あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。(ご注意)あくまでも主観で書いていますので何かありましても責任は負いかねます。参考にされる場合はご留意を。また内容は訪問当時に知り得た情報(ネット含む)をもとに書いています。なお、コメントは承認後にアップしており、不適切な内容はアップをしませんので、あしからずご了承願います。

タグ:熟成魚

世の中、熟成肉だとか熟成魚などという言葉を聞くようになってきてしばらく経ちます。

一言で「熟成」と言っても、熟成の度合いによって味やうま味が違ってくるでしょうが、いずれにせよ熟練の技が必要だと思います。

ある意味ブームなのでしょうが、こと石川県をはじめ新鮮な魚介を食べることが出来るところでは、魚については熟成をウリにしているお店は少ないのではないでしょうか?

個人的には、素材の良さと料理人の腕に期待したいので、それほど「熟成」というワードに興味があるわけではありません。

さて、今日紹介するのは大阪ミナミの人気の居酒屋です。

緊急事態宣言は解除されていましたが、大阪は移行期間中で、アルコールの提供は20時半まででした。

静岡から移動してきて、ホテルにチェックイン。近くのこちらのお店で一人で一杯やることにしました。
鯛之鯛 難波店

鯛之鯛 難波店」という店名にある通り、鯛をウリにしているのでしょう。

また熟成魚もウリの一つで、専用の冷蔵庫で鮮魚を0~3℃程度に保ちながら熟成させているとグルメサイトの紹介ページで書かれていました。

お店は近鉄・阪神の大阪難波駅の上あたり、難波フロントビルの地下にあります。

店中は奥に長い作り。私は一人だったので、カウンター席に案内されましたが、一人客は私だけ。
鯛之鯛 難波店 (23)

少人数のグループ客が多く、テーブル席はほぼ満席でした。
鯛之鯛 難波店 (5)

メニューです。
鯛之鯛 難波店 (4)

本日のおすすめ。

ネットと情報では明石より直送の「昼網鮮魚」がおすすめということ。
鯛之鯛 難波店 (6)

まずは生ビールの中(505円)と付き出し。

大阪では、それほど刺身を頼むことはないのですが。今回は熟成魚を食べてみたいということで、「お造り盛り合わせ(638円)」を頼むことに。

刺身はハマチ、ヒラメ、本マグロ、甘えびの4種類。熟成魚はカンパチと金目鯛の2種類盛られています。
鯛之鯛 難波店 (11)

刺身は、醤油とポン酢を付けて食べますが、熟成魚は塩かワサビを付けて食べるといいということで、それに従って食べてみました。
鯛之鯛 難波店 (9)

どうなのでしょう?熟成魚、確かにうま味は増しているようですが、食感というか他の要素については好みの問題でしょうね。値段との兼ね合い次第ですが、北陸の新鮮な魚のほうが私には美味しく感じました。

こちらは「明石たこのサラダ(879円)」。
鯛之鯛 難波店 (16)

明石のたこは有名ですね。

私も大阪に住んでいるときに、明石の料理旅館「人丸花壇」で蛸づくし会席を食べに行ったことがあります
鯛之鯛 難波店 (17)

このたこは確かにおいしかったです。

普段食べない「さざえつぼ焼(680円)」も頼んでみました。
鯛之鯛 難波店 (18)

濃いめの味付けです。
鯛之鯛 難波店 (20)

最後に肝を食べますが、若いころは苦味が苦手でしたが、いまは大好物!違いが判る大人です。

そして、これらを食べた後、店名にある鯛を食べていないことに気が付き頼んだのがこちらの「名物 鯛みそ(439円)」。
鯛之鯛 難波店 (21)

これは酒の肴でした。これ一つで何杯も飲めそうな味。少々辛いので海苔に巻いて食べるとちょうどいい感じです。最初に頼めばよかった!?

最後に生ビールの後に頼んだアルコールについて。
鯛之鯛 難波店 (13)

ドリンクメニューに白州と山崎のハイボールの文字が見えたので、久しく飲んでいないこちらの2杯も頼んでいます。一杯725円でした。

締めて5,000円を少し超えるぐらい。コスパもよく色々なメニューがあり、こだわりのウリまであるのでいいお店だったと思います。ご馳走様でした。

鯛之鯛 難波店
大阪府大阪市中央区難波4-7-14
 難波フロントビルB1
TEL 050-5594-6123
平日17:00~23:30(L.O.23:00)
土日祝16:00~23:30(L.O.23:00)
無休
※12/31,1/1,2は休業


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今日紹介します能美市大浜町の「料理・寿司やわたや」。

小松の安宅方面から北陸自動車道に沿って走る道を金沢に向かって走ると、加賀舞子の信号を左折してすぐ、加賀舞子海浜公園の手前にあります。

メイン道路から少し入るので目立たないので、どちらかといえばひっそりとあるという表現がぴったりかもしれません

私はお店の存在は前から知っていましたが、これまで一度も行ったことがありませんでした。
料理・寿司やわたや

立派な店構えですが民家のような造り?店内は広いです。
料理・寿司やわたや (2)

こちらは入り口入ってすぐ右にある小上がりの部屋です。

また奥には30名ほど入れる和室がありました。

客層としては周辺企業の接待需要やハレの日使い、法事などが多かったようです。

近年はインバウンドのお客様も増えてきていたそうですが、コロナ禍でこれらがストップ。なかなか大変だと話されていました。
料理・寿司やわたや (3)

緊急事態宣言下では一時休業されていたようですが、その期間を利用してお店をリニューアルされたようで、こちらのカウンターも抗菌素材のものに変えたそうです。前向きですね!?

現在は基本前日までに予約したお客さんだけを受けているそうで、私も前日の電話してカウンター席を予約しました。

我々は鮨店では基本カウンター席で予約します。鮨はカウンター席!がモットーです。カウンター席だと握りたてを食べることができるからです。

しかしご主人は、コロナ禍ではカウンター席にお客さんを迎えて握るのは久しぶりだと話されていました。

それほど接待やハレの日、法事などのお客様に支えられていたこちらのお店にとっては、今回の新型ウイルスは痛手だったようです。
料理・寿司やわたや (4)

お品書きです。値段の表記はありませんでした。

我々は上にぎりでお願いすることに。

最初から中トロが出されます。
料理・寿司やわたや (6)

最近は、イカや白身などからではなく、中トロなど濃いめの味のネタから出してくれる寿司店が多くなりました。
料理・寿司やわたや (7)

アラです。鮮度がいいです。
料理・寿司やわたや (8)

甘えび。口の中で溶けるようです。
料理・寿司やわたや (9)

梅貝は少し炙って出されました。コリッとした食感がいいです。
料理・寿司やわたや (10)

赤イカは熟成(エージング)させてありました。甘みが凝縮されてねっとりと美味しいです。イカの熟成は珍しいかもしれません。
料理・寿司やわたや (11)

こちらのマグロも熟成させています。
料理・寿司やわたや (5)

熟成のプロセスを経ると、まわりの何割かは捨ててしまわなければいけないようで、芯のうま味が凝縮されているところのみを使うことになるわけです。

うま味が増しているかな?熟成のと、そうでないのとを比較して食べさせてくれると違いが判るのに…、と思いました。(^^;

肉では熟成肉が一般的にも知られるようになりましたが、まだまだ魚や寿司の領域では熟成をウリにしているお店は少ないと思います。

魚(刺身)は鮮度が命!なんてのは古くて、種類のよっては熟成、つまり寝かせたほうが美味しくなるものもたくさんあります。大型の魚は大体寝かせたほうがおいしくなると言われているようですが、あえて熟成魚と呼ぶものとの違いはどうなのでしょう?私もそれほど熟成魚を食べていないのでわかりませんが。

そうそう!日本人の知恵から生まれた昆布締めなども熟成の一種なのです。
料理・寿司やわたや (12)

ウニとイクラの醤油漬け。海苔はしっかりとしたものでした。
料理・寿司やわたや (13)

最後はウナギです。いい塩梅に焼かれていました。

お味噌汁もお願いしています。
料理・寿司やわたや (14)

あら汁ですが、身は敢えて入れてないそうです。確かに臭みが少なく飲みやすいですね。

お味噌汁の値段が上にぎりに含まれているかどうかわかりませんが、9貫で一人税込で3,080円でした。

コロナ禍で経営は大変でしょうが、これからも地元のお客様に愛されるお店であり続けてほしいですね。ご馳走様でした。

料理・寿司やわたや
石川県能美市大浜町52-17
TEL 0761-55-1696
11:30~13:30 
17:00~22:00(L.O.21:30)
木曜休


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