あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。(ご注意)あくまでも主観で書いていますので何かありましても責任は負いかねます。参考にされる場合はご留意を。また内容は訪問当時に知り得た情報(ネット含む)をもとに書いています。なお、コメントは承認後にアップしており、不適切な内容はアップをしませんので、あしからずご了承願います。

タグ:湯本

箱根湯本に「ちもと」という人気の和菓子屋さんがあります。
茶のちもと (18)

こちらのモットーは「食品添加物など人工的な素材を極力使わず、素材そのものの力でできあがる和菓子をつくる」こと。

そんな創業60年を超える老舗の和菓子屋さんですが、そちらのお隣に、お店の和菓子をお茶と一緒に楽しめるお店が併設されています。
茶のちもと (16)

それが今日紹介します「茶のちもと」です。

この日、箱根湯本を散策後、宿泊先の「星野リゾート 界 箱根」にチェックインする前に一服するために立ち寄りました。

4つのテーブル席のみの小さなお店なので、すぐに満席になるようですが、我々は運よくすぐに座ることが出来ました。
茶のちもと (15)

店内は繭の形をイメージしたような空間で、室礼もやさしい感じでまとめられていました。
茶のちもと (6)

先ほども書きましたが、あくまでも「ちもと」の和菓子がメインのお店です。
茶のちもと (2)

その和菓子をまず選び、お茶とあわせていく形でオーダーします。
茶のちもと (20)

私が選んだのは、箱根で毎年春と秋に開催されている「箱根スイーツコレクション」というのがちょうどやっていて、テーマは「温泉スイーツ ほっこりな秋」だそうです。
茶のちもと (11)

今回、その対象となっている「ほうじ茶くず湯(800円)」を頼むことにしました。

和栗と白玉、煎った道明寺をあしらい、吉野葛と京都宇治の丸久小山園のほうじ茶を合わせ、中にはにはつぶあんが入っていました

思ったより甘くなく、甘いものがどちらかといえば苦手な私でも、美味しく頂くことが出来ました。

かわいい手作りせんべいも秋を感じさせてくれます。
茶のちもと (14)

合わせたお茶は、こちらもほうじ茶です。

残念ながら「箱根スイーツコレクション」は、11月13日で終了しています。この「ほうじ茶くず湯」がお品書きにあるかどうかは確認をお願いします。
茶のちもと (9)

妻は、行った日がちょうどハロウィンの日だったことから、こちらの「ハロウィンパーティ(750円)」という和菓子を頼んでいました。

これは、かぼちゃあんを挟んだ浮島のかぼちゃ、栗あんを包み込んだ東肥のおばけで出来ています。かわいいですね。
茶のちもと (10)

お茶はお抹茶です。
茶のちもと (7)

妻の母は「わらび餅(700円)」。

国産の本蕨粉を練り上げています。中は北海道産小豆のこしあん、国産大豆のきな粉がたっぷりまぶしてあります。

我々が一服している間にも、お客さんが中を覗いていきますが、満席なのを見ると諦めて立ち去っていく人が何組かありました。やはり人気のお店なのですね。ご馳走様でした。

茶のちもと
神奈川県足柄下郡箱根町湯本690
TEL 0460-85-5632
10:00-16:00(L.O.)
※土日は17:00(.LO.)
不定休(要問合せ)


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ご存じの通り、箱根湯本は全国に名だたる観光地です。

東京・横浜の大都市からも近く、また色々な観光名所も多いところで、平日でも多くの観光客が訪れて終日賑わっています。

私が行った日も、ロマンスカーで箱根湯本に12時過ぎに到着すると、駅周辺は多くの観光客で賑わっていました。

我々は着いてコインロッカーに荷物を預け、そのまま向かったのは箱根湯本の超有名店「湯葉丼 直吉」です。
湯葉丼 直吉 (5)

12時半ごろお店に到着すると、順番カードは37番。その時点で26番まで順番が進んでいたので、11組目ということになります。^^; やはり思っていた通りの人気店なようです。

こちらのお店は事前予約がきかないので、ひたすら待つしかありません。

秋の観光シーズンではありましたが、紅葉までは半月ぐらい早い時期の平日。順番待ちが嫌いな私としては、まさか11組も待つとは思いませんでした。^^;
湯葉丼 直吉 (6)

なお、お店の外に「もっちゃんの足湯」と呼ばれる足湯があるので、待っている間、入っているのもいいかもしれません。

私のほうは、お店で待つのを妻と妻の母に任せて、明日のレンタカーを借りるお店を下見を兼ねて行ってきました。

その後、45分くらい経ったころ、やっと店中に入ることができました。
湯葉丼 直吉 (14)

お店は、昭和30年代の木造建築の旅館の大宴会場だったところをカフェ風にリフォームしています。
湯葉丼 直吉 (3)

メニューはこんな感じです。

こちらのお店の一番の人気メニューは「湯葉丼(980円)」です。
湯葉丼 直吉 (9)

妻と妻の母はそれにして、私はブログネタのために、プラスで、姫とうふ&汲み上げ湯葉刺が付いたセット(1,520円)を頼み、姫とうふと汲み上げ湯葉刺を3人でシェアすることにしました。少しでも節約です。^^;

各品には小鉢とお漬物が付いています。

ちなみに、こちらのお店で作る豆腐や湯葉は、箱根山から湧き出る大平台の名水「姫の水」で作られているようです。
湯葉丼 直吉 (10)

湯葉丼は、その湯葉を上品なダシで煮込んで、玉子でとじています。ただ丼と名が付いていますが、あらかじめご飯の上にかけられているわけではなく、お客が好みに応じてご飯の上にかけて食べるようになっています。
湯葉丼 直吉 (13)

見た目、玉子丼のタネのようなビジュアルですね。味的にも似てなくもない味ですが、とろ~り、ふわふわ感はさすが湯葉丼です。カツオ出汁がきいています。
湯葉丼 直吉 (11)

生姜醤油で食べる姫とうふは、甘くて大豆の旨みがダイレクトに感じて美味しかったです。
湯葉丼 直吉 (12)

汲み上げ湯葉はわさび醤油で食べますが、こちらも、とろけるような舌触りで美味しかったですね。

さすがにいつも行列が絶えない人気店だけありますね!?ご馳走様でした。

湯葉丼 直吉
神奈川県足柄下郡箱根町湯本696
TEL 0460-85-5148
11:00~19:00(L.O.18:00)
火曜休


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前回の夕食編に引き続き朝食編です。

朝食も夕食のときと同じく食事処でとります。ただ、夕食のテーブルとは違っていました。

食事時間は7:30もしくは9:00のどちらかを選択しなければいけません。夕食のときも思ったのですが、このあたりはもう少し柔軟であってもいいのかな?と。

さて、夕食がなかなかいい内容だったので、朝食も期待をしながら席に着きました。
界 箱根 (63)

まず出されたのはすり流し。

先付は、霜降(そうこう)をイメージして作られています。

霜降とは二十四気の一つで、10月23日頃(2016年は10月23日)および立冬までの期間のことを指します

秋が一段と深まり朝霜が見られる頃で、朝晩の冷え込みが厳しくなり日が短くなったことを実感できる季節のことを表しているようです。

ははは。しかし、この先付が何だったか聞いたけど忘れてしまいました。^^;
そのあと、お盆に乗せられて、こちらの一式が運ばれてきました。う~ん、日本人に生まれてよかったなぁ~!ってな内容の朝食ではありませんか!?
一番上に置かれているのは、焼き物で「真鯵開き 塩麹干」です。塩麹のうまみが上品で潮の香りを引き出しています。

珍味三種としては「イカの塩辛」「こんぶ梅」「焼きかまぼこ」。
炊き合わせはお品書きでは「鶏肉と豆腐のつくね」ですが、
私はさつま揚げでした。
界 箱根 (66)

鍋は「柔らか湯豆腐」。火をつけて沸騰してきてしばらく煮込むと、水分に豆乳が溶けだして白濁します。

こちらは胡麻だれで食べます。絹のような滑らかな豆腐でしたね。大豆そのものがいいんでしょう?

蒸し物は「温泉玉子 山葵」。
 
あとは白飯、味噌汁、香の物、デザートとしての本日の果物が並べられています。
界 箱根 (58)

ちなみに、ロビーでは、食後などに無料で飲み物をセルフですが飲むことが出来ます。

こちらの旅館は、朝もゆったりとした時間を過ごすために12時がチェックアウトの時間になっています。緑あふれるロビーでお茶しながらまったり過ごすのもいいでしょう?

あと、私が宿泊したのは平日だったため、全館満室ということではなかったようです。

客層も少し高めのかたが多いようでした。また、いまは海外からのお客様も多いようで、台湾からの団体のお客様の姿も見かけました。

そのせいかわかりませんが、大浴場に入るとき、夕方、夜、朝と3回利用したのですが、日本人の方お一人しか会うことがなかったです。

施設サービス編でも書きましたが、今度、4階の部屋は全室リニューアルするということで、露天風呂付きの部屋も増えるようです。期待したいですね。

施設サービス編はこちらをご覧ください。

夕食編はこちらをご覧ください。

星野リゾート 界 箱根
神奈川県足柄下郡箱根町湯本茶屋230
TEL 050-3786-0099
チェックイン15:00
チェックアウト翌12:00
年中無休


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前回、施設サービスについて紹介しましたが、今日は夕食について書きたいと思います。
 
突然ですが、箱根の名物料理って何かありますか?パッと思い出す料理は無いですね?

まぁ、特に箱根に行くのに、これを食べたい!と思って来たわけではないので、それほど気にはなりませんが…。

さて、「界 箱根」の施設サービス編については先日紹介しましたが、今日は夕食編です。

温泉旅館の楽しみといえば、もちろん温泉と料理です。

どんな料理が出されるのか、レストランで食べるときよりも期待が高まる度合いが高いのではないでしょうか?

最近は、温泉旅館でも食事処で食べるところが多くなりました。
界 箱根 (25)

施設サービス編でも書きましたが、「星野リゾート 界 箱根」は「桜庵」という廃業した旅館を一部リノベーションしています。お食事処についても、元は宴会場だったところに間仕切で半個室にして、グループごとに食事が出来るようにしています。

食事時間は18:00もしくは19:30のどちらかを選択する必要があります。他の時間ではダメなのかは確認しませんでした。

サービスしてくれる女性の方は社員の方です。それも、まだ入社してそれほど経過していないだろうと思われる若い方でした。

ただ、星野リゾートも社員教育には力を入れている会社なので、料理を出すタイミングやお酒などもスムーズに出てきて不満に感じることはなかったです。

それでは、出されたものを順番に紹介していきましょう。
界 箱根 (29)

まず先付けは、「サーモンと野菜のマリアージュ」という名前で、ガラスの器に入れられているのは三層のムースです。左に置かれているのは食前酒でした。
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八寸は「干し椎茸香煎揚げ」「茸の茜揚げ」「蓬麩の胡桃田楽」「甘海老の老酒漬け 酢橘釜」「長芋すり流し 辛子酢ゼリー」「果実の白和え」「鶏と干し葡萄の松風」「落花生旨煮」。秋らしい盛り付け、目で楽しめ味でも楽しめました。これが和食のよさですね。

また色々な調理法で、少しずつ楽しめるのがうれしいです。
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椀物は私以外は「錦秋鶏しんじょう 振り柚子」。こちらも秋らしい盛り付けです。
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私は鶏が苦手なので、あらかじめ伝えてあったら、別の料理に変えていただきました。ただ、何だったかこれまた記憶が……。^^;
界 箱根 (38)

お造りは「界箱根流」と題して、海老の卵黄味噌漬け、マグロのちり酢、イサキは蕗山椒(ふきさんしょう)縒り大根、帆立貝には塩昆布と酢橘、太刀魚には青梅、アオリイカには塩辛と大葉、アジには納豆醤油に縒りニンジンが添えてあります。

これまた一品一品、味付けを変えてあるという手が混んだお造りですね。
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実は、こちらの黒い器の下には、赤い皿が敷かれていて、そちらにはさらに一品隠れていました。
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焼き物は「鮭の幽庵漬けとお松茸の袱紗(ふくさ)焼き」。ほんのり柚子と松茸の香りを感じる逸品でした。

ちなみに袱紗(ふくさ)焼きとは、「2枚の布を表裏に合わせた生地」のように焼きあげた料理法で、今回の場合、鮭と松茸を薄く衣で包んでありました。
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煮物は「茄子の葛饅頭 蒸し雲丹 海老の芝煮」。茄子の葛饅頭、柔らかくてダシがしみていて美味しかったです。
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台の物は私以外は「豆乳メレンゲ鍋」でした。ふわっとした豆腐のメレンゲが乗せられます。
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これまた豚肉が苦手な私には、鯛のしゃぶしゃぶ鍋が用意されていました。お手数をおかけしました。^^;
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食事は、ご飯、止め椀、香の物。ご飯は白いご飯でした。ご飯、美味しかったです。
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デザートは3種類から選べました。
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私は「ほうじ茶のクリームブリュレ」を食べました。
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妻は「界箱根特製 軽やかなチーズのムース」。
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妻の母は「秋のおすすめ 栗のデザート」と、3種類とも頼んでみました。^^;

さて、これらの料理と共に飲んだアルコールについても最後に触れておきます。

私は日本酒飲み比べセットは2,300円。
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地元神奈川(海老名)の酒蔵「泉橋酒造」の右から「吟の泉 山廃 純米大吟醸」「紀 山廃 純米吟醸」「恵 純米吟醸」です。どれも飲みやすいお酒でした。

妻のほうは、「特選 ワインコース(3,800円)」。

旅館のソムリエがセレクトしたワインを楽しめます。 
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先付・八寸・椀物にはシャンパンの「グラン・クリュ・クレイエール」を合わせます。
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お造り・焼き物には妻の好きな白「サンセール」。
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鍋・台の物には赤で「フルーリー・レ・モリエ」というセレクトでした。

私も妻も、夕食ではお酒とつまみを楽しむほうなので、最後のご飯にはこだわりがありません。

内容的には、色々な食材を使い、色々な調理法で楽しませてくれる、「星野リゾート 界 箱根」の夕食は、満足度が高かったです。ご馳走様でした。

施設サービス編はこちらをご覧ください。

朝食編はこちらをご覧ください。

星野リゾート 界 箱根
神奈川県足柄下郡箱根町湯本茶屋230
TEL 050-3786-0099
チェックイン15:00
チェックアウト翌12:00
年中無休


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