小松うどんが「100年フード」に認定されたことは先日紹介しました。
続いての小松うどんのお店の紹介です。
ところで、小松では「かけうどん」という呼び方は昔はしていなくて「素うどん」と言っていました。
調べてみると、西の方では「素うどん」、東の方では「かけうどん」と言っているようで、西の方に分類される石川県でも、いつの間にか東の食文化に浸食されてきたのでしょうか…?
話は変わりますが、子供の時、自宅に風呂がなかった時期があり、そのころは夕方近くの風呂屋さんに行き、帰りに通り道にあるうどん屋さんで食べる「素うどん」が美味しかった記憶があります。
出前で食べるのは中華そばが多かったのですが、風呂上がりには素うどんが定番だったのです。
さて、今回紹介するのは小松駅の高架下にある「小松うどん道場 つるっと」。前回は2年前にお邪魔していてこちらで書いています。
ここは「小松うどん」認定店で、小松駅周辺では一番人気のうどん屋さんだと思います。
「うどん道場」と付いているのは、お隣のスペースでうどんの手打ち体験ができることからですが、いまもやっているのかどうかはわかりません。
この日、北輪新幹線の小松駅開業1年前のカウントダウンイベントに行ったときは、見終わってから早めのランチを食べに入りました。10:30からの営業なのがうれしいです。

お店の外に出されている看板メニュー。こちらは温かいうどん。

こちらは逆の面で、冷たいうどんです。

店内に入ると食券機で食券を買って、お店の人に渡します。
今回私が頼んだのは「かけうどんセット(850円)」。値段的にお得な感じがしたので初めて頼んでみました。
野菜天ぷらとおにぎりが一個付いています。
こちらが「かけうどん(素うどん)」です。
カブッキーのかまぼこと刻みネギ以外具は入っていません。
出汁が美味しいですね。「かけうどん(素うどん)」の場合、この出汁が決め手と言ってもいいでしょう。もちろん「モチモチつるつる」とした食感が特有のうどんも美味しいです。
野菜天ぷらは揚げたてではなかったので、今回はうどんに入れて食べました。「野菜天ぷら」ですね。
おにぎりの具は昆布でした。
ご飯が温かったので、オーダー後に握ってくれたおにぎりでしょう。
「素うどん(かけうどん)」を食べるつもりでしたが「野菜天ぷらうどん」になってしまいました。でも850円でこのセットはお得だと思います。ご馳走様でした。
小松うどん道場 つるっと
石川県小松市土居原町13-18
TEL 0761-23-2217
10:30~15:00