あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。(ご注意)あくまでも主観で書いていますので何かありましても責任は負いかねます。参考にされる場合はご留意を。また内容は訪問当時に知り得た情報(ネット含む)をもとに書いています。なお、コメントは承認後にアップしており、不適切な内容はアップをしませんので、あしからずご了承願います。

タグ:大野しょうゆ

金沢市にOPENSAUCE(オープンソース)というレストラン運営など手掛けている会社があります。

片町の裏通りの中央コアビル2階にあるレストラン「A___Restaurant(ア・レストラン)」については私のブログでも紹介していますが、他に「クロスゲート金沢」のフードホール「FOODCLUB」などチャレンジングな試みを色々やられています。

そんなOPENSAUCEの宮田社長が起業家の支援活動をしており、醤油の街大野に5月8日にオープンしたクラフトジンの蒸留所「アレンビック・ディスティラリー(Alembic Distillery PUB Salt)」もその内の一軒なようです。

さて、この「アレンビック・ディスティラリー」の社長である中川俊彦氏は、このビジネスのために金沢に移住してきたほど。

最近、金沢に移住されて起業される方が増えていますね。

こちらのお店、最近はメディアでも取り上げられる機会が増えているようで、後から知ったのですが、行く前々日にも石川テレビで紹介されていました。

この地に蒸留所を開設しようと実際に動き始めたのがいつ頃かは知りませんが、オープンの時にコロナ禍となり金沢市にまん延防止重点措置が発令された大変なときに門出を迎えることになったわけです。
Alembic Distillery PUB Salt (7)

こちらが外観です。
Alembic Distillery PUB Salt (11)

赤い大きな扉が目印です。

この扉はアメリカウィスコンシン州の工業製品メーカーで使われていた扉だそうです。

何となく、スコットランドのモルトウイスキー蒸留所のような雰囲気?行ったことありませんが。笑
Alembic Distillery PUB Salt (5)

建物自体は新築のようですが、扉は前述の通り、インテリアも一昔前のテイストで仕上げられています。
Alembic Distillery PUB Salt (9)

店内には、私も存じ上げているフォトグラファーの高橋俊充さんの作品が飾られていました。

さて、こちらのお店は現在、ノンアルコールスピリッツのみ蒸留開始しています。そして秋にはクラフトジンを製造予定。本格的な営業が楽しみです。
Alembic Distillery PUB Salt (6)

こちらがメニューです。

ちょうどまん延防止重点措置が出ていたときだったので、ノンアルコールのドリンクのみの提供で、食べ物としてはホットドッグがありました。
Alembic Distillery PUB Salt (12)

私は、そのホットドッグと「大人のレモンソーダ(500円)」がセットになった800円のお得なセットを頼むことにしました。

「大人のレモンソーダ」は、広島産のレモンを丸ごと漬け込んで作られた自家製レモンシロップが使われていて、酸味の切れが良かったです。
Alembic Distillery PUB Salt (15)

ホットドッグは「Salt特製ホットドッグ」とネーミングされています。

野々市の人気のパン屋さん「NiOR(ニオール)」製のイタリアパン「チャバタ」を使用していて、ハーブソーセージと大野のヤマト醤油味噌の塩麹を使って作られたレリッシュという野菜の酢漬けを挟めてありました。

もっちりとした弾力のパンと、パリッと弾ける食感のソーセージ、もちろん味のほうも美味しかったです。

なおソーセージはベーシックなソーセージも選べます。

妻は「Salt No.1ネマ0.00%オールドトム(900円)」を頼んでいます。
Alembic Distillery PUB Salt (13)

ノンアルコールのオリジナルカクテルで、私も一口飲みましたが、ニッキと加賀棒茶の風味がしてほのかな甘味が心地よいカクテルでした。

なお、ことらでは白山市の「ハーブの里・響きの森ミントレイノ」と、白山麓産のハーブを活用したドリンクを作る取り組みを始めているようで、これからの動向にも注目です。ご馳走様でした。

アレンビック・ディスティラリー
 Alembic Distillery PUB Salt
石川県金沢市大野町4-ハ17
11:00~18:00 (L.O.17:30)
火~木曜休


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金沢市大野町といえば、海に面していて江戸時代は北前船の寄港地として栄えた港町です。

また味噌醤油の町としても知られていて、現在でも多くの味噌醤油蔵が存在しています。

味噌醤油といえば発酵食品ですが、特に糀(こうじ)を使った発酵食品が体にいいことは今では世界中に知られていて、人気となっています。

そんな味噌醤油蔵の中でも大手で、味噌醤油作り以外の領域にも活躍の場を広げている蔵元がヤマト醤油味噌。

工場敷地内に発酵食のテーマパーク「ヤマト・糀パーク」を展開。発酵美人食堂などが人気です。
こめトはな (6)

今回新たに「ベイクドチーズケーキ専門店 こめトはな」を、3月6日にオープンするということで、オープン当日にお邪魔してきました。
こめトはな

雨が降る寒い日でしたが、予想通りのいうか、買い求めるための順番待ちの長い列ができていました。

40分ほど待ったでしょうか?やっと店内に入ることができました。
こめトはな (9)

店内は、入り口を入ると、ベイクドチーズケーキのブリュレを目の前でキャラメリゼして仕上げるところがあって、その隣にショーケース。そこでオーダーをして最後に支払いと商品受け取りという流れになっていました。
こめトはな (12)

オープン当日なのでそのようなオペレーションになっているのかもしれません。
こめトはな (13)

ちなみに、こめはなチーズソフトはこちらのイートインスペースで飲食可能。
こめトはな (3)

ベイクドチーズケーキ、こめはなチーズプリン、ラクレットチーズケーキはテイクアウトのみの販売です。なおラクレットチーズケーキは4月頃発売予定となっていました。
こめトはな (11)

こちらのウリは「発酵のプロが手がけるチーズケーキ」ということで、すべての種類に「糀パウダー」が降りかけられています。
こめトはな (14)

こめはなチーズケーキは4種類。ミニサイズとホール売りがあって、ミニサイズはプレーンとブリュレが税込380円。金沢白糀とショコラが税込400円でした。

ブリュレのみにはホール売りがあり税込1,800円。我々は今回、とりあえずお試しということで全種類食べてみたかったので、4種類がセットになったものを買い求めることにしました。税込1,560円です。
こめトはな (15)

なおこの日は、こめはなチーズプリンは残念ながらすでに売り切れでした。
こめトはな (21)

ブリュレは看板商品だそうで、その場で焼かれる出来立てなのですが、パリッとした食感を楽しめるのが2時間だということで、さっそく家に帰ってから食べてみました。

金沢白糀とブリュレを妻と半分ずつです。半分に切るとこんな感じです。
こめトはな (23)

ブリュレは2時間強経過していましたが、ちゃんと焼かれているところは、何とかキャラメリゼの食感を感じることができました。
こめトはな (20)

個人的には金沢白糀が、ほかと差別化された味だと感じたのでよかったです。私はこの2種類しか食べていません。

妻と母は、プレーンとショコラをシェアして食べています。半分に切るとこんな感じです。ショコラはベルギーのチョコを使用しているようです。
こめトはな (28)

妻曰く、ショコラのほうが甘さが控えめに感じるので良かったと話していました。

個人的には、ベイクドチーズケーキ、こめはなチーズプリン、ラクレットチーズケーキなどは、テイクアウトだけではなく、簡単なドリンクとともにイートイン出来たらいいのにと思います。特に看板商品の「ブリュレ」のキャラメリゼ仕立てをその場で味わうためにも。ご馳走様でした。

ベイクドチーズケーキ専門店 こめトはな
石川県金沢市大野町4丁目イ170
 ヤマト・糀パーク内
TEL 076-268-5289
10:00~17:00
水曜日休


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金沢市大野エリアは昔から醤油や味噌の産地として有名です。

特に醤油は、野田・銚子や龍野と並ぶ産地としても知られています。

当然いまでも醤油や味噌を作っているわけですが、大手と言われるところから小さな蔵元まで色々。

これらの蔵元では、敷地内の見学が出来たり、直売のショップやレストランまで併設しているところ、さらには自家の土蔵を改装してギャラリーとしていたりと、大野の街を彩っています。

そんな古くからある大野の街並みを散策していると、意外な発見が出来てなかなか面白い街だと思います。

私のブログでは、この大野の街にある飲食店やパン屋さんなどをいくつか紹介したことがあります。

さて今日紹介するのは小さな味噌蔵元が営むカフェ「味噌蔵カフェきくや」です。
味噌蔵カフェきくや

私はお店の存在は知っていましたが今回が初訪問。

事前に調べたところ、1895(明治28)年創業の味噌作りの蔵元だそうです。でも、作っている味噌のことを知りたいと思いネットで調べてみましたが、それ以上のことはわかりませんでした。
味噌蔵カフェきくや (12)

入口の扉を開けると確かに味噌を売っていました。
味噌蔵カフェきくや (4)

さらに大きな引き戸を開けて店内に入ると、中は広く天井が高い広々として空間。お店の名前の通り味噌蔵を改装したカフェです。それにしても立派な蔵ですね!?
味噌蔵カフェきくや (3)

至るところに絵画や古い調度品が並べられていて、落ち着いた空間になっていました。

お店を切り盛りしていたのは蔵元の奥さまでしょうか?の趣味によるものかもしれません。
味噌蔵カフェきくや (5)

こちらがメニューです。
味噌蔵カフェきくや (7)

寒い時期限定ですが、お店の味噌を使った田楽などを楽しむことが出来ます。
味噌蔵カフェきくや (6)

私はこの中から「レアチーズケークセット(700円)」を頼むことに。
味噌蔵カフェきくや (8)

チョイスした飲み物は加賀の紅茶です。
味噌蔵カフェきくや (9)

ティーポットではなくフレンチプレスに入れられて出されました。
味噌蔵カフェきくや (11)

ただ紅茶用のティープレスではくコーヒー用のフレンチプレスなので、2杯目は相当濃くなったので、出来れば紅茶用のティープレスを使用されたほうがいいと思いました。

レアチーズケークはチーズの味が濃く、ブルーベリーと抹茶アイスが添えれれていました。

落ち着いた空間で飲む紅茶と美味しいケーキ。くつろぎのひと時でした。ご馳走様でした。

味噌蔵カフェきくや
石川県金沢市大野町5丁目33
TEL 076-267-0156
11:30~15:30
月曜・第3土・日曜休


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金沢大野に町家のパン屋さんがあるということで前々から行こうと思っていました。

MROの「絶好調W」でも昔紹介されたことがあって気にはなっていたのですが、なかなか大野まで行く機会がかなったので今になってしまいました。

昨日紹介した「こつこつおやつ 凪(なぎ)」に行った時、帰りにやっと立ち寄ることができたのです。

2軒は非常に近いです。歩いて1~2分です。しかし車で来るときは途中の道が狭いので注意が必要です。

ヒコサ」のオーナーの女性は70歳です。

何と!パン屋を始められたのは還暦を過ぎてから。パンづくりから販売まで全てを一人でされているということ。ちなみに50代になってから大学で栄養学を学ばれています。凄いですね。

※ブログでは毎日パンの種類をアップされているのですが、本人がされているのでしょうか??
ヒコサ

祖父母の代まで醤油屋さんをしていた家を改装してパンを作っているようです。

奥まで入ることはしませんでしたが、失礼ながら、こんな場所でパンが作られているとは全く予想すらできませんよね。

営業日の11:00~13:00は「いきいき魚市」にて販売していて、こちらのお店では14時オープンとなっています。
ヒコサ (8)

くぐり戸を開けて中に入ると、昔ながらの天井まで吹き抜けの土間と座敷。こちらの住まわれているのでしょうか?生活感があるようなないよう空間でした。
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そしてパンが無造作に置かれています。焼菓子類もありますね。
ヒコサ (2)

なかなか話好きの方でプライベートなことも色々話をしてくれましたが、プライベートなことは書きません。(笑い)

聞けば、材料としては「よつ葉バター」(ご本人はそう話されていましたが、指差す方向には「カルピスバター」の箱がありました)など、厳選素材を使っているとのことでした。 

では買い求めたパンを紹介します。
ヒコサ (14)

私はこちらの「卵ポテト人参サラダパン(160円)」。
ヒコサ (16)

他の同じ種類のパンに比べて、このパンが一番大きかったのでそれにしました。(笑い) 「中に野菜詰め過ぎたわ~!」と笑ってらっしゃいましたが、大きさが違うのもご愛嬌です。

柔らかくてもちっとしたパン生地で、切ってみると中にはその名の通り卵ポテト人参サラダが入っています。美味しかったです。
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妻は「チーズパン(160円)」。チーズはクリームチーズのキリを使用していました。
ヒコサ (7)

娘は「ピザパン(150円)」。サイズは小さめです。
ヒコサ (5)

母は「かぼちゃパン(160円)」でした。

健康第一を考えた体に優しい手づくりパン。あのおばーちゃんが手作りで作っていると考えながら食べるとさらに体に染み入りました。ご馳走様でした。

ヒコサ
金沢市大野町7-35-1
TEL 076-267-0350
14:00~17:00
11:00~13:00は「いきいき魚市」にて販売
水曜休


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金沢市大野町と言えばしょう油の街として有名です。

北前船で栄えたころの最盛期には60を超す蔵元が軒を並べていましたが、いまでは三分の一くらいに減ったようです。

そういえば、昔は小松の街中にも小さなしょう油を作っているお店がありました。

さて、話は変わりますが、ソフトクリームにしょう油を混ぜるといった発想は誰が考えたのでしょうか?

ミルク+しょう油=キャラメル味に変化というのも不思議です。
satou 030

12年前に私は、今回の「もろみ蔵」で食べて書いています。実際にしょう油ソフトを食べたのが、こちらのお店でした。このソフトクリームの写真もその時に写したものです。

最初に食べた時はやはりびっくりしましたが、その後、何回か食べていると、味については舌が覚えていて、味の感覚が鈍ってきています。

今回、改めて訪れて食べてみました。
もろみ蔵 (2)

まずは12年前と同じ、「もろみ蔵」です。
もろみ蔵 (6)

しょう油を醸造していた蔵を改装して利用しています。中はギャラリー&喫茶。昔と雰囲気はあまり変わっていませんね。
もろみ蔵 (3)

滑らかでほどよい甘さで美味しかったのですが、先ほども書きましたが、最初食べた時の感動はありません。^^;

でも、先日紹介しました「はなくま食堂」のあとで、食後のデザートとしてちょうどよかったです。ご馳走様でした。

もろみ蔵
石川県金沢市大野町2-39
TEL 076-267-6638
月~金11:00~19:00
土10:00~19:00
日・祝10:00~18:00
水曜休



お次は、ヤマト醤油味噌のひしほ蔵です。私のブログでも何回か登場しています
ひしほ蔵 (2)

先ほどのもろみ蔵と同じ日に行ったので、同じしょう油ソフトクリームを食べても、と思って頼んだのは、この夏発売された「玄米ソフトwith C」です。
ひしほ蔵 (3)

しかし、「with C」??CはcoffeのCでしょうか??
ひしほ蔵 (4)

何となくブルゾンちえみと組む「with B」を思い浮かべましたが、でもゼリー(jelly)のJのほうがいいような気もします……。まぁ、Bの次はCのほうが良かったのかもしれませんね。
ひしほ蔵 (7)

元々、もろみ蔵では玄米ソフトクリームというのがあって、それにコーヒーゼリーを加えた商品です。コーヒーゼリーは発酵食美人食堂の水出しコーヒーで作っています。
ひしほ蔵 (8)

玄米ソフトクリームにも玄米甘酒をたっぷり煉り込んであって、上品な甘さにコーヒーゼリーのほろ苦さが合わさって、これはこれで美味しかったですよ。ご馳走様でした。

ひしほ蔵
ヤマト醤油味噌
石川県金沢市大野町4丁目イ170
TEL:076-268-1248
10:00~17:00
水曜、年末年始休み


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