あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。(ご注意)あくまでも主観で書いていますので何かありましても責任は負いかねます。参考にされる場合はご留意を。また内容は訪問当時に知り得た情報(ネット含む)をもとに書いています。なお、コメントは承認後にアップしており、不適切な内容はアップをしませんので、あしからずご了承願います。

タグ:白山

片山津温泉の柴山潟湖畔に建築家谷口吉生氏設計の「加賀片山津温泉 総湯」というスタイリッシュな共同浴場があります。
まちカフェ (34)

有名なので、皆さんもご存じの方が多いと思います。
まちカフェ (31)

前に温泉に入りに行ったときは「街湯」という呼称でしたが、いまは昔ながらの呼び方「総湯」に変更になっています。
まちカフェ

そして、その2階にカフェがあって、全面ガラス張りの、これまたスタイリッシュなお店です。
まちカフェ (3)

オープンテラス席から柴山潟と白山を眺めながらお茶をすることが出来るのがウリですが、今の時期は寒くて、前回行った時のようにオープンテラス席に出てお茶などできませんね。いまはカフェとの間の扉も締められていました。

それに前はディナー営業もやっていましたが、いまは夕方までの営業で、夜は予約要相談になっているようです。

さて今回は、初めてランチを食べに一人で行きました。
まちカフェ (8)

天気のいい日は白山連峰も柴山潟越しに望むことが出来ます。
まちカフェ (6)

ランチメニューはこんな感じです。

「まちカフェランチ」はパスタかピザが付いたランチセットメニューがありますが、私は片山津バーガーという加賀市のご当地グルメの一つである「イタリアンまちバーガー」を頼みました。ドリンクとセットで950円です。単品では700円となっています。

オーダーを受けてから手作りで作るので出されるまで少し時間がかかりました。
まちカフェ (16)

10分ほど待って出された片山津バーガー「イタリアンまちバーガー」。サニーレタスの葉っぱによって見た目のボリュームがありますね。

傍らには片山津バーガーの条件の一つ、温泉たまごが添えられています。

イタリアンという冠が付いているので、イタリアンテイストなトマトソースが決め手のようです。
まちカフェ (21)

バンズはふんわりとしたもので、ハンバーガーとしては分厚くかぶりつけなさそうでしたが、手でギュッとつぶすと、柔らかくてだいぶ圧縮出来てかぶりつくことが出来ました。

パテは柔らかく味的には美味しかったです。トマトソースにはニンニクの風味もきいていましたが、どちらかといえば大人しい味だったと思います。
まちカフェ (23)

ドリンクはこの日は何となく紅茶の気分だったので、紅茶をお願いしました。
まちカフェ (9)

11:30頃に入りましたが、思っていたより混んでいました。総湯に入りに来た人がひと休みに入るのも多いと思いますね。ご馳走様でした。

まちカフェ
石川県加賀市方片山津温泉乙65-2
TEL 0761-74-5500
10:00~17:00
ランチ11:30~14:00
17:00以降の予約は要相談


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北陸地方は、この週末の土日は久しぶりにいいお天気に恵まれました。
白山 (7)

このいい天気に誘われて、小松市内で最近ニュースとなった場所に行ってみました。
小松天満宮 (4)

まずは、小松市を流れる梯川。先月19日に計画から43年間かかってやっと完成した梯川の改修工事の竣工式が行われたようです。
梯川 (2)

この工事では、国重要文化財に指定されている小松天満宮の浮島化が行われています。
白山

行ったのは夕方で、この時期としては珍しく白山もいいお天気で、夕日がうっすらと白山をピンク色に染めていました。
梯川 (11)

この後、益々本格的な冬になっていくと、なかなかこんないい景色を見ることもできなくなるので、思わず写真を写しました。

お次は小松駅前に完成した「こまつアズスクエア(Komatsu A×Z Square)」について。
プロント (2)

元は「大和小松店」があった場所に、新しいビルが完成して12月1日にオープンしました。
プロント (12)

2022年度末の北陸新幹線の延伸開業を控えて、小松駅前に賑わいを創出するために作られたビルで、4~8階には「ホテルグランビナリオKOMATSU」が、2~3階には小松公立大学が核のテナントとして入ります。
プロント (3)

「ホテルグランビナリオKOMATSU」は、サンルート小松の運営会社が運営しています。ビジネス系のホテルしかなかったのですが、こちらはそれよりハイクラスで、いわゆるシティホテルに近いのかな?

また小松公立大学は来年4月開校の予定です。
プロント (8)

他には1階に育児支援施設「カブッキーランド」や、
プロント (11)

プロントもありました。プロントは石川県初出店だそうです。石川県にこれまでなかったんですね!?意外でした。
こまつアズスクエア (3)

夜は窓にカラフルなシート?が張られ、きれいです。

最後は私のブログでも時々登場する木場潟の話題です。
木場潟 (17)

いつもウオーキングしていますが、冬の間は雨や雪が降ると歩かないので、12月にこんなにいいお天気のもとで歩くことが出来るのは珍しいこと。
木場潟 (21)

白山もきれいに見えて、とても気持ちよく歩けました。

そして途中立ち寄ったのは、新しき建物が完成した「カヌートレーニングセンター」。
木場潟 (18)

内部も含めて完成するのは12月16日ですが、完成すると、東京五輪・パラリンピックのナショナルトレーニングセンター競技別強化拠点に指定されている木場潟カヌー競技場の充実がさらに図られて、カヌーの競技力向上に威力を発揮すると期待されている施設なのです。

さて以上、小松の3か所の新しい話題を紹介しましたが、街づくりに終わりはありませんね。これからも進化していかないと、人口減少に歯止めがかかりませんから。

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6月以降、私のブログにはそばのお店の紹介が増えます。

まぁ、色々好みはあるでしょうが、この時期おそばは冷たいのが美味しいと思います。

そのため夏の間は麺類はそばが多くなることはご承知おきください。

ということで、今日もそばのお店の紹介です。

私のブログでは、これまでも石川県の南加賀や福井県嶺北のそばのお店を数多く紹介してきました。

同じお店を数回でも紹介すればいいのでしょうが、そこはグルメブログをやっている身としては、なるべく違うお店を!と思う気持ちが強いので、自ずとまだ紹介していないお店を探して出かけてくることになります。
さかい

今日紹介します、白山市旧鶴来の白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)、それに白山獅子吼高原の近くにあります「そば処 さかい」は、基本的には旅館が主で営業していますが、昼の時間帯はおそば屋さんになります。

営業時間は11:00~14:00ということで、宿泊客のいない時間帯のみになっています。

でも、朝や夜は宿泊客への料理の提供。お昼はランチを一般客に提供と、家族経営でしょうか?休みなく働いているのでしょうか?だとしたら他人事ながら大変だなぁ、と思ってしまいました。

さて、この日は一昨日紹介しました、母と一緒に白山獅子吼高原と白山比咩神社へ行った時にランチを食べに入りました。

11:20頃だったので我々が一番目のお客でした。
さかい (10)

玄関には「白山麓そばの会」の表示がされていましたが、いまは、この会自体は存在していません。

こちらのお店には10数年前に一度お邪魔したことがあります。ブログをまだやっていないときでした。ただ、その時何を食べたか、また美味しかったかも含めて記憶にありません。
さかい (11)

奥のほうに進んで、旅館の夜の食事処にもなっていると思われる大広間が「そば処 さかい」になっています。
さかい (4)

床の間や飾られている絵画や彫り物、そして柱や梁も立派なものが使われていて、白山比咩神社にも近いということで、なんとなく荘厳な気にさせてくれます。
さかい (6)

そばのメニューはこんな感じです。やはり「白山」という文字も見かけられますね。

「吟醸そば」という、そばの実の中心部分のみで作った白いそば(いわゆる更科そばでしょうね?)も興味があったのですが、私は、この中から「白山おろしそば(950円)」を頼みました。

これはきのこ・ととろ芋・大根おろしが入っている冷たいそばです。
さかい (5)

出されるまで、そばのかりんとうを食べながら待ちます。
さかい (9)

そして出されたのがこちらです。きのこはひらたけ(平茸)となめこです。
さかい (2)

そば自体は非常にのど越しのいいそばでした。山芋でも練り込んでいるのでしょうか?

汁は濃い味でした。

こちらを食べて思いましたが、とろろとおろしは、やはり別々に食べたいですね。^^;
さかい (8)

こちらは母が頼んだ温かい「きのこそば(850円)」。

私のそばは、汁の味が濃かったのですが、母のは逆にだいぶ薄めの味だったようです??理由はわかりません。

そういえば、そば湯が出てきませんでしたね!

こんなゆったりとした落ち着いた贅沢な空間でそばを楽しめるのはいいと思いました。ご馳走様でした。

そば処 さかい
石川県白山市八幡町ル110
TEL 076-272-1340
11:00~14:00
火曜休


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今年、白山は開山1300年を迎えています。

それに合わせて、今年は色々なイベントが催されています。

先週末の7月1日には夏山シーズンも到来して、ちょうど休日ということと、この1300年の節目の年ということで、多くの登山客が白山の山頂を目指して登ったようです。

さて、私は先月末、その白山の麓のまち鶴来にある獅子吼(ししく)高原に母を連れて、ぶらり出かけてきました。

獅子吼高原に行くのは、30年ぶりくらいです。
獅子吼 (16)

昔はロープウエイで登ったのですが、いまはゴンドラになっています。

往復料金は大人一人700円。標高650メートルの山頂駅までは5分もかかりません。
獅子吼 (15)

この日は天気は良かったのですが、残念ながら霞がかかっていて白山は見えませんでしたし、下界の方も遠くまでは見通せませんでした。
獅子吼 (6)

スッキリと晴れた日には日本海までくっきりと見えるようです。

高原といっても標高650メートルなので、風がないと暑さは地上とあまり変わらない感じです。^^;
獅子吼 (3)

獅子吼高原といえば、前はスキー場も、それなりの本格的なコースもあったのですが、いまは閉鎖されていてファミリーゲレンデとソリのコースのみになっています。

その代わりに、北陸のハング&パラグライダーのメッカとして有名になっていました。

この日も多くのパラグライダーは気持ちよさそうに飛んでいましたね。
獅子吼 (9)

ただ、風があまりなかったようで、私がしばらく見ている間も、風待ちの状態が続いていてなかなかテイクオフ出来なかったです。

30分ほど頂上にいただけで再度ゴンドラに乗り地上に戻りました。
獅子吼 (20)

そしてこちらの世界各地の獅子頭や獅子舞が紹介されている「獅子ワールド館」を軽く見てから、
獅子吼 (21)

お隣の「ふれあい館」の中にあるカフェ「7☆Cafe(ナナホシカフェ)」でお茶をすることにしました。
獅子吼 (23)

ドーム型でらせん状にテーブル席が配置されています。

カフェだけのスペースとしてはもったいないほどの立派な建物ですが、ここは、前からカフェだけだったでしょうか?覚えがないです。^^;

特製の「牛すじカレー」も美味しいようですが、ランチは別なところで食べてきたので、冷たい飲み物のみを頼みました。セルフサービスです。

お水はレモン水です。
獅子吼 (26)

私はアイスコーヒー(450円)、母はアイスティー(350円)ですね。セルフですがお値段は普通のカフェ並でした。^^;

そのあと最後に立ち寄ったのは「白山本宮・加賀一ノ宮 白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)」。全国に2,000社以上ある白山神社の総本社です。
白山ひめ神社

こちらのほうでは「しらやまさん」の呼び名で呼ばれていますが、白山を神体山として祀る神社で有名で、白山の山頂御前峰にも奥宮があります。

初詣などでは大いに賑わう神社ですね。空気も凛としていました。

獅子吼高原
石川県白山市八幡町リ110番地
TEL パーク076-273-8449
 ゴンドラ076-272-0600
10:00~17:00(冬季10:00~16:00)
火曜休(冬期間:火・金曜休)

7☆Cafe(ナナホシカフェ)
パーク獅子吼ふれあい館
TEL 076-273-8449
10:00~15:00(L.O.14:30)
火・水曜休

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西暦717年(霊亀3年)に元正天皇は、元号を「霊亀」から「養老」へ改元しています。

その年から今年が1300年ということになりますが、この西暦717年の年には色々な変化が起こっているようです。

そのため、今年、全国色々なところで1300年を迎えるところがあり、記念の行事が取りおこなわれています。

小松にある名勝「那谷寺(なたでら)」と日本三名山のひとつ「白山」も、今年1300年を迎えます。
那谷寺 (2)

那谷寺は紅葉の名所としても知られていますが、寺伝によれば、養老元年(17年)に泰澄法師がこの地に千手観音を安置したのが始まりとされています。
那谷寺 (10)

現在は高野山真言宗別格本山として、また多くの観光客が訪れる、小松でも屈指の観光地として人気があるところです。
那谷寺 (5)

開創1300年御開帳法要は4月23日に、高野山真言宗管長や俳優の松平健さんがいらっしゃる中で、すでに執り行われています。
松葉屋 (4)

私は残念ながら諸事情で行くことが出来ませんでしたが、ご先祖様が那谷の地侍をしていたという縁で、苗字が「那谷」となったという、小松の月よみ山路で有名な菓子店「松葉屋」の御曹司によりますと、盛大に行われたということでありました。
松葉屋 (3)

私は東京からの客人をお連れして、後日、那谷寺を訪れました。
那谷寺

寺の入り口には御柱も立てられていました。
那谷寺 (3)

そして中に入ると、塔婆(とうば)も立てられていて、金堂華王殿に安置される本尊である十一面千手観世音菩薩の手と紅白の綱で結ばれています。
那谷寺 (4)

柱に触れると観音に触れたのと同じ御利益があるということで、じっくりと触れてきました。^^;

また、ご本尊の十一面千手観世音菩薩も26年ぶりの御開帳も行われています。一見の価値がありますよ!

4月30日には白山開山1300年神式大祭も執り行われて、那谷寺と同じく西暦717年に泰澄法師が初めて白山に登頂したと言われていて、今年で開山1300年を迎えるのです。

白山比咩神社の宝物館では、記念特別展と題して「白山と中西悟堂」展を4月1日から5月31日まで開催しています。こちらも是非ご覧願います。

さて、今日は那谷寺に関連した、もう一つの施設をご紹介します。
生雲

それは小松にある円行山の山頂に、那谷寺の宿坊ともいえる「自然智の里 生雲」についてです。
生雲1

「自然智の里 生雲」は、前述の那谷寺と白山を結ぶ線上に、かつて修験者たちが修行したとされる伝説の山「円行山」があり、ここに那谷寺が自然智行の求聞持堂を建てたのがはじまりです。

さらに、白山・那谷寺・円行山を結ぶ線の延長線上には、加佐ノ岬・木曽御嶽山・富士山も存在し、パワースポットで名高い場所ということらしいのです。

昔は、食事をしたりも出来たのですが、いまは宿泊施設として一般の方も利用できるようになっています。
生雲3

天気のいい日は日本海まで見えるほどの景色を楽しめます。
生雲2

また、白山を眺めながらの写経なども出来ます。
生雲4

夜は星空がきれいですし、部屋でも焚火で幻想的な一日を過ごすことが出来ますよ!

ちなみに、私が昔、食事に行った時のことはこちらに書いています

那谷寺
石川県小松市那谷町ユ122
宗派 高野山真言宗 別格本山
本尊 千手観世音菩薩
創建年 養老元年(17年)
開基 泰澄

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