あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。(ご注意)あくまでも主観で書いていますので何かありましても責任は負いかねます。参考にされる場合はご留意を。また内容は訪問当時に知り得た情報(ネット含む)をもとに書いています。なお、コメントは承認後にアップしており、不適切な内容はアップをしませんので、あしからずご了承願います。

タグ:橋立

天気がいいと加賀市の加佐の岬にぶらりと行くことがあります。

今回は黒崎海岸から日本海を眺め、その帰りに橋立港のそばにある「和ダイニング波生」でランチを食べることにしました。前回は約6年前に伺っています

元々は割烹店だったのですが、今はお昼のみの営業となっていて、メイン料理+惣菜+サラダバー+フリードリンクでのランチを楽しむことが出来ます。
和ダイニング波生 (2)

お店は割烹店だったときの外観そのまま。
和ダイニング波生 (3)

店内は、テーブル席に変えられています。
和ダイニング波生

表に出されていたメニュー看板。前はあった「刺身盛り合わせ」がなくなっていました。夜の営業がなくなり、日持ちのしないものをメニューに載せるのは難しくなったのかもしれません。
和ダイニング波生 (4)

そして、店内に入ってメニューも見ると、無いものがありました。それは「鯖の塩焼き」と「カレイのソテー」の2つ。それを食べたいと思って入ったので少し残念。

気を取り直して、私は「ハンバーグ 和風デミグラスソース」、妻はサーモンソテー バジリコマヨソース」を頼むことに。
和ダイニング波生 (7)

前はサラダ・ドリンク・惣菜類はバイキング形式で基本食べ放題だったのですが、いまはバイキングはサラダとドリンクのみとなっていました。コロナ禍の影響か、食べ残しの対応からかもしれません。
和ダイニング波生 (8)

出てくるまでサラダとドリンクを取ってきて飲み食べしながら待ちます。
和ダイニング波生 (10)

しばらく待って、おかずは松華堂弁当のような形で出されました。

なかなか盛りだくさん。前は割烹だったので味のほうもお墨付きです。
和ダイニング波生 (13)

メインのハンバーグはサイズが大きかったです。
和ダイニング波生 (14)

こちらは妻のサーモンソテーです。
和ダイニング波生 (12)

お味噌汁の味もいい感じでした。

この内容で1,650円はお得ですね。

個人的にはバイキングよりも、今回のような内容のほうが嬉しいので変更を歓迎します。ご馳走様でした。

和ダイニング波生
石川県加賀市橋立町89-1
TEL 0761-75-2319
11:15~14:00
木曜休



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今日紹介するのは、2016年11月にオープンした焼菓子を製造・販売しているお店「日菓(Nicca/HASHIDATE)」。
日菓 (16)

2回目の紹介になりますが、前は1年8カ月前に伺っていて、こちらで紹介しています
日菓 (10)

目立たない小さなお店ですが、インスタで魅力的な写真をアップしていて、つい行きたくなってしまいます。
日菓 (5)

前回はマフィンやパウンドケーキ、ブラウニーなどをテイクアウトして、家で食べましたが、今回、お盆の休みの期間中の暑い日ドライブがてらに車を走らせる途中に立ち寄りました。

色々美味しそうなお菓子が並んでいましたが、今回はタルトを頼むことにしました。
日菓 (14)

こちらのブルーベリーココナッツと
日菓 (13)

ほうじ茶ナッツです。

他にお客様もいなかったこともあって、涼しいお店の中でイートインさせていただくことを了解いただきました。

乳製品・バター・卵などは使用しておらず、なたね油・きび砂糖・豆乳など植物性材料のみを使用して作られる焼菓子は、上品な甘さでとても優しい味です。

タルトを食べるのと一緒にドリンクも頼みました。
日菓 (7)

ドリンクメニューはこんな感じです。

私はその中から「水出しアイスコーヒー(480円)」を頼みました。
日菓 (12)

ブラックのまま飲むと、すっきりとしたアイスコーヒー。水出しでゆっくり抽出しているのでコーヒーの深くほど良い苦みが出ています。
日菓 (15)

妻はほうれん草スムージーです。私も少し飲みましたが、甘さ控えめですが飲みやすいスムージーでした。体にも良さそうな感じでした。

ドリンクも店内で飲ませていただき、タルト共々美味しく頂きました。ありがとうございます。そしてご馳走様でした。

日菓(Nicca/HASHIDATE)
石川県加賀市橋立町イ甲73
TEL 090-4689-2450
11:00~18:00
月曜・火曜休


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7月分の紹介がまだ続きますが、今回の未公開編は6月と7月分です。

まずは小松の「すみげん」で買い求めた「橋立産粉わかめの1合瓶2018年新物(税込1,134円)」について。
すみげん

手づくりの数量限定ですぐに売り切れるそうで、私も初めて買い求めてみました。
すみげん (2)

粉わかめとしては、加賀市橋立産ブランド通の中では知られた逸品なのだそうで、瓶詰めなのは、粉わかめが湿気を嫌うからだそうです。デリケートな食品ですね。

すみげんさんのHPによると、「海女さんが朝採ってきた新鮮な日本海のわかめをコモ(菰)の上に広げて天日干しし、乾いたわかめを手作業で揉み砕き、細かい粉末状にします。」と書かれていました。もちろん、添加物も一切入っていません。
すみげん (3)

温かいご飯にかけて食べると、磯の香りがほんのりして美味しいです。

残念ながら、こちらは初夏のころからしばらくの季節限定・数量限定です。もしかしたらもうないかもしれません。その時は来年を待ってください。

そうそう!すみげんさん、木~土のお昼はそばも食べることが出来ます。皆さんもどうぞ!ご馳走様でした。

ふる里の味すみげん
石川県小松市三日市町三日市町9番地
TEL 0761-22-4214
9:30~19:00
水曜休

お次は加賀市大聖寺のイタリアの食材を扱っている「エノテカ チェドロ ステッラ」について。
エノテカ チェドロ ステッラ (3)

前に紹介したことがありますが、今回、久しぶりに行ってみました。

今回買い求めたのは、こちらのロゼワインと、ヤギチーズ専門店Y&Coのヤギチーズの「カプリーノしょうゆ」です。
エノテカ チェドロ ステッラ (4)

ワインのほうはもちろんイタリアワインで、バローネ・コルチェキア社の「カサノヴァ チェラズオーレ・ダブルッツォ スーペリオーレ」。1,630円でした。値段もお手頃で、味もしっかりした辛口のロゼでした。
エノテカ チェドロ ステッラ (5)

チーズは、富山県黒部のヤギのチーズです。前回も買い求めていますが、今回は同じ「カプリーノ」ですが、醤油とのマリアージュした珍しいチーズです。

無添加にこだわったチーズは、ヤギ乳と黒部の海洋深層水の塩だけを使って作られていて、黒部産の無添加しょうゆを合わせて風味を少し和風にシフトしてあります。
エノテカ チェドロ ステッラ (7)

買い求めてから少し置いて、より熟成させてから食べました。

ヤギのチーズ独特の風味に醤油の風味が加わって、洋にも和にもあいそうな感じに仕上がっていました。ご馳走様でした。

イタリアワインと食材 エノテカ チェドロ ステッラ
石川県加賀市大聖寺敷地ル乙55番地
TEL 0761-75-7910
11:00~20:00

最後はホテルの朝食の話題で、大阪の「ホテルWBF心斎橋」です。
WBF

ここは、今年1月オープンしたばかりの新しいホテルで、ビジネスホテルですね。

今回2泊しましたが、新しいので施設はきれいで、部屋は狭かったのですが、違ったメニューを楽しめる朝食についてはなかなかよかったです。
WBF (4)

ビュッフェ形式で、ホームページには「朝ごはんにお寿司が楽しめる」と書かれていて期待しましたが、2日間共寿司は出ていませんでした。^^;

朝6:30からやっているのがうれしいです。
WBF (5)

両日とも早目の時間帯で利用しましたが、お客さんは数名しかいなくて空いていました。1,200円という値段のことがあるのかもしれません。
WBF (6)

食べたものは一日目はこんな感じです。
WBF (7)

ネギトロ丼があったので、それにしました。最近、ホテルのビュッフェ形式の朝食では欲張って盛って食べ過ぎになることが多いので、控えめな量にしました。
WBF (8)

2日目の朝は、ホテルオリジナルの人気メニューだそうで、牛すじカレーです。

黒い色のカレーです。コクがあって美味しいカレーでした。

朝食としてカレーを置いているホテルが最近は多くなりました。

私はめったには食べませんが、たまに食べるといいですね。ご馳走様でした。

ホテルWBF心斎橋 
大阪府大阪市中央区南船場2丁目9-15
TEL 06-6243-4690
朝食6:30~10:00

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「日菓(Nicca/HASHIDATE)」は、2016年11月にオープンした体に優しい焼菓子を製造・販売しているお店です。
日菓 (2)

実は昨年秋にお店の前を通った時に、工事をしていて何のお店が出来るのだろう?と思っていました。

そこでネットなどで調べて、「日菓(Nicca/HASHIDATE)」という焼菓子を製造・販売しているお店だということがわかりました。
日菓 (3)

場所は橋立港の近く、加佐の岬へ向かう道の分岐交差点、橋立郵便局のとなりです。わずか5坪の小さなお店で私がお邪魔した時も4名のお客さんが店内にいて満員状態。狭いお店です。^^;

事前の情報ではオーナーの小林さんは小松の喫茶店「桐」で働いていたようです。

しかし、2015年12月に「桐」が閉店して、地元の加賀市に自分のお店を持つことを決意され、現在に至っています。
日菓 (5)

「日菓(Nicca/HASHIDATE)」で作っているお菓子は、乳製品・バター・卵などは使用しておらず、なたね油・きび砂糖・豆乳など植物性材料のみを使用しています。そんな体に優しい焼菓子店なのです。お菓子以外にも焙煎珈琲・スムージー、自家製シロップジュースなどがテイクアウトできます。 

どんなお店かは、彼女がアップしているサイトを見てください。素敵な写真がいっぱい載せられています。

お店も彼女のこだわりを感じることが出来る素敵なインテリアでした。
日菓 (4)

この近くにギャラリーショップ「Cullet」を構えているガラス作家の秋友伸隆氏の「太閤鏡餅」も飾られています。
日菓

我が家にも同じものがありますよ!

では、今回買い求めたものを紹介していきます。
日菓 (7)

私たちが到着した13時少し前には、店内の焼菓子もだいぶ売れてしまって、残り少なくなっていました。^^;
日菓 (10)

マフィンが焼きあがっても並べられる前に買われているような状況で、
日菓 (14)

我々もこちらの「林檎とシナモン(280円)」と、本日のマフィン「メープルシロップ(280円)」が各々一個ずつ残っていたので、それを買い求めました。

植物性のパウンドケーキは、本日のパウンドケーキ「ごまとナッツ(250円)」を買い求め、こちらは私が食べました。ゴマの風味が勝るほどとても優しい味でした。
日菓 (12)

あと「いちぢくのブラウニー(200円)」も。
日菓 (11)

こちらの「豆乳ばななジュース(420円)」はテイクアウトして飲みましたが、こちらも豆乳を使っていて優しい味でバナナの味がクリアに感じられるジュースでしたよ。

小さなお店ですが、随所にオーナーのこだわりが感じられ、もちろん、売られているお菓子も体にいい美味しいものばかり。今後も近くを訪れる機会があれば買い求めたいと思います。ご馳走様でした。

日菓(Nicca/HASHIDATE)
石川県加賀市橋立町イ甲73
TEL 090-4689-2450
11:00~18:00
月曜・火曜休


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11月6日に今年のズワイガニの漁が解禁されました。

毎年、カニのシーズンが待ち遠しいのですが、これほどカニの価格が高くなると、なかなかズワイガニを堪能することが出来なくなってきましたね。

私自身も、ズワイカニを一度に色々な食べ方で食べることは、10年以上していません。

ズワイガニは、刺身、焼き、茹で、天ぷら、おでんの種、炊き込みご飯の具材など、和食での料理法を一通り楽しめて、どれもカニの旨みによって美味しく食べることが出来ます。

身はもちろん、味噌や卵なども美味しく甲羅や浮き袋以外はほとんど食べることが出来ます。

さて、石川県では数年前からズワイガニの雄を「加能ガニ」と呼びます。一方雌のカニのことは、今までと同じ「香箱がに」という呼び方して区別しています。

昔から「香箱」という素敵な呼び方が付けられていることは、石川県に住む人にとっては、雌の「香箱ガニ」のほうが親しまれてきた証しではないでしょうか?
司 (2)

今回「割烹・料理旅館 司」へは、東京からの客人をお連れして、我々もご一緒することにしました。
司 (22)

私は過去に何度かお邪魔したことがあります。こちらのお店は宿泊も可能で、昔はもっと手頃な値段でカニのコースを楽しむことが出来ましたが、先ほども書いた通り、近年はズワイガニの値段も高値安定していて、足が遠のいています。

さて、石川県の漁港の中でも、ここ橋立港は美味しいカニが水揚げされることで知られています。

カニの良質の漁場は三国沖の魚場にあるのですが、そこは橋立港から比較的近く、名前が付いている三国港よりも近いのです。そのため小型の船での漁が可能ということもあり、夕方には港に帰ってきて夕方からのセリにかけることができます。つまり獲れてから短い時間で旅館で出すことが出来るのです。

また、橋立の漁場は「泥地」。一般的に岩場にいるカニは堅いのですが、泥地にいるカニは殻がやわらかく、食べやすく、甘くてしっとりしているといわれています。

そんな橋立港から、市場で競り落とす権利「買参権」を持つご主人が直接仕入れてくる「加能ガニ」は、美味しくないわけがありません。

今回お願いしたのは、「橋立・極上かにづくし会席」というコースで、一人14,000円です。この値段でいわゆるフルコースのカニ料理を楽しめるのはうれしい限りです。

では、順番に紹介していきます。
司 (3)

部屋に通されたら、すでに座卓に並べられていたのは、茹でた「加能ガニ」が一人半バイと「香箱ガニ」が一人1パイ置かれていました。
司 (4)

「香箱ガニ」も普段家で食べるような小型のものと違って、身も取りやすい大きさでした。^^;

ちなみに石川県の漁港で水揚げされた雄のズワイガニ(加能ガニ)には青いタグが付けられています。

これらを食べながら順番に出される料理を食べていくわけです。
司 (5)

そして運ばれてきたのが、「かに刺し」です。

生の「加能ガニ」の足の身をだして氷水で締めると、花が咲いたようになります。生きたカニでないと、こうはいきません。甘みがあります。ただ私自身は「かに刺し」は、それほど好きではありません。
司 (14)

一番好きなのは、次に出された「焼ガニ」です。焼かれることで香ばしさが加わり、かつ甘みが増します。
司 (13)

足はもちろんですが、ミソの入った甲羅のほうの旨さは格別です。日本酒がすすみます。
司 (19)
 
そして、天ぷらも出されます。
司 (20)

最後は、「かに雑炊」ですね。これも絶品でした。
司 (21)

これが我々6名が食べ残した部屋の後です。(笑い)

この「橋立・極上かにづくし会席」というコースには、「加能ガニ」以外にも色々な料理が付いています。
司 (6)

キトキトのお刺身。ブリ、カンパチ、アカイカ、甘エビです。
司 (7)

イクラ。
司 (10)

大ぶりなカレイの煮付けです。身の厚みが違いました。
司 (17)

飲んだのは生ビールのあと、日本酒を主体にしました。

2012と2013年のノーベルナイトキャップという、ノーベル賞の公式晩さん会の後のパーティで出された「加賀の月」の「満月」と「KISS OF FIRE」の2種類。そういえば、10日はいよいよノーベル賞の授賞式ですね!

「満月」は「司」の限定仕様でした。

久しぶりにこちらのお店にお邪魔しましたが、やはり完敗です。美味しいカニを前にだいぶ飲んで一人17,500円ほど。これを高いと思うかどうか?加能ガニを堪能できて満足度は相当高いと思います。参りました。ご馳走様でした。

ちなみに、雌の「香箱がに」は12月29日まで。雄の「加能ガニ」は来年3月20日までが漁の期間となります。皆さん、お早めにどうぞ! 

割烹・料理旅館 司
石川県加賀市橋立港
TEL 0761-75-1511
11:30~21:00(入店は17:30まで)
火曜休


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