あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。(ご注意)あくまでも主観で書いていますので何かありましても責任は負いかねます。参考にされる場合はご留意を。また内容は訪問当時に知り得た情報(ネット含む)をもとに書いています。なお、コメントは承認後にアップしており、不適切な内容はアップをしませんので、あしからずご了承願います。

タグ:坂井市


今朝紹介した福井県坂井市のアートなプチドライブ1の続きです。

前回の2つの美術館でも名前が出ていたアートディレクター戸田正寿氏が企画・設計を手掛けている私設美術館「Brilliant Heart Museum(ブリリアント ハート ミュージアム)」の紹介となります。

2018年にオープンした比較的新しい美術館で、「神の島」と呼ばれる坂井市三国町安島にある「雄島」の雄大な全景を絵画のように切り取り、一枚の大きな絵を見ているように感じるアートな空間。時間を忘れて味わうことが出来ます。

完全予約制で、4月1日~11月30日の金・土・日・祝日のみの開館となっていました。

雄島の駐車場に車を止めて向かいます。
Brilliant Heart Museum (16)

途中、トンネルの手前から小高い場所に建つ美術館を見ることが出来ました。
Brilliant Heart Museum (2)

階段を上り狭い路地をくねくねと歩いて到着。美術館は見晴らしのいい場所に建っていました。

靴を脱いで建物に入ると唯一の展示スペースに案内されます。
Brilliant Heart Museum (9)

すぐに、国の名勝天然記念物である雄大な雄島が目に飛び込んできました。4m×1.5mの額縁のような窓がその印象を絵画のように見せてくれるのです。

いいお天気だったで余計きれいに感じました。
Brilliant Heart Museum (51)

こちらの壁には「5千年の顔」と題されたインスタレーションが飾られています。
Brilliant Heart Museum (12)
すべてが縄文土器の断片で作成されていて5千年の時の流れを感じることが出来ました。

Brilliant Heart Museum (17)

反対側の壁には戸田氏が特許まで取得されているという「Seijuカット」というガラスがはめ込まれた窓があり、太陽の明かりが差し込んで、ギミックのようなスペクトラムで虹のような光によるコラボレーション。神秘的な雄島との相乗効果で雰囲気も最高!時間を忘れて見入ってしまいました。

入館料は一人2千円ですが、この中に抹茶またはワインと、お菓子の飲食代が含まれています。

私は車の運転があったので、抹茶にしています。
Brilliant Heart Museum (53)

抹茶には和菓子が添えられていました。

妻のほうはワインです。
Brilliant Heart Museum (23)

ワインは白と赤がチョイス出来て、妻は白ワイン。パンチェッタとバゲットとぶどうも付いていました。
Brilliant Heart Museum (32)

ちなみにワイングラスや、お菓子が盛られていたお皿はエルメスのもの。いい空間にはいい物が似合いますね。

そして、贅沢にも戸田正寿氏ご本人からサーブを受け、直接色々なお話をお聞き出来て、贅沢な時間を過ごすことが出来ました。

一組1時間という制限があるのですが、あっという間に過ぎてしまします。

春や秋の時期の夕方、雄島に夕陽が沈む景色がとてもきれいなようです。

さて、実はこの日巡った美術館・博物館すべてに名前が出ていたアートディレクター戸田正寿氏。戻って調べてみて初めて全部が結びついているのがわかりびっくり!

わかっていれば「Brilliant Heart Museum」に伺っているときにもっといろいろお話が聞けたのに残念!

でも、素晴らしい一日を過ごすことが出来て感謝です。ありがとうございました。

Brilliant Heart Museum
福井県坂井市三国町安島26-21
4月1日~11月30日の金・土・日・祝日のみ開館
※要予約 予約受付TEL 090-6819-9956
開館時間:11:00~17:00(最終入館 16:00)
入館料一人2,000円
支払いは現金のみ



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9月に入っても暑い日が続いていた初旬の休日。

いいお天気の日のうちに少しドライブでもと思って朝早くから出かけました。

向かったのは福井県坂井市。小松からは下道でも車で小一時間で到着します。まぁ、小松からだと金沢に行くぐらいの感覚ですね。

まず紹介するのは「坂井市龍翔博物館」。
坂井市龍翔博物館 (2)

前は、「みくに龍翔館」という名称で、合併する前の三国町の郷土資料館的な位置づけの施設。私も一度だけ行っていて、こちらで少しだけ紹介しています

三国の歴史や風土、暮らし、ゆかりの偉人などを紹介されていたものを、今回内外共に完全リニューアル。「坂井市龍翔博物館」として6月3日に再オープンしています。
坂井市龍翔博物館 (7)

館内に入ると目に飛び込む、こちらの千石船の5分の1の模型は、「みくに龍翔館」のときからあったものです。
坂井市龍翔博物館 (26)

こちらは高さ11mの三国祭の山車。

そして3階から上へ行く階段のところに「エッシャーに捧ぐ」というプレートが掲げられていました。
坂井市龍翔博物館 (21)

三国にある三国港突堤を設計したしたのがオランダの技師、G・A・エッシャー(オランダ語読みではエッセル)です。そして彼の5男がだまし絵で知られる有名な画家、M・C・エッシャーなのです。
坂井市龍翔博物館 (17)

M・C・エッシャーの代表的な絵に「滝」というのがありますが、水路の無限ループが描かれているさまに私は子供のころ夢中になった記憶があります。
坂井市龍翔博物館 (24)

この「坂井市龍翔博物館」の展示物の中にも、だまし絵のような絵がいくつか飾られていました。
坂井市龍翔博物館 (5)

そして、4階に上がると、こんな部屋になっていました。展望室です。
坂井市龍翔博物館 (4)

空や雲、二次などが壁と天井一面に描かれていて、三国町出身のアートディレクター戸田正寿さんがプロデュースしています。

小高い場所に建つ建物の4階からは、三国港や日本海を眺めることが出来ました。

この日はいいお天気だったのでよかったです。

坂井市龍翔博物館
福井県坂井市三国町緑ケ丘4丁目2-1
TEL 0776-82-5666
9:001~7:00(入館は16:30まで)
水曜休館(祝日の場合は翌日)
年末年始(12月29日から1月3日)
入館料 個人 400円

続いて紹介するのは、「坂井市龍翔博物館」から歩いて行ける距離にある「ONOメモリアル」という小さな美術館。
ONOメモリアル (10)

こちらの美術館は「ショートケーキのような小さな美術館」と呼ばれ、ご覧のように印象的なキューブ状の建物が遠くからも見ることが出来ます。。
ONOメモリアル (11)

米国の雑誌「LIFE」がジャンクアートの世界の7人」として選んだ一人が、この建物の主だった故小野忠弘氏なのです。

彼はこの場所に居とアトリエを構えて活躍。地元で美術教師を務める傍ら、廃材を交えて制作する「ジャンク・アート」の作家として世界的に有名になりました。

彼の死後、遺族から作品100点や建物と土地の寄贈を受け改修。「BLUE CAKE(ブルーケーキ)」の愛称を持つ新しいギャラリーを加えでできた美術館なのです。
ONOメモリアル (2)

今回、企画展「エッシャー←手紙→戸田正寿展」が開催されていたので、小野忠弘氏の作品を見ることはできませんでした。
ONOメモリアル (19)

先ほどの「坂井市龍翔博物館」の4階の展望室を横浜市在住のカメラマン梅津忠夫さんが撮影したパネルが飾られているのと、三国町在住の木村まちこさんのダンスと、福井市出身の荒井結さんのチェロ演奏、などの映像が流れていました。
ONOメモリアル (3)

また、住まいだった部分には、彼がアトリエとして使っていた部屋が公開されていて、アートディレクター戸田正寿さんの作品集などを見ることが出来ました。

是非、「坂井市龍翔博物館」とセットで見に行かれてはいかがでしょうか。

ONOメモリアル
福井県坂井市三国町緑ケ丘3-6-13
TEL.0776-82-5666(坂井市龍翔博物館まで)
開館3月までの金曜・土曜・日曜・祝祭日
10:00~16:00
※ただし12~2月は休館
無料



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福井県の郷土玩具として「越前竹人形」があります。

水上勉氏の小説として知られる「越前竹人形」が昭和の時代に芝居や映画化されて全国的に知られるようになり、今で言う町おこしの一環として土産物として売られるようになって、職人も増えていったようです。

そんな越前竹人形の協同組合が2月25日にオープンさせたパン屋さんが、今日紹介する「山里ベーカリー 浪漫竹(ロマンチック)」です。

私は一昨日紹介した丸岡の「リーノ(LINO)」でランチを食べた後、次の目的地に向かうために道を走っていて偶然見つけたお店です。

新しいお店のようで、かつ駐車場の係の方がいたので、ここは人気店では?と思い入りました。

駐車場の係の方が順番待ちの札を渡してくださいました。その時点で6組待ちでした。

待っている間にネットで調べてみると、「食パンブームの仕掛け人」として知られる岸本拓也氏がプロデュースしたお店のようです。

岸本拓也氏プロデュースのお店としては石川県では「高級食パン専門店 おい!なんだこれは!津幡店」や、昨年秋に閉店になっている金沢にあった「乃木坂な妻たち」など、奇抜なネーミングで知られる高級食パンのお店が有名ですが、現在は多数が閉店していて高級食パンブームが終焉!?とか言われています。

越前竹人形の協同組合がなぜパン屋さんをやるようになったのでしょうか?新型コロナウイルスの影響で観光客が減少したことから、他のビジネスに活路を見出すつもりなのでしょうか?しかし、「竹」にかけた店名ですが、奇抜でユニークなネーミングのお店が多い岸本拓也氏にしては平凡な店名ですね。
山里ベーカリー浪漫竹

お店は、トレーラーの上にコンテナハウスを乗せたものです。
山里ベーカリー浪漫竹 (7)

店内のインテリアは派手でした。「越前竹人形」とおうことでかぐや姫?のイラスト。
山里ベーカリー浪漫竹 (3)

そして高級食パンのみが売られているのかと思いましたが、高級食パン以外にも何種類かありました。

個人的には、ちょうど季節だったので竹の子を使ったパンなどあるかと期待しましたが、それはなかったです。

パンはどんどんと焼きあがっていて、多くのお客様が来ても大丈夫そうでした。

では、買い求めたものを紹介します。
山里ベーカリー浪漫竹 (8)

こちらは「バタークロワッサン(280円)」。
山里ベーカリー浪漫竹 (2)

半分にカットするとこんな感じです。

バターがたっぷり使われていて美味しいです。
山里ベーカリー浪漫竹 (10)

こちらは「ビーフカレーパン(300円)」。
山里ベーカリー浪漫竹 (4)

半分にカットするとこんな感じです。

それほど辛さは感じませんでしたが、牛肉がたっぷり入っていました。
山里ベーカリー浪漫竹 (9)

こちらは「塩パン(140円)」。
山里ベーカリー浪漫竹 (5)

半分にカットするとこんな感じです。

越前竹人形の協同組合の新しチャレンジが成功することを願っております。ご馳走様でした。

山里ベーカリー 浪漫竹(ロマンチック)
福井県坂井市丸岡町上久米田63-1
TEL 0776-68-1414
11:00~16:30(商品がなくなり次第終了)
火曜・水曜休



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久しぶりに福井県に行ってきました。昨年9月に三国へ行って以来です。

今回は10時過ぎに思い立って行くことにしましたが、前から行こうと考えていた、坂井市の観光地「丸岡城」のすぐ近くにある「リーノ(LINO)」というイタリアンのお店に電話をして、席が空いているか空いているということで予約して出発しました。

この3月に20周年を迎えた人気店で、本場イタリアで修業したオーナーが多彩なメニューでお客様を楽しめせてくれるのです。
リーノ (16)

丸岡城のすぐそばですが、意外と閑静な住宅街?いわゆる「ひっそりと佇む一軒家レストラン」です。

店内は広くて、多くの人数が入れそうでした。
リーノ (5)

我々はこちらのスペースの一番奥の席に案内されました。
リーノ (6)

メニューです。前菜とパスタ。
リーノ (7)

こちらはピッツァとデザート。

パスタとピッツァにはミニサラダとドリンクが付いていました。
リーノ (11)

まずミニサラダが出されます。

私はピッツァにしました。定番の「マルゲリータ(1,200円)」。ピッツァの中では一番好きで、トマトとモッツァレラチーズのシンプルな味がいいです。
リーノ (12)

私の好きなクリスピーなローマ風。バジルはペースト状のものでした。

チーズたっぷりでおいしかったです。

妻はパスタで「ボンゴレ・ビアンコ(1,300円)」。こちらの方もオイル系パスタでは定番ですね。
リーノ (13)

アサリは小さめのサイズでした。

私も一口食べましたが、ルデンテのパスタにガーリックの風味が利いていておいしかったです。
リーノ (14)

パスタにはパンが付いています。
リーノ (10)

ドリンクは私は「グレープフルーツジュース」、妻は「テ・アッラ・ペスカ」という桃の紅茶。「テ・アッラ・ペスカ」は少し甘い紅茶でした。

駐車場が3か所あって、我々が帰るときには満車状態。混雑していましたが、ピッツァもパスタも非常にスピーディに出されたのが驚きでした。人気のお店なのがわかります。ご馳走様でした。

リーノ(LINO)
福井県坂井市丸岡町霞町1-23
TEL 0776-67-7077
11:30~14:00
17:30~21:00
火曜、第3水曜休



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