あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。(ご注意)あくまでも主観で書いていますので何かありましても責任は負いかねます。参考にされる場合はご留意を。また内容は訪問当時に知り得た情報(ネット含む)をもとに書いています。なお、コメントは承認後にアップしており、不適切な内容はアップをしませんので、あしからずご了承願います。

タグ:博多うどん

福岡に行くと必ず一度は食べるうどん。

何せうどんの発祥の地が福岡。市内の承天寺というお寺の境内に「饂飩蕎麦発祥之地」と記された石碑が建っているほどです。

博多うどんといえば、コシのない柔らかなうどんが有名ですが、近年は讃岐うどんのブームの広がりで、福岡にも讃岐うどんや、その他オリジナルなうどんを食べさせてくれるところが増えてきたようです。

でも、博多うどんは出汁を吸ってうまくなるうどんで、個人的には好きなうどんです。

ちなみに、私のブログで過去、西日本各地のうどんについて書いていますので、興味のある方は見てください。
侍.うどん (12)

今日紹介します、博多駅からJRの高架沿いに10分ほど歩いたところにある「侍.うどん」は、福岡のうどん屋さんの中でも人気のお店です。
侍.うどん (6)

オープン7周年だということで、私が福岡から出た後で出来たお店です。

こちらは、博多うどんの柔らかなうどんではなく、また、コシはあるが讃岐とはまた違った感じのうどんを食べさせてくれるのです。

人気店ということでお昼のオープン時間にお店に到着し一番乗り。
侍.うどん (3)

だれもいなかったので、ご主人に了解を頂き、店内の写真を写させていただきました。
侍.うどん (4)

オーナーは、髪を束ねて頭の上でくくる昔の侍さんのようなちょんまげスタイル?

店名の「侍.うどん」はそこから来ているのでしょうか?
侍.うどん (5)

メニューはこんな感じです。

お店の名前を冠した「侍.うどん」というのが名物ですが、こちらはゴボ天と肉が入ってて、肉が苦手な私は食べられません。

他にも「宮本武蔵(750円)」なんてのもあったのですが、こちらも肉吸いうどんのようなつけ汁につけて食べるうどんでパス。こちらがそうです。
侍.うどん (11)

一緒に行った人が頼みましたが、彼曰く、豆腐も入っていたので、肉吸いよりすき焼きのような味だと言っていました。

で、私が頼んだのは、かけうどんの欄に書かれていた「平和台球場(750円)」という名のうどん。

「丸天」と注記がされていたので、「丸天うどん」のことだと思い、それを注文することにしました。
侍.うどん (8)

ただ「丸天」のみだと少し物足りないかな?とも思い、ゴボ天をトッピングで追加(200円)することにしました。

昔、西鉄ライオンズだったころに本拠地の球場だった平和台球場。

福岡城跡の近くにありましたが、私は当然行ったことがありません。しかし跡地には行きました。

行くと意外に狭い土地で、こんなところに球場があったとは聞かないとわからない、と思ったことを記憶しています。

その平和台球場に「ホームランうどん」といううどん屋さんがあったそうです?

そこで出される「丸天うどん」が美味しかったようで、その名残と言うことで「平和台球場」というネーミングにされたようですね。
侍.うどん (7)

この写真は、これも一緒に行った人が頼んだ「平和台球場」です。澄んだ出汁ですね。

まずは汁を一口。イリコと昆布がほんのり効いた上品な出汁で美味しかったです。無添加にこだわっているとのこと。
侍.うどん (10)

うどんは、コシも十分あって、かつ弾力と柔らかさが抱き合わせのような不思議なうどんでした。

博多と讃岐を足して2で割ったような感じ?小麦の風味も感じられる逸品なうどんでした。

ゴボ天は揚げ立てサクサクで、厚めに切られたごぼうも噛みごたえ十分。逆に丸天はふんわり柔らかい丸天で優しい味でした。

「ホームランうどん」の丸天うどんを食べたことがないので、似ているのかいないのかわかりませんが、美味しいうどんであったことは間違いないですね。ご馳走様でした。

侍.うどん
福岡県福岡市博多区博多駅前4-36-20
 内山ビル1F
TEL 092-483-6300
11:30~麺が無くなる迄
月曜日(祝日の場合火曜日にスライド)


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今回の沖縄・九州出張で福岡から小松に戻る最後に福岡空港でうどんを食べることにしました。

福岡といえば、博多ラーメンがまず思い浮かぶ人が多いと思いますが、うどんも美味しいことで有名です。

私のブログでも福岡のうどんについては何度も取り上げていますが、讃岐に代表されるコシが強くて、いわゆるエッヂがきいたうどんとは違って、コシの弱いうどんが特徴です。

のど越しで食べると言いますか、タモリさん曰く「コシなんていらない」「うどんは飲み物」ということなのです。

言ってみれば「ダシで食べるうどん」ということで、美味しいダシをうどん自体が吸って味が増す、と。大阪のうどんも同じような傾向がありますね。

私のブログで過去に西日本各地のうどんを比較した記事もこちらで書いています。興味がありましたらお読みください。

さて、そんな福岡のうどんですが、トッピングの中で特徴のある2種類のものがあります。

それは丸天とゴボ天です。丸天はその名の通り丸い形をしていて、魚のすり身を練って揚げたもの。ゴボ天はゴボウの天ぷらです。

今日紹介します「博多やりうどん別邸 空港店」で、この2種類のトッピングの両方が乗せられている「やりうどん」を食べたので紹介したいと思います。
やりうどん (12)

福岡空港は今、滑走路の増設に伴うターミナルビルのセットバック&リニューアル工事の真っ只中。その3階に新しくなったレストラン街に「博多やりうどん別邸 空港店」はあります。
やりうどん (11)

ここは元々は「はち屋空港店」として営業していたお店を、今回のリニューアルに伴い、リ・ブランディングしてオープンしたようです。
やりうどん (3)

新しいお店なので、中もきれいです。うどん店のような趣ではなくおしゃれな造り。女性の入りやすさも狙ったのでしょう?確かに私が行った時も夕方でしたが、女性の一人客やグループ客のほうが多かったです。
やりうどん (5)

メニューには博多うどん店でよく見られるようなメニューが並んでいました。

しかし、私は入る前から「やりうどん(800円)」を食べることは決めていたので、見るのもそこそこに「やりうどん」を頼みます。
やりうどん (6)

5分くらい待って出されたのがこちら。一目で超ロングなゴボ天に目が行きますね。

このゴボ天は、「黒田節」の母里友信の逸話の元となった、福島正則から拝領した天下三名槍の1つ「日本号」に例えているようで32cmの長さがあります。

左上にそば猪口のような器に入れられているのは刻みネギと細かな天かす。右上には柚子こしょうと一味も添えられていました。

まずは汁を一口飲みます。焼あごと煮干し、色々な削り節のきいた澄んだ雑味のないダシで上品で美味しいです。

ただ、この長いゴボ天があるおかげで、うどんが食べにくいので、まずはゴボ天を半分ぐらいの長さにするべくかじりつきます。

スジもなくサックリと歯切れのいいゴボ天で、揚げ立てでしょう?

反対に、うどんの上に乗せられている丸天は、ゴボ天と違って超柔らかい。中に刻まれて入れられているきくらげや人参の食感が感じられました。この丸天もダシがしみて美味しくなっていました。
やりうどん (8)

そして博多うどんの特徴を確認すべくうどんを食べます。ただ柔らかいだけではなくモチモチ感もあっていい感じでした。なかなか美味しいです。
やりうどん (9)

うどんを少し食べた後、天かすとネギ、そして柚子こしょうと一味を入れて完食です。

ボリューム的にはそれほどでもありませんが、家に帰って一杯やりたかったので、こちらではこの一杯でおしまい。ご馳走様でした。

博多やりうどん別邸 空港店
福岡県福岡市博多区大字上臼井767-1
 福岡空港国内線ターミナルビル 3F
TEL 092-623-8821
7:30~21:00(L.O)
無休


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福岡空港が、いま大きく変わろうとしています。
因幡うどん

滑走路をもう一本増設するにあたって、その前の誘導路の複線化工事が進んでいます。そのため、現在のターミナルビルを今の位置からセットバックして増築する大掛かりな工事が進行しています。
福岡 (2)

小松と福岡の路線の搭乗ターミナルがあった第一ターミナルビルも取り壊されるために解体工事中でした。
因幡うどん (2)

ご覧のように、天井にもビニールがかかっている状態で、至るところが工事中。仮設の状態のところも多く、地下鉄の駅から搭乗口までも距離が遠くなったりして、だいぶ混乱している状態でした。
因幡うどん (4)

そのリニューアルの一貫として、2017年1月に福岡空港内の2階に新しく完成したフードホール「the foodtimes」がオープンしました。
因幡うどん (5)

全350席を持つ大きなスペースに、ご覧の8つのお店が入っています。一般的なフードコートより、デザイン的にも凝っていて、落ち着いた空間です。

フードコートの性格上、ラーメンやカレー、ハンバーガー、カツ丼などファストフード系のお店が多いですね。

私が行った時点では、これらのうち、まだ工事している最中のところもありました。

私がその中から選んだのは、福岡うどんで人気店「因幡うどん」。
因幡うどん (6)

昭和26年創業という老舗の一軒で、私のブログでも本店や博多駅にあるお店について過去に紹介したことがあります。

「因幡うどん」は自家製麺。塩分が均一になるように一晩寝かせた塩水を混ぜ生地をこね、足で踏み、さらに一晩寝かせて麺を作ります。

いまでは、機械化も進んでいるようですが、足踏みは人の足でやらないとダメだとか、前に聞いたことがあります。

工場で、茹であがる少し前の状態して、各店に配送。お店では最後にひと茹でされ完成です。

さて、「因幡うどん」には今回、福岡から小松に帰る最終便に搭乗する前に、少し腹ごしらえをしに入りました。

家に帰ってからも飲み食いするので、うどん一杯だけを頼むつもりで入りました。
因幡うどん (7)

メニューはこんな感じです。

福岡空港店限定メニュー「博多鶏うどん」なんていううどんもありましたが、鶏チャーシューのようなお肉が乗せられていたので、涙ながらにパス。

そこで、前に因幡うどんで紹介したのは、何れも「丸天うどん」だったため、今回は「ごぼう天うどん(税込530円)」を頼むことにしました。

フードコートなので、セルフサービスです。
因幡うどん (10)

うどん自体はお店の方が作ってくれ、こんな感じで出来上がります。ごぼう天もその時点で乗せられて出されます。ただ、セルフサービスなので、代金を払い、ネギなどの薬味を乗せて席まで持っていき食べるころには、ごぼう天は汁を含んでベチャとしてしまいます。
因幡うどん (12)

できれば、ごぼう天は別皿に乗せて出してくれたらうれしいと思いました。

あと、他のお店では、ごぼう天は一つ一つのごぼうに衣を付けて揚げていたり、それをまとめた形のが多いですが、こちらのは丸い、いわゆる立ち食い店でよく見られる形状で、衣の量の方が多くごぼうの量が少なかったです。

また、工場で衣の部分は機械で作られますが、ごぼうをのせるのは手作業で行われています。

このあたり、いい悪いではなく、昔からの因幡うどんの流儀のようです。
因幡うどん (14)

しかし、さすが博多うどん。逆にお汁を吸わせた方が美味しいです(笑い)。

柔らかくて、澄んで雑味の少ないダシとの相性、抜群です。

ダシは昆布とカツオ節にイリコやサバを加えて取っています。因幡うどんの汁は私の好きな味です。

出張や旅行のときに、少し小腹が空いたとき、時間がなくてもサッと食べることが出来るので重宝しそうです。ご馳走様でした。
福岡 (7)

そうそう!福岡からの帰りの飛行機、きれいな夕陽を見ながらのフライトでしたよ。

因幡うどん 福岡空港店
福岡県福岡市博多区大字下臼井767-1
 福岡空港国内線ターミナル 2F
TEL 092-611-1011
8:00~21:30(L.O.21:00)

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