あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。大阪・福岡のお店も豊富です。 (ご注意)あくまでも主観による内容ですので、参考にされる場合はその点ご留意を。 なお、内容に関係ない、または不適切な内容のコメントは勝手に削除させていただきますので、あしからずご了承願います。

タグ:東酒造

今年度、小松市を含む19件が平成28年度の「日本遺産(Japan Heritage)」に認定されています。 

その中で小松市は、「『珠玉と歩む物語』小松~時の流れの中で磨き上げた石の文化~」で申請。北陸3県で唯一認定を受けています。

今回、その小松の石文化について少しだけ取材をしてきましたので、紹介したいと思います。

まずは、小松市の西尾地区に観音下石(「かながそいし」と読みます)、または日華石と呼ばれる石について。
日華石 (3)

小松市内から大倉岳高原方向へ向かう国道416号線から石切り場を見ることが出来ます。ただ、現在採石しているのはこの裏側で、観音下石材という会社が採石をやっているのです。

観音下石(日華石)自体は、いまは需要が少なくなって会社ではなく個人営業で細々とやっていますが、社長の橋本さんは小松市議会議長まで務めたことがある方で、私も個人的に良く存じ上げている方なのです。

この日、橋本さんに了解を頂き、採石場と加工工場を見学させていただきました。
日華石 (6)

ご覧のように、黄色い色をした軟石で、小松市内を走ると、民家の塀や蔵などによく見かけることが出来ます。
東酒造 (8)

観音下石を多く使っていて今市内で残っている構造物では、私のブログでもよく登場する酒蔵「東酒造」の醸造蔵があります。
東酒造 (5)

白山の火山灰が堆積してできた凝灰岩であるこの石の特徴は、柔らかく加工がしやすく、多孔質で、火に強いのも大きな特徴。東酒造の醸造蔵も夏は涼しく冬は暖かく、年間通じて温度や湿度の変化が少ないので、お酒を造るところとして適しているということです。

観音下石(日華石)はそれらの特徴を備えているので、全国各地の有名な建築にも多く採用されていて、駒場公園内の旧前田侯爵邸洋館、国会議事堂の2階廊下の壁や柱。武庫川女子大学の甲子園会館(旧甲子園ホテル)、奈良平城京・朱雀門の修理などに使われているのです。
SHKUD YArn (50)

ここ最近、また観音下石の良さが見直されてきて、「SHOKUDO YArn」という今人気のレストランではワインセラーとして使われていました。

お次は、粟津から山間に入り数分車で走ると滝ヶ原という地区がありますが、こちらでも滝ヶ原石という軟石が採石されます。

滝ヶ原石は、緑がかった石できめが細かい軟石です。観音下石(日華石)と同じく、加工がしやすく建築物の色々な場所で使われていたり、彫刻にとても適している石なのです。
滝ヶ原石材 (2)

いまは、荒谷商店が採石していますが、ちょうど伺ったのがお休みの日だったのでだれもいませんでした。そこで、立ち入り禁止の看板の手前から採石場を写したのがこちらの写真です。

さて、この後、せっかく滝ヶ原町に来たので、前々から興味があった「滝ヶ原ファーム」にお邪魔しました。
Takigahara Farm (21)

「滝ヶ原ファーム」は、古民家を改修し誕生したファームハウスで、「小松市滝ケ原町の美しい自然に囲まれて、農的生活を探求します。」ということらしいです。^^;

9月の3連休のとき、「滝ヶ原フェスティバル -クラフト & クラフトフード-」というイベントが催されていて、その時に西麻布の二つ星レストランフ「L’Effervescence(レフェルヴェソンス)」の総料理長、生江史伸さんら料理人が腕を振るったのですが、私は残念ながら行けませんでした。
Takigahara Farm (18)

当日は有料のイベントで、前述の東酒蔵 神泉や吉田製造 手取川の酒に、石窯で焼いた使ったバーベキュー、小松市の食材を使った石窯ピザ、小松市の大麦を使った石窯パンなどが振る舞われたようです。
Takigahara Farm (6)

色々調べたら、ここは青山ファーマーズマーケットという「農家さんを中心に、料理人、職人、そして都市に暮らす人々が参加するコミュニティ」というコンセプトで活動している方々が企画運営していて、東京や鎌倉、姫路などから数人が、実際にリノベーションされた古民家に住み、農業や料理、アートなど創作活動をされていて、その一人の写真家の方に家の中を案内いただきました。

突然の訪問にもかかわらず、丁寧に説明していただいてありがとうございました。
Takigahara Farm (5)

これはイベントで書道家の万美さんが書いた書です。

当日はあいにくの雨で、私もよく存じ上げている小松在住のデジタルアーティスト、長谷川章さんのデジタル掛け軸(D-K)は室内での投影になったようですね。
Takigahara Farm (9)

2階には、「IDEE」ファウンダーの黒崎輝男氏の書斎みたいな空間がありました。彼は小松の苔の里で有名な日用町における「叡智の杜プロジェクト」をやっていたりします。
Takigahara Farm (20)

これから、この施設を核にしながら色々な試みをやる予定らしいのですが、まだ詳細は決まっていないようですね?そのようになるか興味津々です。

最後になりましたが、小松の石で有名なことでは、九谷焼の陶石の採掘が小松で行われていることです。
浅蔵五十吉 (6)

江戸後期に小松市花坂地区で発見された陶石が、九谷焼では重要な位置付けとなっている点では見逃せないでしょうね?

一時、埋蔵量が少なくなりましたが、新しい採掘場も見つかったようですね。

日本遺産に認定された小松の石文化、これからの展開についても楽しみです。
石文化 (2)

なお、10月1日から小松市立博物館では、日本遺産認定記念特別展「珠玉と歩む物語~小松の石と文化」が開催されています。
石文化

日本遺産認定記念特別展
「珠玉と歩む物語~小松の石と文化」開催案内 
10月1日(土)~12月18日(日)
休館日:月曜、祝日の場合は翌日)
入館料:一般 500円、高校生以下無料

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6月、梅雨に入りだんだんと湿度も高くなってきたが、雨はそれほど日中に降ることが少なかった。

恒例の未公開編。まず最初はオーケストラアンサンブル金沢の小松定期公演について。
photo

6月24日の夜。小松芸術劇場うららにおいて、春の定期公演が開催された。オーケストラアンサンブル金沢の小松定期公演は初めてだった。

共演は、ソプラノ歌手の木村綾子さん、テノールは笛田さん、バリトンは小林さん。

その中のソプラノ歌手の木村綾子さんとは、GWの「ラフォルジュルネ金沢」でも、一緒に写真に写ったご縁もあって、今回の小松公演を聴きに行くことにしたのだ。

指揮は柳澤寿男氏で、お父さまが小松に本社があるとある会社ともご縁があるようだ。
アンサンブル金沢 (2)

今回の公演は歌劇(オペラ)がテーマ。千住明氏の歌劇「滝の白糸」は、金沢の文豪、泉鏡花の小説「義血侠血」を原作としている。またプッチーニの「蝶々夫人」、ビゼーの「カルメン」、ヴェルディの「椿姫」などおなじみの曲を中心に演奏と歌を聴くことが出来た。

オペラ歌手に限らずだが本物はやはり生で聴くに限る。もちろん、オーケストラアンサンブル金沢の演奏も素晴らしかった。

お次は、6月9日のロックの日に金沢に一部エリアが無料オープンした「ロックの殿堂ジャパンミュージアム」について。
ロックミュージアム

「ロックの殿堂ジャパンミュージアム」は、米オハイオ州にある本家のミュージアムの日本版で、アメリカを除いては初の進出となる。

石川県にはロックミュージックのイメージはあまりないと思うが、石川県の「石川県観光ブランドプロデューサー」であるユーミンこと松任谷由美さん肝入りでの誘致となったようだ。

場所は、金沢21世紀美術館にもほど近く、旧うつのみや柿木畠本店が入っていたビルを丸ごと改装して作る予定のミュージアムである。
ロックミュージアム (4)

いまはプレオープンということで、1階のエントランスとお土産コーナー、4階の特設コーナーのみ見ることが出来る。
ロックミュージアム (2)

装飾品や内容デザインで、至るところにギターの造形やイラストが描かれている。
ロックミュージアム (8)

ギターのペイントがされたエレベーターで4階に上がると、レコードジャケットが展示されている。これは、金沢工業大学のライブラリーにあるものを展示しているようで、私も中学から大学卒業後、社会人になってからも10年ほどは洋楽ファンだったので、本当に懐かしい。
ロックミュージアム (6)

グランドオープンは8月の予定となっている。

どんな内容になるのか、ファンも待ち遠しいのではないだろうか?

ロックの殿堂ミュージアムジャパン
石川県金沢市広坂1-1-30(旧うつのみや書店ビル)
無料一般公開中(1F MUSIC SHOP、4F MUSIC EVENTのみ)
4F イベントスペース10:00~18:00
1F ショップ    10:00~19:00
水曜休

最後は小松市の酒蔵、東酒造の夏の酒の紹介である。
神泉

写真の左側が新発売された純米吟醸生。日本酒の瓶とは違うデザインで夏らしいボトルである。、

右は期間限定の純米大吟醸の無濾過生原酒。神泉の純米大吟醸は私の一番好きな銘柄である。

初めて飲んだ純米吟醸生は、夏用の冷酒で、石川県産の酒造好適米「石川門」を100%使用している純米吟醸酒。税込で1,296円とお手頃の値段設定である。

一切、加熱処理していない珍しいお酒で、少し甘味を感じるすっきりした味わいでした。
 
皆さんも一度どうぞ!

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