南京のAppleストアがあるist(中国語名「艾尚広場」)の4階に新しくオープンした「漁(いさり)寿司」に行ってきました。
ひと昔前までは中国では、日本人の経営の和食のお店以外は、和食と言っても?マークがつくような料理を食べさせてくれるところが多かったようです。
ところが最近はそうでもないようです。
日本人の経営するところは味は安心なのですが、値段的には日本で食べているのとそれほど変わらないところも多く、それなりにお金がかかってしまいます。
現地の方が経営しているお店は、やはりコスパ的には優れています。味がもう少しよくなって来れば、そちらのお店の方に行きたい日本人も多くなると思います。
今日紹介する「漁(いさり)寿司」も、そのようなお店の一つ(らしい)。ターゲットは中国人らしく日本語は通じませんでした。^^;
ランチョンマットやメニューには日本語表記がありました。特にメニューの日本語表記はうれしいです。それに、日本語が併記されているオーダー表にチェックを入れて店員さんに渡すシステムなので日本語が通じなくても大丈夫です。
内装は和食のお店らしくはありません。
まずは生ビールです。スーパードライです。日本でいえば大ジョッキの大きさのが12元!ということは、何と日本円で210円ほどです。^^; 安いです。
アサヒビールは中国の青島(チンタオ)ビールと深せんで合弁会社を設立していて、そちらの方で生産しています。
飲んでみると、やはり日本で飲むスーパードライとは少し味が違いました。
お刺身は日本の居酒屋で頼んで出されるレベルと遜色ない感じがしました。いやな臭みもまったくなかったので新鮮な魚介を仕入れられるのでしょう?しょう油も日本の物で、想像していてレベルを超えていました。
中サイズで3人前のようです。これで128元ということは日本円で2,200円ほど。これが一番高く支払総額の四分の一ほど占めています。
こちらのお店はアナゴの天ぷらが人気のようです。
サラダはアボガド海鮮サラダ(28元)。
サヨリの一夜干し(18元)もあります。
ししゃも(18元)は日本で食べるのとそれほど変わりません。
途中から焼酎の水割りを頼みましたが、水割りという飲み方をあまり現地ではしないようで、一緒に行ったそこそこ中国語を理解している日本人でも、説明に苦労した結果、紹興酒を温める陶器製の容器に氷水を入れて持ってきました。^^;
ところで、神の河を日本の居酒屋でボトルを頼むといくらぐらいなのでしょう?こちらのお店では3,460円ほどでした。日本の居酒屋でも同じくらいかな?
あと日本酒の種類も色々ありました。
こちらは珍味3種盛り。たこわさ、たこの珍味、サザエの味噌漬けの3種でした。
お店の名前に「寿司」の文字が書かれていることで、締めにはやはり寿司です。
炙りの握り7貫(53元)の盛り合わせを頼んだら、こちらが出されました。
マヨネーズ系のドレッシングがたっぷりかけれれていました。^^; これはイマイチでした。まぁ、これで920円ほどですからね。
どうも、中国ではまだまだ日本のような寿司文化が根付いていないようです。
最後の握りは少しご愛嬌でしたが、3人で500元強の値段は日本円で9千円ほど。つまり一人3千円ほどで済んだ計算です。
新しいお店なのできれいなのと、何よりコスパがいいのが最高です。日本語が通じないのがたまにキズですが、ご馳走様でした。
漁(いさり)寿司
南京市玄武区中山路100号