今朝紹介した福井県坂井市のアートなプチドライブ1の続きです。
前回の2つの美術館でも名前が出ていたアートディレクター戸田正寿氏が企画・設計を手掛けている私設美術館「Brilliant Heart Museum(ブリリアント ハート ミュージアム)」の紹介となります。
2018年にオープンした比較的新しい美術館で、「神の島」と呼ばれる坂井市三国町安島にある「雄島」の雄大な全景を絵画のように切り取り、一枚の大きな絵を見ているように感じるアートな空間。時間を忘れて味わうことが出来ます。
完全予約制で、4月1日~11月30日の金・土・日・祝日のみの開館となっていました。
雄島の駐車場に車を止めて向かいます。
途中、トンネルの手前から小高い場所に建つ美術館を見ることが出来ました。
階段を上り狭い路地をくねくねと歩いて到着。美術館は見晴らしのいい場所に建っていました。
靴を脱いで建物に入ると唯一の展示スペースに案内されます。
すぐに、国の名勝天然記念物である雄大な雄島が目に飛び込んできました。4m×1.5mの額縁のような窓がその印象を絵画のように見せてくれるのです。
いいお天気だったで余計きれいに感じました。
こちらの壁には「5千年の顔」と題されたインスタレーションが飾られています。

反対側の壁には戸田氏が特許まで取得されているという「Seijuカット」というガラスがはめ込まれた窓があり、太陽の明かりが差し込んで、ギミックのようなスペクトラムで虹のような光によるコラボレーション。神秘的な雄島との相乗効果で雰囲気も最高!時間を忘れて見入ってしまいました。
入館料は一人2千円ですが、この中に抹茶またはワインと、お菓子の飲食代が含まれています。
私は車の運転があったので、抹茶にしています。
抹茶には和菓子が添えられていました。
妻のほうはワインです。
ワインは白と赤がチョイス出来て、妻は白ワイン。パンチェッタとバゲットとぶどうも付いていました。
ちなみにワイングラスや、お菓子が盛られていたお皿はエルメスのもの。いい空間にはいい物が似合いますね。
そして、贅沢にも戸田正寿氏ご本人からサーブを受け、直接色々なお話をお聞き出来て、贅沢な時間を過ごすことが出来ました。
一組1時間という制限があるのですが、あっという間に過ぎてしまします。
春や秋の時期の夕方、雄島に夕陽が沈む景色がとてもきれいなようです。
さて、実はこの日巡った美術館・博物館すべてに名前が出ていたアートディレクター戸田正寿氏。戻って調べてみて初めて全部が結びついているのがわかりびっくり!
わかっていれば「Brilliant Heart Museum」に伺っているときにもっといろいろお話が聞けたのに残念!
でも、素晴らしい一日を過ごすことが出来て感謝です。ありがとうございました。
Brilliant Heart Museum
福井県坂井市三国町安島26-21
4月1日~11月30日の金・土・日・祝日のみ開館
※要予約 予約受付TEL 090-6819-9956
開館時間:11:00~17:00(最終入館 16:00)
入館料一人2,000円
支払いは現金のみ
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