あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。(ご注意)あくまでも主観で書いていますので何かありましても責任は負いかねます。参考にされる場合はご留意を。また内容は訪問当時に知り得た情報(ネット含む)をもとに書いています。なお、コメントは承認後にアップしており、不適切な内容はアップをしませんので、あしからずご了承願います。

タグ:岩魚

もうスキーをやらなくなって30年近くになります。

石川県内のスキー場は現在、そのころから半分の数になってしまいました。

スキー人口が3分の1になっているのでやむ得ないことかもしれません。

イメージとしては近年の雪不足なので経営的にも大変なのでしょう。

さて、今日紹介する「千丈温泉 清流」は、白山セイモアスキー場の近くにある温泉旅館です。
千丈温泉 清流 (28)

昔は河内村だったこのエリアには民宿やペンションなどが何軒かありますが、こちらはもともとは市有施設だったものを、現在はリニューアルして民間業者が運営を行っているようです。

伺ったのは梅雨真っただ中でしたが、比較的いいお天気の日曜日。

近くを流れる直海谷川の水はきれいでした。
千丈温泉 清流 (2)

休みの日で家族連れがバーベキューや水遊びをしていました。
千丈温泉 清流 (16)

「千丈温泉 清流」では日帰り入浴が出来ます。
千丈温泉 清流 (18)

こちらがレストラン。
千丈温泉 清流 (14)

宿泊客のお食事処にもなっていて広いです。
千丈温泉 清流 (6)

外に出されていたメニュー。意外と種類が豊富です。
千丈温泉 清流 (9)

私はこちらに出ていた「うな重(並)」を頼むことに。2,200円でした。

うな重なんて頼むのは超久しぶりです。
千丈温泉 清流 (7)

オーダーしてから料理が出てくるまで、そばを素揚げしたものを食べながら待ちます。
千丈温泉 清流 (23)

出されたのがこちら。味噌汁と漬物が付いていました。

実は、フリーペーパーにこちらのうなぎの広告が出ていたのを見て、値段が手ごろだったので行ってみようと思ったわけなのです。
千丈温泉 清流 (24)

愛知県産うなぎを使い、店内で調理・焼き上げしているということで、香ばしく焼き上げられたうなぎは脂が乗っていて美味しかったです。
千丈温泉 清流 (8)

妻が頼んだのは、こちらのメニューに出ていた、お店のNo.1メニューだという「清流御膳(2,500円)」。
千丈温泉 清流 (20)

岩魚の塩焼き、手打ちそば、お刺身、季節の天ぷら、茶碗蒸し、小鉢、デザート(さくらんぼ)、ご飯が付いていました。盛りだくさんですね。
千丈温泉 清流 (22)

刺身は甘えびと堅豆腐。

岩魚の塩焼きはオーダーを受けてから焼き始めるので少々時間がかかって、後から出されました。
千丈温泉 清流 (25)

でも、焼き立てで美味しかったようです。
千丈温泉 清流 (21)

そばと天ぷら。天ぷらは抹茶塩で食べます。
千丈温泉 清流 (26)

茶碗蒸しも。
千丈温泉 清流 (27)

最後にはそば湯も出てきました。

イメージ的には遠そうですが、小松から40分ほどで着きましたし、金沢からも同じぐらいの距離でしょう。

自然を感じながら、温泉旅館の美味しい料理をランチタイムの楽しめて、ついでに温泉に浸かって疲れをいやすのもいいでしょうね。ご馳走様でした。

千丈温泉 清流
石川県白山市河内町内尾ロ65
TEL 076-273-3483
ランチ11:00~14:00
火曜、水曜休(ただし祝日を除く)



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いつも白峰や瀬女・一里野方面に行くときに通る国道360号。

小松からだと県道178号を通り、ちょうど「レストラン 手取川」の信号のところで国道360号に合流するルートになります。

いつも「レストラン 手取川」の看板は目に入っていたのですが、これまでは一度も行ったことがありませんでした。
レストラン 手取川

このあたりは、大きななめこで有名な木滑地区となります。
レストラン 手取川 (2)

こちらはだいぶ前からあるようです。大きな建物で昔も今も人気なのでしょうね?

「レストラン 手取川」は、そんな川魚や春は山菜、秋はきのこ、冬はジビエ?などの料理を一年中楽しめるお店なのです。

さて、これからは川魚が美味しくなる季節。今回、山の方にドライブがてら、こちらのお店に立ち寄りランチを食べることにしました。

12時少し過ぎ、一応事前に電話を入れてありました。名前で予約を入れてなかったのですが、お店の方が気を利かせて席を確保してくれていました。

その時刻は小上がりの席を除いてテーブル席が満席だったのでありがたかったです。
レストラン 手取川 (8)

窓際の席で、緑を眺めながらのランチタイムでした。
レストラン 手取川 (15)

こちらの写真は、テーブル席で食べていた方々が食べ終わり、帰った後で写したものです。
レストラン 手取川 (7)

メニューです。種類が豊富です。
レストラン 手取川 (3)

入口にはジビエ系メニューが黒板に書かれていました。
おもてなし池田 (24)

我々は「白山百膳」のメニューの中から頼むことに。

「レストラン 手取川」の「白山百膳」は全10メニューがラインナップされています。種類が多いです。

私が頼んだのは「岩魚焼物膳(税抜1,600円)」です。
レストラン 手取川 (10)

まず、こちらのセットが出されます。これらは「白山百膳」すべてのメニューについてくるものです。上にあるのは山菜の酢の物です。

一番左側にあるのはそばの実を山かけ風にしたもので、よくかき混ぜると、これがとろろのような納豆のような粘りけがあって美味しい風味になります。
レストラン 手取川 (11)

ご飯に掛けて食べたらおいしかったです。

今年は新型コロナウイルスの影響で春の山菜の需給状況が狂って、冷凍してあったものを使わざるを得なかったようです。
レストラン 手取川 (13)

そしてメインの岩魚。たで酢で食べます。焼くのに少し時間がかかりました。しかしじっくり焼かれているので、頭からガブリと食べられました。岩魚の右に見えるのは、フキ味噌ですね。苦みがいいです。
レストラン 手取川 (14)

もちろん、ご飯とお吸い物が付いています。

妻は「山菜膳(税抜2,100円)」を頼みました。
レストラン 手取川 (9)

こちらにはあと岩魚の稚魚の南蛮漬けが付いています。左にはわさびの茎のセンナ漬け、右には白山堅とうふ醸し漬が添えられていました。

白山堅とうふ醸し漬は、白山の名物「堅とうふ」を醸造してチーズのような風味を出しています。
レストラン 手取川 (12)

そしてメインは山菜の天ぷら。色々な種類の山菜がありました。季節によって天ぷらの内容は変わると思います。美味しかったようです。

我々が食べている間にもお客さんが次々入ってきていました、やはり人気のお店なのですね。ご馳走様でした。

レストラン 手取川 
石川県白山市木滑出75-1
TEL 076-255-5159
9:30~20:00
水曜休


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鮎のシーズンもこの記事がアップされるころには落ち鮎の季節に入ろうとする時分。

皆さんも、稚鮎の時期から成鮎まで楽しまれた方も多いのではないかと思います。

さて、今日の話題は鮎ではなく「岩魚」です。

鮎は1年で生涯を終える年魚で養殖ものよりも天然ものの方を食べる機会が多いのですが、岩魚は数年生きるため、養殖して供給されることが多い川魚だと言えます。

今日はそんな岩魚の養魚場に併設されていて、焼きたての岩魚を楽しむことが出来る「いわなの庵」を紹介します。

全国に2,000社以上ある白山神社の総本社「白山比め(比咩)神社」からほど近い場所にあり、お隣が石川県林業試験場で、そちらを目指していくといいと思います。

伺ったのはお盆前の日曜日のお昼。暑い日でした。
いわなの庵 (9)

周りは林業試験場の周辺ということで木々が生い茂っていました。
いわなの庵 (7)

この奥がイワナの養魚場になっています。
いわなの庵 (11)

白山麓の伏流水をそのまま使用しているので、健康な川魚の養殖が可能で、近隣の飲食店や著名な料理旅館などにも供給しているようです。
いわなの庵 (20)

その養魚場に隣接して食事が出来る場所が設営されています。

養魚がメインなので、飲食店としては3月から11月の土・日・月のお昼しか営業していません
いわなの庵 (16)

中に入ると、囲炉裏の中に炭火で真っ赤に火がいれられていて、そこで岩魚が焼かれていました。

真夏に行ったことも相まって、この場所は非常に暑かったです。了解を頂き写真を撮っているとすぐに汗が出てきました。
いわなの庵 (17)

そこからさらに奥に向かうと、簡易的な屋根を設えた場所があって、こちらで食べることになります。
いわなの庵 (15)

我々は岩魚の「焼魚定食(1,000円)」を予約時に伝えてありました。なお、「岩魚のあらい」も楽しみたかったのですが、こちらは前日までの予約が必要でした。残念でした。

最初に8種類ほどの薬草類をブレンドした健康茶が出されます。

岩魚は炭火の遠赤外線でじっくりと焼きあげるので、焼き上がるまでに40分ほどかかります。そのため到着時間を予約時点で伝えたうえで向かったほうがいいでしょう?

もちろん、岩魚も鮎も頭から骨まで全部食べることが出来ます。

岩魚はほんのりとした内臓の苦みと付け塩の塩分と相まって美味しく束ることが出来ました。焼きたては本当に美味しいですね。
いわなの庵

あと私は鮎も1尾(400円)お願いしました。香魚と言われる鮎の風味を楽しめます。

定食には季節の山菜小鉢が2品と漬物が付いています。

この日はきゃらぶきのようなものと、うどの葉と茎のお浸しでした。

ご飯は炊き込みご飯、そして山菜のお味噌汁。
いわなの庵 (8)

この炊き込みご飯が絶品でした。とても美味しかったですよ!
いわなの庵 (2)

写真の後ろに移っているのは鯉です。鯉の養殖もやっているのでしょうか?でも何匹しかいませんでしたが…?

つい最近まで、こちらのお店の存在を知りませんでした。何という不覚でしょう!?営業期間は今年はあと少しですが、皆さんも是非、美味しい岩魚に落ち鮎や子持ち鮎を楽しみに出かけてください。ご馳走様でした。

森養魚場 いわなの庵
石川県白山市三宮オ134-2
TEL 076-273-3288
11:00~16:00
火~金曜休


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今日紹介します白山市旧鳥越エリアの「古民家カフェ・食べどころ民家 はせがわ」。
はせがわ (2)

だいぶ前から行きたいと思っていましたが、何度か予約電話を入れるも一杯でダメだめでした。

ご夫婦お二人だけで切り盛りされていて、そのためランチは一日5組しか受けないようです。

今回もダメ元で当日に電話してみると、ラッキーなことに大丈夫でした。

さて、お店は白山市広瀬町の集落の中にあって、少々わかりにくい場所にあります。

築100年の古民家を改装して使っていますが、外観はどこにでもあるような田舎の民家なので、よく見ないとわからないかもしれません。
はせがわ (4)

中に入ると、改装してきれいになっている玄関。
はせがわ (26)

靴を脱いで廊下を歩くと、朱の壁に作られたミニギャラリーのようになっていて、今も色々な人形や工芸品、花嫁のれんなど飾られていますね。
はせがわ (6)

手づくり雑貨の販売もされていました。
はせがわ (5)

我々が通されたのは一番奥の部屋。こちらの地方で「影の間」といわれている部屋だそうです。
はせがわ (9)

こちらのお部屋にはテレビもありますね。
はせがわ (10)

ランチメニューはこちら。
はせがわ (11)

夜はこんな感じになります。

ランチのメインは8種類+イワナの塩焼の9種類から選ぶことが出来ました。

まず出されたのは「季節のお吸い物」で、具は木滑なめこと堅豆腐。上品な出汁で大きな木滑なめこが美味しいです。
はせがわ (14)

何と!このお椀は200年前の輪島塗のお椀だそうです。凄いですね。

次に出されたのがこちらの「寿司と前菜の盛り合わせ」。握り寿司は〆鯖の炙りと輪島産のソウハチカレイの2貫、そして出汁巻き玉子・大根なます・ナスの揚げ物に田楽味噌でした。
はせがわ (15)

どちらも丁寧な仕事がしてあります。

ちなみにソウハチカレイは石川では「あわて」と呼ばれています。
はせがわ (16)

次にサラダと漬物が出されました。サラダのドレッシングはすりおろしたニンジンのもの。酸味がきいていました。

そしてメインです。私は「14種類の野菜を使った野菜たっぷりの野菜ゴロゴロハンバーグトマトソース」を頼みました。こちらのセットは1,980円となります。
はせがわ (17)

ネーミングの通り、素揚げされて色鮮やかな野菜がたっぷり盛られていて、その下にハンバーグが。
はせがわ (19)

箸で割れるほどですが、食感もしっかり残っていて、トマトソースの酸味もいい塩梅で美味しいハンバーグでした。

妻のほうは「イワナの塩焼」で、こちらのメインだと2,150円となります。
はせがわ (20)

焼き串付きで出され、そのまま頭からかぶりついて食べたほうが美味しいと言われて、そうしていました。もちろん骨まで食べられます。
はせがわ (18)

ご飯とお味噌汁ももちろん付いています。お米は鳥越産のコシヒカリを使用でているようです。
はせがわ (23)

デザートは五郎島金時のアイスです。

妻は、プラス150円で変更できるデザートプレートに。
はせがわ (22)

お店の手作りの「ガトーショコラ」「チーズケーキ」「金時豆ケーキ」の3種類からチョイス出来、妻は「金時豆ケーキ」でお願いしていました。

プラス150円なので16分の1カットサイズですね。
はせがわ (24)

ドリンクにコーヒーも付いていました。

ご主人は伊豆の方で腕を磨いていたとのことですが、思っていたより素晴らしい料理の数々。期待以上と言っては失礼かもしれませんが、行ってみる価値はありますよ!

ただ一点注意があるとすれば、お店のある場所のように時間が流れるのがゆっくりです。ランチでも2時間近くみておいた方がいいでしょう?

うれしい発見でした。ご馳走様でした。

古民家カフェ・食べどころ民家 はせがわ
石川県白山市広瀬町2-226
TEL 080-5853-8737
12:00~15:00 18:00~22:00
月曜、火曜休


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白山市の旧鶴来の白山比咩(ひめ)神社神社は全国にある三千余社の白山神社の総本宮です。

その北参道駐車場に隣接して、料理旅館として営業しているところが2か所あります。

一軒はミシュランで星を獲得している和田屋。有名ですね。こちらもお昼の営業をやっているのですが、ちょっとお値段が高いのでなかなか行くことが出来ないお店です。^^;
もりしげ (27)

そしてもう一軒が今日紹介します「料理旅館 森茂」です。

ここも宿泊客以外も気軽に食事を楽しむことが出来て、食事だけのところは「いろり料理・釜めし もりしげ」と店名を変えて営業しています。
もりしげ (3)

店構えはロッジ風?立派な作りでした。
もりしげ (5)

中はとても広く、大きな囲炉裏が中央にあって、その周りには小上がりの席が囲んでいます。
もりしげ (18)

炭火がありましたが、普段はここで魚を焼いていないのでしょうか?私の分はここでは焼かれませんでした。
もりしげ (19)

生けすには岩魚も泳いでいました。
もりしげ (10)

お品書きはこんな感じですが、これ以外にもありました。

私はお店の冠にも付いている釜飯を食べるつもりで来たので、釜飯の種類をまじまじと見ます。
もりしげ (7)

色んな種類の釜飯がありましたが、季節の釜飯のほうがいいかな?と思って、こちらの秋のメニューのどちらかにすることに。

少し悩んで決めたのは、「鮭とイクラの親子釜飯」のほう。他の釜飯は1,800円のもありましたが、「鮭とイクラの親子釜飯」は2,500円と少し高くなっています。
もりしげ (17)

まず釜飯が目の前に出てきます。

固形燃料が消えるまで20分ほどかかり、火が消えてから3~4分待って食べることが出来ます。
もりしげ (15)

そしてこちらのセットが出されます。

出来上がるまでに時間があるので、ついついこのセットを食べながら待つことに。

柿の白和えと赤ずいきの酢の物、そして香の物です。

これらにプラスお好みの一品として、刺身・鯉の洗い・天ぷら・岩魚の塩焼のどれかをチョイス出来ます。

私は岩魚の塩焼を頼みました。こちらは注文があってから焼き始めます。
もりしげ (23)

炭火で焼かれているので頭と尻尾は食べませんでしたが、それ以外は骨まで食べることが出来ました。やはり焼きたては美味しいですね。
もりしげ (26)

味噌汁は釜飯が炊きあがったら運んでくれます。
もりしげ (21)

さて釜飯が炊きあがりました。イクラを入れる前の状態です。
もりしげ (14)

こちらのイクラを入れてかき混ぜます。
もりしげ (22)

ご飯茶碗によそって食べます。おこげもありました。
もりしげ (25)

ご飯茶碗に軽く3杯分くらいの量があったのですが、サケの切り身が厚くて、イクラの食感もいい感じで美味しく全部平らげることが出来ました。

寒い日は囲炉裏にも火が入って、釜飯の熱々の状態のご飯も体を温めてくれます。

そしてこの内容でしたら、2,500円という値段も満足度が高いと思います。ご馳走様でした。

いろり料理・釜めし もりしげ
石川県白山市三宮町イ65
TEL 076-272-0414
11:00~15:00(L.0.)
17:00~21:00(L.0.)
火曜休


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