて実現しました。

そんなきっかけで始まった「CORE BOTTLE展」は、木田さんと他6名の作家さんが色々なコンセプトに基づいて作り上げた作品を見学することが出来ます。無料です。

出展しているのは、木田智滋(建築)、山下一三(陶芸)、苧野憲夫(陶芸)、池上直人(ガラス)、寺田一行(版画)、辺本良治(ステンドグラス)、南淳史(造形)の7名です。(順不同・敬称略)
ふくさとGallery

「ふくさとGallery」へは私は初めて行きましたが、素敵な建物。
ふくさとGallery (2)

ギャラリーは奥の方にある昔の蔵を改装しています。
ふくさとGallery (5)

1階は白にペイントされ、2階は黒。両フロアは狭いですが、作品を間近に見ることが出来て素敵な空間でした。
ふくさとGallery (9)

こちらは木田さんの作品。建築家らしく「心が休まる家に戻る」ということをコンセプトにして、素材を木や石、磁器で表現してありました。

こちらは、加賀市片山津町の九谷焼作家の山下一三さんの作品。
ふくさとGallery (6)

我が家でも山下一三さんの器を使っていますが、個性的な造形と色使いが好きです。

彼の作品は「人は最後は土に返る」ことを形に表すなど、こちらも味がある作品に仕上がっていました。
ふくさとGallery (15)

2階に上がると、突然、鹿の造形作品が目に飛び込んできます。
ふくさとGallery (17)

この部分がお骨を入れるスペース。

作品自体もユニークでびっくりしますね。

紹介できなかった、他の作家さんの作品も素敵でした。是非皆さんも行って見てきてください!

CORE BOTTLE展
石川県能美市福島町タ1
 ふくさとGallery
TEL 0761-55-2550
2023.8.23(水)~29(火)
11:00~17:00最終日は16:00まで)



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「コミュニティカフェ」という言葉を近年よく聞かれるようになってきました。

一般的な意味としては「地域の人たちが集まり、交流を行える場としてのカフェ」のことで、NPO法人などが運営しているケースが多くあります。 

今日はそんなコミュニティカフェ「Cafe Latta(カフェラッタ)」の紹介です。
カフェラッタ

前は野々市で同じくをやられていたようですが、この度ご縁があり能美市でお店オープンさせることになったようです。

元々居酒屋だったお店をリノベーションされ3月21日にオープンしています。

場所は小松からだと、国道305号線から県道157号線方面を進み、天理教 法奥金澤分教会がある信号のない変則交差点を左手手前方向に左折すると、すぐ右手にあります。

ポツンと田んぼの中にあるカフェということで、この名前が付いたようですが、場所としては目立たなく飛び込みのお客さんはあまり期待できないかもしれません。
カフェラッタ (5)

店内はそこそこ広いです。
カフェラッタ (2)

カジュアルな空間で、ソファーや窓際のカウンター席など色々ありました。居酒屋時代は小上がり席だったところでしょう。靴を脱いで上がります。
カフェラッタ (4)

こちらはカウンター席。オープンのお祝いのお花がたくさん飾られていました。
カフェラッタ (13)

カウンター席の近くにはこんなコーナーがあります。
カフェラッタ (6)

ランチメニュー。あら?値段のところが写っていませんね。汗
カフェラッタ (8)

こちらはフレッシュジュースのメニュー。

私は「大人のジンジャー入りキーマカレーセット」を頼むことに。確か1,500円だったと思います。

何と!不覚にも写真を撮り忘れてしまいました。最近、取り忘れすることはほどんどなかったのですが、久しぶりのミスでした。

味のほうは、それほど辛さはありませんでしたが、ほんのり生姜の風味が心地よくホッとする味。美味しかったです。

ご飯はもち麦入りでした。

妻は「LATTAストウブ煮込みランチセット」で、確か1,800円で一日6食限定。

この日は骨付きのスペアリブと野菜の煮込み料理。小さなストウブに入れられて出されるかと思いましたが、大鍋で煮て別の入れ物で出されています。
カフェラッタ (10)

トマト、キャベツ、玉ねぎと一緒にしっとり煮込まれていたようです。

ご飯はおにぎりですね。
カフェラッタ (9)

セットにはこちらのスープと惣菜が付いていました。サラダはメインプレートに乗せられています。あと鶏ハムですね。
カフェラッタ (7)

またドリンクをこちらのメニューから選べて、私は「NOMIラテ」。妻は「甘酒ジンジャーラテ」を頼んでいます。
カフェラッタ (11)

「NOMIラテ」は、能美市は国造ゆずが有名ですが、国造ゆずではなさそうですが、能美産のゆずを使ったラテです。
カフェラッタ (12)

「甘酒ジンジャーラテ」は甘酒とジンジャーシロップで、シナモンがかかっています。そしてほんのり甘酒と生姜の風味がしました。

小規模なイベントやライブ、各種教室などの開催に適しているかもです。ご馳走様でした。

Cafe Latta(カフェラッタ)
石川県能美市小長野二5-1
TEL 090-2834-9363
9:00~19:00
月曜、第1日曜休



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私が子供のころ、寿司といえばハレの日やお客さんが家に来た時に町内の寿司店から出前を取るのが普通でした。

もちろん、寿司店では昔から折りに入れての持ち帰りは普通にやっていたことではありますが、親父が飲んで帰ってきて罪滅ぼしのお土産という認識でしかありませんでした。

その後持ち帰り寿司店「小僧寿し」や「じんずし」などが出来て、そのようなお店で買い求めることが多くなりましたが、大人になってからはスーパーで買って家で食べることはありますが、持ち帰り寿司店を利用することはなくなりました。

余談ですが、石川県ではローカルチェーンの「じんずし」のほうが「小僧寿し」より親しみがある気がします。

今日紹介する「そのずし 辰口店」は、そんな持ち帰り寿司店です。
そのずし 辰口店

場所は辰口の丘陵公園の近くで、私もこの近くは過去に何度も通ったことがありますが、こちらのお店がイートインをやっていることを知らなかったので利用したことがありませんでした。

前は「宅配の そのずし 辰口店」ということで宅配もされていたようですが、現在は「宅配の」という文言が削除されています。

4月のとある土曜日のランチに伺います。イートインはランチタイムのみの営業です。
そのずし 辰口店 (4)

持ち帰り寿司店なので、ガラスケースの中には持ち帰り寿司メニューのサンプルがたくさん並んでいました。
そのずし 辰口店 (5)

イートインは奥の方のこちらのスペースになります。
そのずし 辰口店 (2)

イートインメニュー。意外と種類がありますね。
そのずし 辰口店 (3)

私はこの中から「おまかせにぎり9貫(1,200円)」を頼むことに。
そのずし 辰口店 (6)

出されたのがこちら。

ランチには日替わり小鉢・漬物・味噌汁が付いています。
そのずし 辰口店 (8)

日替わり小鉢はこの日はひじき煮でした。
そのずし 辰口店 (7)

握りは上段左からまぐろ・いか・さわら・あなご・海老、鯛、サーモン・たこ、玉子というラインナップ。

ネタ的には普通ですが、このお値段としては十分です。

ちなみに、こちらのお店は山中温泉にもお店がありますが、イートインはやっていません。

寿司店はランチ営業をやっていないところも多いので、ランチに気軽に握り寿司を食べることが出来るのでいいかもしれません。ご馳走様でした。

そのずし 辰口店
石川県能美市辰口町548-1
TEL 0761^51-7044
10:00~19:00
(ランチ11:30~14:30)
月曜休(祝日の場合は営業、翌日定休)



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平成20年に環境省が認定した「平成の名水百選」。

全国各地の名水を認定していて、石川県でも何か所か認定されています。

そのうちの一つが能美市仏大寺にある「霊水堂の名水」です。しかし、昨年8月に加賀地方を中心に襲った大雨の影響で、その湧き水が影響を受けていて、湧き水の量がだいぶ少なくなっているようです。色々なところで影響が長引いているのですね。

さて、能美市仏大寺は人口30名を少し超えるほどの能美市でも一番小さな町でもあります。

今日紹介する「イタリア料理 イル ボッツォロ(iL Bozzolo)」は、そんな名水の里にあって、遠くからも来店するほどの人気のイタリアン。
イル ボッツォロ (17)

前回お邪魔したのは、コロナ禍前の12月初旬。東京からの友人夫妻をお連れしてのランチでした。

週末のランチタイムは予約必須で、私も何度か当日電話して満席で断られたことがあります。

この日、午後から所用で有休を頂いた日、ダメ元で電話したら空いていたので12時半にお邪魔しました。
イル ボッツォロ (2)

店内に入るとお客さんは居ません。これは珍しいことだと思います。お聞きすると、平日の来店数はムラがあるそうだということでした。

食べ終わるまでお客さんが来なかったので、お店の方と色々お話を伺いながら楽しいランチタイムを過ごさせていただきました。

この日のランチメニューです。
イル ボッツォロ (3)

「プランゾA(1,900円)」と「プランゾB(3,200円)」の2種類で、今回我々は「プランゾA」でお願いしました。

「プランゾA」は、気まぐれ前菜盛り5品(アンティパスト)、パスタ、パン、デザート、ドリンクが付いています。

この日の前菜は生ハムが中心。
イル ボッツォロ (6)

いま、イタリアではアフリカ豚熱が流行しているため、イタリアの生ハムなどの輸入が禁止されています。

こちらはイタリアンのお店なので通常はイタリアの生ハムを使っていますが、手に入らないためスペイン産に切り替えていました。

サラミは「ハモン・セラーノ」。生ハムは真ん中が「ハモン・ベジョータ」で、これらはスペインから輸入したもの。一番左のピンク色のは自家製のハムです。
イル ボッツォロ (10)

こちらのスープは別料金。この日は新玉ねぎのスープ。うまく玉ねぎの上品な甘さを引き出していますね。

ちなみに添えられている竹の子は鶴来産で、グリーンサラダもたっぷりです。
イル ボッツォロ (9)

パンはいつも通りのトスカーナパンとフォカッチャでした。

プリモピアットのパスタは4種類からのチョイス。内3つは追加料金が必要です。
イル ボッツォロ (16)

パスタは、内容に応じて使われている麺の種類が違いますが、こちらはそのサンプル。
イル ボッツォロ (11)

我々は、「山陰ホタルイカと鶴来菜の花のアーリオオーリオ(+200円)」と「橋立炙り鰆のブッタネスカビアンカ(+200円)」の2種類を頼んでシェアしました。
イル ボッツォロ (12)

「山陰ホタルイカと鶴来菜の花のアーリオオーリオ」は、イカスミを練り込んだタリオリーニ。
イル ボッツォロ (13)

「橋立炙り鰆のプッタネスカビアンカ」は細打ちのタリオリーニを使用しています。

タリオリーニは手打ちで、もちっとした独特の食感で美味しく、イカスミを練り込んだ方もイカスミのうま味を強く感じました。

プッタネスカビアンカはオリーブ・アンチョビ・ドライトマト・ケッパーがシンプルな味付けに深みを与えていました。

デザートは、愛媛産の木成り完熟みかんのババロアとチョコレートのジェラートでしたが、写真撮り忘れ。汗
イル ボッツォロ (15)

ドリンクは追加料金なしが5種類、+150円の追加が必要なものが6種類設定されていて、私は「ソイカフェ」、
イル ボッツォロ (14)

妻は「カプチーノ」を頼んでいます。この2つは追加料金が必要。焼き菓子「ビスコッティ」が添えられています。

このような山あいにあるお店に遠くからのお客さんも訪れるのは、やはり素材にこだわり手間暇かけた美味しいイタリアンを皆さん望んでおられる証でしょう。ご馳走様でした。

イタリア料理 イル ボッツォロ(iL Bozzolo)
石川県能美市仏大寺2番地
TEL 0761-58-0540
11:30~15:00(L.O.14:00)
ディナーは前日までの予約制
月曜休(加えて不定休あり)



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小松駅は北陸新幹線開業を来春に控えて様変わりしています。

つい20年ほど前までは田舎の小さな駅といった駅舎でした。

また、私が子供のころは小松駅前に「コマビル」という複合施設があり、キーテナントは「いとはん(現在はイオン)」という衣料品を中心としてスーパー。地下街には飲食店が何軒かありました。

そのうちの一軒が「8番らーめん コマビル店(?)」。「8番らーめん」をこちらで初めて食べた記憶があります。

当時は、塩・醤油・味噌の3つの味しかなかった気がしますが、何せ、それ以前はラーメンと言えば、いわゆる「中華そば」の醤油味のラーメンしか食べたことが無かったわけで、「8番らーめん」を初めて食べたときの衝撃を今でも覚えています。

我が青春時代と共に「8番らーめん」があると言って過言ではないかもしれません。

そんな「8番らーめん」では前述の定番のラーメン以外にも、季節に応じて限定ラーメンが発売されます。

人気の限定ラーメンは、毎年同じ季節に発売になるのですが、この春限定の、私がまだ食べたことが無いラーメンが発売になったので食べに行ってきました。

それは「野菜ゆず塩らーめん」です。3月22日より発売で、今年で5年目を迎えた人気の限定メニューです。

何故これまで食べていなかったか、それはチャーシューとして鶏むね肉の「チキンコンフィ」がトッピングされていたからです。

私は肉が苦手でしたが、最近は食べてみる努力をしているので、今回、ゆず塩ラーメンんは好きなので一度食べてみようということで手取店まで出かけてきました。
8番らーめん

冷たい雨が降る月末のお休みの日。11時半ごろで店内は半分ぐらいの混み具合。
8番らーめん (5)

天気が良ければ手取フィッシュランドのお客様も多かったので、もっと混雑していたかもしれません。
8番らーめん (4)

メニューです。やはり物価高騰の折、少し値上がりしていますね。
8番らーめん (3)

こちらは「野菜ゆず塩らーめん(928円)」のメニューです。今年は「ゆず香味油」が加わっています。

私は最初からこちらに決めていたので初志貫徹で「野菜ゆず塩らーめん」をオーダー。
8番らーめん (6)

出されたのがこちら。
8番らーめん (8)

ブランド柚子「金沢ゆず」を使用していて、トッピングには、国産鶏むね肉をオイルに浸し低温加熱調理した「チキンコンフィ」と水菜と定番の野菜、そして金沢産ゆずスライスです。「金沢ゆず」の中身はラーメンのタレにも使われていて、まずスープを一口飲むと、確かに柚子のいい香りと、8番の塩のすっきりとした味が、絶妙にマッチしていて美味しいです。
8番らーめん (7)

麺は野菜ラーメンと同じです。

「野菜ゆず塩らーめん」は人気メニューなので、1か月の発売期間まで持つことはないので、すでに売り切れていると思います。

売切れの場合は来年の発売まで待ってください。ご馳走様でした。

8番らーめん 手取店
石川県能美市粟生町ヤ18-1
 手取フィッシュランド内
TEL 0761-58-5760
11:00~21:00
無休



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